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【中東の隠れたドローン天国】パキスタンへドローンを持ち込み・飛行するための手続き&ルール徹底解説

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中東諸国でのドローン飛行というと、多くの方が厳しい規制や複雑な手続きを想像されることでしょう。しかし、パキスタンは意外にもドローン規制が比較的緩やかな国として知られています。2024年6月の新規制導入により、手続きが明確化され、観光客も正式にドローン飛行が可能となりました。本記事では、パキスタンでのドローン飛行の実態について、詳しく解説していきます。

パキスタンの新ドローン規制(2024年6月施行)

2024年6月、パキスタンで重量100kgまでのドローンに関する包括的な規制が施行されました。この新規制により、重量に関係なくすべてのドローンが登録制となりましたが、同時に外国人観光客も正式にドローン飛行が可能となりました。

新規制の最大の特徴は、ドローンを4つのカテゴリーに分類し、それぞれに異なる要件を設定している点です。特に注目すべきは、カテゴリーI(250g以下)とカテゴリーII(250g超10kg以下)のドローンについては、標準的な運用条件下であれば追加の許可が不要という点です。これは他の中東諸国と比較すると、画期的な規制緩和といえます。

登録手続きの流れとポイント

観光客としてパキスタンでドローンを飛ばすには、パキスタン民間航空局(PCAA)への事前登録が必須です。処理時間を考慮し、入国予定の2ヶ月前に登録を開始することが推奨されています。

登録の際には、ドローンの使用目的、メーカー、型番、カテゴリー(重量階級)を申請書に記載する必要があります。書類審査には最大30日かかる可能性があり、書類が完備していれば60日以内に登録が完了します。

オマーンのような他の中東諸国と比較すると、パキスタンの手続きは驚くほどシンプルです。商用目的のみ許可というような制限もなく、観光客でも正式な手続きを踏めばドローン飛行が可能という点は大きな魅力です。

飛行ルールと現地での運用

パキスタンでのドローン飛行には、いくつかの基本的なルールが設けられています。標準的な運用条件として、以下の項目を守る必要があります:

  • パイロットは18歳以上であること
  • 認可された空域内での飛行
  • 霧や煙のない日中のみの飛行
  • 目視範囲内での操縦
  • 地上から200フィート(約60m)以下での飛行

また、以下の距離を保つ必要があります:

  • 空港から6km以上
  • 国境から6km以上
  • 港から5km以上
  • 海上の軍事船舶から2km以上
  • 人から水平30m、垂直9m以上

これらの制限は一見厳格に見えますが、観光地での一般的な撮影には十分対応可能な範囲です。フンザ渓谷、ラホールの歴史的建造物、モエンジョダロ遺跡など、パキスタンの主要な観光地では、これらのルールを守りながら素晴らしい空撮が可能です。

250g以下のドローンが推奨

カテゴリーII以上のドローン(250g超)を飛行させるには、リモートパイロットライセンスが必要です。そのため、なるべく手続きを簡略化しながらドローン飛行を楽しみたい方は、DJI Mini 4 Proなどのカテゴリーlのドローンを選択することをお勧めします。

※DJI mini 4 proを購入する際は、予備バッテリーや重電ハブが付属したこちらのセットがお得です。

250g以下のドローンの利点は、単にライセンスが不要というだけではありません。250gを超えるドローンには、トラッキングシステムの搭載が義務付けられており、これは追加のコストと手間を意味します。もっとも、で国で取得したリモートパイロットライセンスについても場合によって使用OKとみなされる可能性についても示唆されています。ただし、具体的にどの国のライセンスが認められるかは明確ではありません。

緊急時の対応とリスク管理

ドローン飛行において常に意識しなければならないのがリスク管理です。パキスタンでは、ドローンによる事故は24時間以内に航空当局に報告する義務があります。ドローン事故は、飛行時には目をつぶることができないリスクなので、ドローンパイロットはリスク管理のフローをしっかり理解しておく必要があります。

ただし、オマーンのようにドローンに対する警戒心が強い国とは対照的に、パキスタンでは適切な手続きと安全運用を前提に、比較的柔軟な対応が期待できます。

登録の有効期限と更新

なお、ドローンの登録は3年間有効で、期限切れ前に更新申請を行う必要があります。更新時には多少の手数料が発生しますが、新規登録ほどの手間はかかりません。

また、ドローンを売却または譲渡する場合は、所有権の変更をPCAAに書面で通知する必要があります。

まとめ:パキスタンの寛容なドローン政策

パキスタンは中東地域において例外的にドローンフレンドリーな国だといえます。規制は明確かつ合理的で、手続きも効率的。特に250g以下のドローンであれば、登録さえ済ませれば観光目的での飛行が可能という点は、他の中東諸国では考えられないような寛容さです。

ただし、この規制の緩やかさに甘えることなく、現地の文化や慣習を尊重することが何より重要です。軍事施設上空での飛行禁止など、当然守るべきルールはしっかりと遵守し、責任ある飛行を心がける必要があります。

オマーンアラブ首長国連邦などの厳格な規制を持つ国々と比較すると、パキスタンの開放的な姿勢は注目に値します。中東でドローン撮影を考えている方には、まずパキスタンを検討することをお勧めします。適切な準備と理解があれば、忘れられない空撮体験を得られることでしょう。

【おまけ】申請が面倒な時の代替案:Insta360 Xシリーズ

ドローンのような撮影が可能に

ここまでドローン規制やルールについて見てきましたが、「申請が複雑すぎて面倒」「手続きが煩雑で時間がない」と感じる方も多いのではないでしょうか。また、せっかく準備しても現地で規制に引っかかったり、天候や飛行禁止エリアの影響で思うように撮影できない場面もあります。

そんな時の強力な代替手段として、私が強くおすすめしたいのがInsta360のXシリーズと3mの自撮り棒の組み合わせです。

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360度カメラと長い自撮り棒を使えば、ドローンで空撮したかのような迫力ある写真や動画を撮影できます。特に注目すべきは「見えない自撮り棒」機能で、編集時に自撮り棒が自動で消去されるため、まさに空中から撮影したような仕上がりになります。

ドローンと比べて以下のようなメリットがあります:

  • コストが圧倒的に安い(ドローンの半額以下で購入可能)
  • 事前申請や複雑な手続きが一切不要
  • 飛行禁止エリアを気にする必要がない
  • 天候に左右されにくい
  • 防水対応で水中撮影も可能(海やプールでも安心)
  • 人が多い観光地でも安全に使用可能
  • 荷物も軽く、持ち運びが簡単
  • バッテリー切れの心配が少ない
  • 万が一の人身事故を気にする必要がない

耐性水にも優れたInsta360ならば、水中から3m自撮り棒を伸ばして撮影することも可能。

海外旅行での絶景撮影を確実に楽しみたい方、ドローンの申請が面倒に感じる方、できるだけ費用を抑えたい方には、非常におすすめの組み合わせです。

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