上海浦東国際空港を経由するフライトで、長時間の乗り継ぎがあるとき、どこで休もうか悩んだことはありませんか?トランジット旅行を楽しむのもまた一興ですが、体力的に不安だったり、到着時間的に睡眠を取りたかったりすると、まずは一旦ホテルでゆっくりしたいですよね。そんな時に最適なのが、空港直結の「上海大众空港宾馆(Shanghai Dazhong Airport Hotel)」です。筆者はこのホテルを異なるシチュエーションで2回利用してみましたが、その便利さと快適さに大満足!今回はその実体験をレポートします。
ホテルの一番の魅力は「空港直結」
このホテル、なんと浦東国際空港のT1とT2ターミナルのちょうど中間に位置しており、空港から歩いてアクセスできるんです。両ターミナルを結ぶ連絡通路に対してエレベーターで直結していて、タクシーやシャトルバスを使う必要は一切ナシ。移動時間も各ターミナルから5〜10分程度なので、トランジット中でも余裕を持って滞在できます。
筆者の利用体験:一泊利用&短時間利用
筆者はこの度2回上海に入域するチャンスがあったので、通常の一泊と、時間貸し制の短時間滞在(デイユース)の両方のパターンでを利用してみました。深夜便などで上海に到着する場合は通常のホテルと同様に一泊するのがオススメですが、一方で短時間利用の「Hourly Lounge」という利用形式は、早朝に到着して次の便まで時間を持て余す時にピッタリ。時間が固定で6時間となっているものの、ひと眠りするにはちょうど良い長さです。短時間滞在でも、しっかりとリフレッシュできるのが嬉しいポイントですよね。
ネットで見た酷評に不安だったが、実際は…
実は、最初に利用する前に、レビューサイトで「環境が悪い」「場所がわかりにくい」「プライバシーがない」などの酷評を目にしていて、かなり不安を感じていました。でも、実際に泊まってみるとその心配は一切無用でした!部屋は清潔感があり、アメニティも充実。しかも、窓からは空港ビルを一望でき、特に夜景は絶景でした。1泊1万円程度(短時間利用で約7000円)でこのクオリティなら文句なしです。場所は確かに慣れるまでは分かりにくいかもしれませんが、空港内の案内に従えば迷うことなくたどり着くことができます。ホテルの場所が悪いというよりは、空港内そのものの地理感を初見では掴みづらい、というのが原因のような気がします。
強いて一つだけ気になる点を挙げるなら、最初に泊まった部屋でなぜかスコッチウイスキーの香りがほんのり漂っていたことです。気になる人は気になるかも?といった程度ですが、ちょっとした謎体験でした。
荷物預かりサービスが超便利
さらに、チェックアウト後も無料で荷物を預けられるサービスがとても便利でした。上海で数時間観光を楽しみたい場合、空港の荷物預かり所を利用せず、このホテルに大きな荷物を預けて身軽に動けるのは大きなメリットです。トランジット中に少しでも観光したい方にはかなり嬉しいサービスですね。
まとめ:トランジットの休息に最高の選択肢
「上海大众空港宾馆」は、トランジットでの宿泊に最適なエアポートホテルです。空港直結という抜群の立地と、想像以上に快適な客室で、疲れた体をしっかりと癒せます。特に、短時間利用でも質の高い休息が取れるので、上海経由のフライトで長時間の乗り継ぎがある方にはぜひおすすめしたいです。なお、事前予約は必須ではありませんが、チェックインをスムーズにするために、可能ならば前もってブッキングサイトで予約を行っておくのがベターかも?今後上海でトランジット予定がある方は、ぜひこのホテルを利用してみてください!
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