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オンライン旅行代理店「ly.com」経由でJAL航空券を購入したら、当日フライト搭乗拒否されかけた

これまでに私は旅行費節約のため、ly.comをはじめとする海外旅行代理店経由で度々航空券を購入してきました。これらのサービスは、航空券をお得に手に入れる手段として重宝しており、大きなトラブルに見舞われたことは一度もなく、その便利さゆえにより多くの方々へ紹介しようと、過去には記事を書いたこともある程でした。

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ところが、今回初めて日本航空JAL)の国内線で思わぬトラブルに遭遇しました。この体験を共有し、皆さんが同じような状況に陥らないよう注意喚起したいと思います。

※本記事は、決してly.comのシステムを非難することを目的としたものではありません。海外代理店を利用して格安航空券予約を行う以上、今回のケースのようなトラブルが発生することはある意味致し方ありません。ly.comに限らず、海外オンライン格安旅行代理店経由での航空券手配を考えている方々に、事前に知っておくべき情報として私自身の体験を共有したいと考え、本記事を執筆させていただいていること、ご了承ください。

ly.comと格安旅行代理店について

前回記事の中で詳しく触れましたが、ly.comは、中国を拠点とするオンライン旅行代理店で、航空券、ホテル、旅行パッケージなどを提供しています。日本国内でも多くの旅行者に利用されており、その魅力はなんといっても価格の安さです。航空券が正規料金よりも大幅に安く提供されることが多く、特に短期の国内旅行やアジア圏への旅行で人気を集めています。

ly.comに限らず格安旅行代理店は、独自の入手経路によって低価格の航空券を提供しており、このため、利用者は格安で航空券を手に入れることができますが、その一方で、予約や搭乗の際に特有の問題が発生することがあると言われています。今回私が経験したトラブルも、まさにその一例でした。

トラブルの経緯

今回のトラブルは、日本航空JAL)の国内線で起こりました。私は搭乗の1週間以上前にly.com経由で航空券を購入しました。正規料金より1万円も安く購入できたため、非常に満足していました。ところが、搭乗当日に思わぬ事態が発生しました。

搭乗当日、私は発券手続きを進めようと、ly.comから送られてきた6桁の予約番号を片手に空港のキヨスクへと向かいました。しかし、JALのチェックインシステムが求めるのは13桁のチェックイン番号であり、形式が異なるため入力ができませんでした。

仕方なく、空港のJALカウンターへ向かい、スタッフに6桁の予約番号を見せました。すると、スタッフは「この6桁の番号とは別に、13桁の番号が送られてきているはずです。通常チェックインはその番号を使って行います」と言われました。しかし、私が持っているのは何度確認しても6桁の予約番号だけでした。

ly.comから送られてきた旅程には、13桁のチェックイン番号の記載は無し。

スタッフは「13桁のチェックイン番号がない場合は追加で本人確認が必要ですので、本人確認書類を見せてください」と言いました。私は免許証を提示し、手続きを進めました。すると、スタッフが急に「今回キャセイパシフィック航空マイレージ特典航空券で発券されましたか?」と頓珍漢な質問を投げかけてきました。

驚きの事実

様子がどうもおかしい、と感じながらも私は「そんなはずはない、代理店経由で購入したのだけど」と答えると、スタッフは怪訝な顔を見せました。そして今度は「旅行者情報として、海外の電話番号が登録されているのですが、これはあなたのですか?」と質問をされました。まさか、と思いながらも登録されている番号の下4桁を照会したところ、私の番号ではない電話番号が登録されているとのことでした。

ここでいよいよ驚きの事実が判明しました。なんとこのままでは、私は飛行機に乗る資格がない、というのです。スタッフから「このままでは、航空券の発券を進めることはできません。JALのポリシーでは、13桁のチェックイン番号を持っていない場合は、予約番号、氏名、そして電話番号もしくは年齢の3段階で本人確認をする必要があります。これを完了しない限り、セキュリティ上飛行機に乗せることができません」と言われたのです。

トラブルの原因

ly.comで航空券を購入した際、私は確かに自分自身の日本の電話番号を入力したはずです。しかし、今回は正規システムを使用した航空券予約ではなく、ly.comを介した代理店予約。おそらくly.comが航空券の代理手配をした際に、ly.comの所有する電話番号で手続きを進めたのだと気づきました。

そんなやりとりを進めているうちに搭乗時間がギリギリに迫り、私は非常に焦りました。しかし、幸運なことに、私と同姓同名の予約者が同じ便に一人もいなかったため、「全員の搭乗が完了してから一番最後に機内に乗り込むこと」を条件に特別許可をもらえました。この時のJALの柔軟な対応に心から感謝するとともに、もし偶然私と同姓同名の乗客がいた場合、私はこの飛行機に乗れなかったのだろう、と考え肝を冷やしました。

教訓

今回のトラブルを経て、重要な学びを得ることができました。

「ly.com経由で航空券を予約すると正規料金よりも格安で購入できる」というシステムは、彼らが航空券をお得にまとめ買いすることで成り立っているものだとばかり考えていましたが、中には他航空会社のマイレージを使用した特典航空券形式での発券など、特殊な方法で航空券を手配しているケースもあるということが分かりました。事実、今回私が購入した座席は、キャセイパシフィック航空マイレージ特典航空券として発券がされていたそうです(もっとも、航空券の手配方法については規約記載がなかったので、想定外の方法でチケットが発券されていたとしても、非難することはできません)。

さらに、JALなどが採用している「三段階本人認証」方式では、ly.comを通じて航空券を購入すると、登録情報の不一致により搭乗拒否されるリスクが非常に大きいことも分かりました。LCCなど、予約番号とフルネームのみの2段階本人確認制度を採用している航空会社の便ではly.com経由での予約でも問題ないかもしれませんが、これは代理店購入ならではの思わぬ落とし穴と言えます。

まとめ

今回の経験を通じて、私はly.comなどの旅行代理店を利用する際には、事前に予約番号やその他の必要な情報が確実に正確であることを確認することの重要性を痛感しました。特にJALのような厳格な本人確認を行う航空会社を利用する場合、代理店経由の予約には注意が必要です。旅行の計画を立てる際には、多少の費用がかかっても、安心して利用できる正規ルートでの航空券購入を検討することをお勧めします。

同じようなトラブルに遭遇する可能性のある旅行者の皆さんに、私の経験が少しでも役立つことを願っています。

↓格安航空券予約前に必ずお読みください!

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追記(2024年7月7日):実は事前に国際線扱いでチェックインしていたらトラブルを未然に防げたかもしれない

その後、親切な読者様にコメントを頂いたのですが、ly.com経由で購入したJAL国内線航空券についても、事前に「国際線」扱いで予約照会をすれば、問題なくオンラインチェックインや登録情報変更が行える可能性が高いです。ly.comを使用すると、日本国内の移動にも関わらず、国際線扱いで発券されるケースが多いようですが、そういった場合には従来方式で空港カウンターでのチェックインが行えず、どうやら国際線方式でオンラインチェックインを行う必要があるみたいですね(その場合、6桁の予約番号のみで問題なくチェックインができるようです)。

ly.comからもう少し丁寧な案内があっても良いのではないか、なぜJALカウンタースタッフさんは国際線扱いになっているを見抜けなかったのか、など色々と思うところはありますが、後になって振り返ると、今回の敗因は「事前にオンラインで予約照会をしなかった」事に尽きるかなと思います。搭乗当日に空港でチケットを発券する、という方式は、格安代理店航空を使用する場合は避けた方が良さそうです。以上、失敗談からお送りする格安航空券利用レポートでした!