先月、「Stay22使用レポート - Booking.com問題の救世主になるか?」という記事を投稿したところ、多くの読者から「実際のところどうなの?」「本当に稼げるの?」といった質問をいただきました。
正直、私も半信半疑でした。「簡単にリンクを貼るだけで収益化」なんて、うまい話すぎるのでは?と。でも4週間経った今、実際の数字を見て率直に思うのは「これは予想以上に良い」ということです。
今回は、Stay22を導入してから4週間の実際の収益データと使用感について、包み隠さずレポートします。同じような状況で悩んでいる旅ブロガーの方の参考になれば幸いです。
まず結論:4週間で336ドル、これって上出来では?
いきなり結論から言いますが、4週間で336.14ドル(約5万円)の収益が見込まれています。ただし、これは現時点での見込み額であり、将来的にキャンセルが発生したり、予約ステータスが変わることで最終的な金額は変動する可能性があります。現在46件の予約で、平均コミッション額は7.31ドルとなっています。
この期間の私のブログアクセス数は、日本語版と英語版を合わせて約8万PVでした。つまり、8万PVで336ドルということになります。
これ、めちゃくちゃ良くないですか?月間8万PVのブログで月5万円の見込み収益って、RPM(1000PVあたりの収益)で計算すると約625円。通常のディスプレイ広告だけではなかなか到達できない数字です。もちろん、最終的な確定収益はキャンセル等により変動しますが、それでもこの数字は非常に魅力的です。
もちろん、旅行ブログという特性上、読者の購買意欲が高いという要因もありますが、それでもこの収益性には正直驚いています。
具体的な数字を公開:どんな予約が入ったのか
Stay22のダッシュボードを見ると、46件の予約の内訳が詳しくわかります。興味深いのは、私のブログで紹介したホテルや近しいホテルの予約が多く入っていることです。これは実際にブログを読んで、私の推薦を参考に予約してくれた方が多いことを示しており、とても嬉しく思います。
地域別で見ると、ヨーロッパやアジアなど、私がブログで頻繁に取り上げている地域からの予約が中心となっています。これまでの記事作成が確実に読者の旅行決定に影響を与えていることが数字で実感できて、ブロガー冥利に尽きます。
コミッション額は0.37ドルから35.57ドルまで幅広く、長期滞在や高級宿泊施設からは比較的高額なコミッションが発生しています。ただし、これらの金額はすべて現時点での見込み額であり、キャンセルや予約変更により変動する可能性があることは理解しておく必要があります。
デバイス別では、圧倒的にモバイル(phone)からの予約が多く、これは現代の旅行予約トレンドとも一致しています。また、ほとんどの予約がCPAタイプ(成果報酬型)で、しっかりと成約ベースで収益が発生しています。
予想外だった点:航空券予約も入ってる
予想外だった点は、宿泊だけでなく航空券予約も複数件発生していることです。各フライト予約で0.6〜0.73ドルのコミッションが発生しており、これも現時点での見込み額です。
Stay22のスクリプトは宿泊施設のリンクだけでなく、航空券関連のリンクも自動変換してくれているようです。これは導入前には想定していなかった収益源で、嬉しい誤算でした。
支払いの仕組み:現実的な話
気になる支払いについてですが、現在引き出し可能な金額は5.06ドルとなっています。「え、336ドル稼いだのに5ドルしか引き出せないの?」と思われるかもしれませんが、これには理由があります。まず、336ドルは現時点での見込み収益であり、最終的な確定額ではありません。
Stay22の支払いタイミングは「宿泊のチェックアウト日から7日後」となっており、多くの予約がまだ将来の宿泊予定のため保留中ステータスになっています。実際にチェックアウトが完了した予約のみが引き出し可能になります。
最低引き出し額はPayPalの場合100ドル、Wireの場合500ドルと設定されています。
技術面:LMAスクリプトは本当に「自動」だった
技術的な観点から言うと、LMAスクリプトは期待以上に優秀です。全46件の予約で「LMA Script」と表示されており、手動でリンクを更新することなく、既存のリンクが自動的にStay22経由に変換されています。
私は導入時にヘッダーにコードを貼り付けただけで、その後は一切何もしていません。それでも問題なくトラッキングができているのは、正直言って感動的です。
ダッシュボードも使いやすく、Bookings、Analytics、Page Analytics、Paymentsなど、必要な情報に簡単にアクセスできます。データの透明性も高く、どの記事のどのリンクから予約が発生したかまで追跡できます。
ちょっと気になる点も正直に
もちろん、すべてが完璧というわけではありません。4週間使って気になった点もいくつかあります。
また、一部の予約でキャンセルが発生していることです。実際に23.52ドルのコミッションがキャンセルされたケースもありました。これは旅行業界では一般的ですが、見込み収益が必ずしも確定収益にならないことを示す重要な例です。このような変動要因として理解しておく必要があります。
また、航空券予約では宿泊施設名が表示されないため、どのサプライヤーからの予約なのかが分かりにくい場合があります。より詳細な情報があると分析しやすいのですが、これは贅沢な悩みかもしれません。
Booking.com直接契約との比較
元々のBooking.com直接パートナーシップと比較すると、Stay22の方が収益源が多様化されている点で優れています。Booking.com一社依存のリスクが軽減され、複数のOTAから自動的に最適な予約サイトに誘導してくれます。
コミッション率の直接比較は難しいですが、総合的な収益性は維持、もしくは向上していると感じます。ただし、これらは現時点での見込み収益に基づく評価であり、最終的な確定収益で改めて評価する必要があります。何より、リンク更新の手間がゼロというのは圧倒的なメリットです。
これからStay22を検討している方へ
正直に言って、4週間の経験を踏まえ、Stay22は強くお勧めできます。特にBooking.comの移行問題で悩んでいる旅ブロガーには、ほぼ確実に良い結果をもたらすと思います。
ただし、いくつか理解しておくべき点があります。収益の確定にはチェックアウト完了が必要で、さらにキャンセルや予約変更により見込み収益が変動する可能性があります。つまり、即座に現金化はできません。また、最低引き出し額が100ドルなので、小規模ブロガーの場合は初回支払いまでに時間がかかる可能性があります。
それでも、月6万PVで月5万円という見込み収益性を考えれば、導入しない理由はないでしょう。もちろん、最終的な確定収益はキャンセル等により変動しますが、それでも十分に魅力的な数字です。興味のある方はこちらのリンクから登録してみてください。
まとめ:予想以上の結果に満足
Stay22を導入して4週間、予想を上回る結果に正直驚いています。8万PVで336ドルという見込み収益性、既存リンクをそのまま活用できる手軽さ、複数OTAによるリスク分散など、メリットは想像以上でした。ただし、これらの収益はあくまで現時点での見込み額であり、キャンセルや予約変更により変動することは改めて強調しておきます。
来月には初回の支払いを受ける予定なので、実際の支払いプロセスについてもレポートする予定です。また、3ヶ月、6ヶ月といった長期的なパフォーマンスも追跡していくつもりです。
Booking.comからの強制移行通知で始まった一連の騒動でしたが、結果的にはより良いソリューションに出会えたと思っています。同じ状況で悩んでいる旅ブロガーの皆さん、一緒にこの変化を乗り越えていきましょう!
※このレポートは私の4週間の実体験に基づいています。収益は個々のサイトや読者層により異なる可能性があります。