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【三宅支庁~阿古編】「三宅島自転車一周の旅」は意外と簡単!離島サイクリングで夏の思い出作りに挑戦しよう!④

前回の記事では、大路池から神着までのルートを紹介しました。今回は、島の半周地点から残りのルートについて体験レポートをお届けします。三宅島の美しい自然とともに、自転車で巡る冒険を再開しましょう。

地図上の番号順に、立ち寄りポイントの説明をしていきます

三宅支庁

三宅支庁に到着!

神着地区の正大ストアから進むこと数十分、ついに自転車の旅の「起点」である三宅支庁に到着しました。支庁所在地だからといって特段栄えているわけではなく、三宅島内には明確な中心地というものがありません。各地区に機能が分散されているため、どこも静かで落ち着いた雰囲気です。

「起点」の標識も置いてあります

三宅支庁は、島の行政機関が集まる場所であり、島民の生活に欠かせない重要な拠点です。しかし、その一方で観光スポットとしての華やかさはありません。その静けさこそが、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの場所となっています。周囲には緑豊かな自然が広がり、鳥のさえずりが聞こえる中でのんびりとした時間を過ごすことができます。

ここで少し休憩を取り、再び旅を続けます。三宅支庁の近くには、地元の人々が集う小さな飲食店や商店も点在しており、地元の雰囲気を感じながらのんびりとした時間を過ごすのも一興です。

⑬ 友地橋

絶景ポイントである友地橋

少しずつ日が傾き、夕暮れに近づきつつある頃、目の前に立派な青い橋が現れました。友地橋です。決して有名な観光名所ではありませんが、その存在感はひときわ輝いています。

友地橋は、島の自然景観を楽しむための絶好のスポットです。橋の上から眺める海は絶景で、心が洗われるような気持ちになります。夕日が海面に反射し、オレンジ色の光が水面を染め上げる光景は、まるで絵画のようです。橋の両側には、茂みや岩場が広がっており、その自然の力強さを感じることができます。海風が心地よく吹き抜ける中、しばし橋の上で立ち止まり、眼前に広がる壮大な景色に見とれるひととき。自然と一体となったような感覚が味わえます。

⑭ 大久保浜

夕焼けの映える大久保浜

続いて訪れたのは、大久保浜。シュノーケリングやダイビングスポットとしても人気の、綺麗な海が特徴のビーチです。実はこの日午前中にも車で訪れ、ウミガメと一緒にダイビングを楽しんでいました。

午前中は大久保浜でカメとふれあっていました

大久保浜のビーチは、その透明度の高い水質と美しい砂浜で知られています。海岸に近づくと、クリスタルブルーの海が広がり、その美しさに息をのむことでしょう。浅瀬には色とりどりの魚たちが泳ぎ、シュノーケリングを楽しむには最適な場所です。特にウミガメとの遭遇は、このビーチならではの貴重な体験です。

デッキ状になっている場所がセルフィースポットとして便利

そんな大久保浜を上から眺めると、夕暮れ時の空の色も相まってエモーショナルな雰囲気に包まれます。夕焼けが海面に映り込み、幻想的な景色が広がります。もう少し早い時間に訪れていたら、磯遊びを楽しむこともできたでしょう。次回はぜひ、早い時間に訪れて、海の美しさを存分に楽しみたいと思います。

⑮ 伊豆岬灯台

沈んでいく夕日。夕暮れの空も綺麗なのが三宅島クオリティ。

どんどん暮れていく夕日を横目に、西へと歩みを進めていきます。3kmほど進んだあたりで、三宅一周道路から脇道にそれ、海沿いの道を進んでいくと、日が完全に沈む前に伊豆岬灯台に到達しました。ここは三宅島の中でも特に街灯が少ないエリアで、星空観測ポイントとしても人気の場所です。

伊豆岬に到着。ここは夜に来てもロマンティック!

伊豆岬灯台は、白亜の塔がシンボリックに立つ、美しい灯台です。灯台からは太平洋を一望でき、特に夕暮れ時にはロマンチックな雰囲気が漂います。灯台の周囲には風に揺れる草原が広がり、その中を歩いていると、まるで時間が止まったかのような感覚に包まれます。

灯台から眺める夕日は非常に美しく、赤く染まる空と海のコントラストが絶妙です。夕日が沈むにつれて、空は紫やピンクに染まり、日没の瞬間には一日の終わりを感じさせる静かな感動が広がります。しかし、街灯がない分、日が沈むと真っ暗になります。危険を避けるため、暗くなりきる前に再び三宅一周道路に戻ることにしました。

⑯ 火山体験遊歩道

その後の道はしばらく山道が続き、すっかり暗くなってしまったことも相まってスリル満点です。安全第一で慎重に進みます。伊ケ谷地区を抜けたあたりで、観光名所である火山体験遊歩道に到達しましたが、真っ暗で何も見えませんでしたので、降車せずにスルーしました。次回はぜひ明るい時間帯に訪れて、火山の迫力を体験したいと思います。

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山道はアップダウンが激しく、時折聞こえる動物の鳴き声や風の音が、緊張感を高めます。暗闇の中でのサイクリングは、視界が限られるため一層慎重になりますが、その分達成感も大きいです。伊ケ谷の山道を抜けると、また一段と景色が広がり、三宅島の多様な自然を感じることができます。

⑰ ふるさとの湯

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そして合計6時間(寄り道含む)の旅路を経て、出発地点の阿古地区へ戻ってきました。本サイクリング旅の最終目的地は、「ふるさとの湯」です。ここには温泉と共に、島内に数少ない食事処があります。

三宅島のミネラルたっぷりの温泉で汗を流し、そのあとは食事処で島の幸と共にビールをグビッ!といきたいところでしたが、この後もロッジまで自転車を漕がなければならないので、グッとこらえました。健康的に、お茶でカンパイをして、30kmの長旅のゴールを祝いました。

ビールの代わりにお茶で乾杯!

ふるさとの湯は、地元の人々や観光客に愛される温泉施設です。温泉は疲れた体を癒し、リラックス効果抜群。湯船に浸かりながら一日の疲れを癒し、心も体もリフレッシュすることができます。施設内には地元の特産品を使った食事が楽しめるレストランもあるので、旅の締めくくりに是非利用してみてください。

島ならではのメニューが沢山で、料理もおいしかったです!

いかがでしたでしょうか?

全4回にわたって紹介をしてきましたが、三宅島一周のサイクリング旅は、自然の美しさと出会いの連続でした。島一周・30kmと聞くと身構えてしまうかもしれませんが、後で思い返せばとても充実した旅でした。各目的地で感じたこと、見たことが、旅の思い出を一層豊かにしてくれたと感じます。

 

次回も、三宅島の新たな魅力を発見する旅をお楽しみに。