定番ツアーはもう飽きた?ローカル旅行情報発信サイト「コスパトラベル」

パッケージツアーやガイドブックに頼った旅行に飽きた大の旅行好きの方々向けに、ローカル&コスパの良い旅行情報を集めたポータルサイト

【チュニジア自動車運転②】ジェルバ島でレンタカーを借りてみた!貸出手続きの流れと当日の様子について徹底解説

記事内にはスポンサーリンクが含まれる場合があります。

前回の記事では、チュニジアでレンタカーを運転する際に事前に知っておくべき道路事情や注意点について詳しく解説しました。夜間運転の危険性、砂漠地帯での特殊な環境、野良ガソリンスタンドの問題など、日本とは大きく異なる交通事情があることをお伝えしました。

www.kosupatravel.com

今回は、実際にチュニジア南部のジェルバ・ザルジス空港でレンタカーを借りた際の体験をもとに、貸出手続きの具体的な流れや当日の様子について詳しくレポートします。事前予約の重要性から、カウンターでの手続き、車両の受け取りまで、これからチュニジアでレンタカーを利用される方の参考になる実体験をシェアしていきます。

信頼性を重視してAvisを選定

以前のエジプト車旅でもお世話になったAVIS

今回利用したのはAvisです。チュニジアには国内のレンタカー事業者も多数存在しており、料金面では魅力的な選択肢もあります。しかし、万が一のトラブルや緊急時の対応を考慮すると、信頼のおけるグローバルサービスを利用するのが賢明だと判断しました。

料金は確かに国内業者より高めでしたが、初めてのチュニジア運転という状況を考慮すると、この選択は正解だったと感じています。

事前予約の重要性:Carjetでの予約体験

レンタカーの予約は事前にオンラインで行っていました。各OTA(オンライン旅行代理店)を比較検討した結果、Carjetというサイトが最もお得でした。Booking.com、Expedia、Rentalcars.comなど複数のサイトを比較しましたが、同じ条件でCarjetが最安値を提示していました。

www.carjet.com

後になって分かったのですが、この事前予約プロセスは必要不可欠でした。その理由は複数あります。

オートマ車の希少性問題

前回の記事でも触れましたが、チュニジアではオートマ車の台数が限られています。当日カウンターに飛び込みで行ったとしても、オートマ車が利用可能とは限りません。特に観光シーズンや週末は、オートマ車が全て貸し出されている可能性が高くなります。

事前予約により、確実にオートマ車を確保できたことは、今回の旅行成功の大きな要因でした。

国内線遅延トラブルへの対応

当日は国内線飛行機が大幅に遅れ、本来のカウンター営業時間終了後にジェルバ島空港に到着しました。通常であれば、営業時間外のため車の受け取りは翌日になってしまうところでした。

しかし、事前に予約をしていたため、予め遅延可能性についてWhatsAppで連絡を取ることができていました。フライトの遅延が分かった段階で、すぐにAvisの現地オフィスに連絡し、状況を説明しました。

WhatsAppを通じてリアルタイムで応答してくれるAVISスタッフさん

その結果、スタッフさんがカウンターを開けて待っていてくれたのです。確かに時間外営業費として追加料金(約80ディナール=約4,000円)は発生しましたが、もし到着日に車を受け取ることができなかったら、我々の旅程を大幅に見直さざるを得なかっただろうと考えると、この対応は本当にありがたいものでした。

そんな親切なスタッフの対応に心から感謝しています。これも、事前予約と連絡体制を整えていたからこそ実現できた柔軟な対応でした。

カウンターでの手続き

書類確認と追加費用の説明

カウンターでは、まず予約確認書、国際運転免許証、原本免許証、パスポート、クレジットカードの提示を求められました。スタッフは英語が堪能で、手続きの説明も分かりやすく行ってくれました。

運転経歴に関する問題

ここで予想外の問題が発生しました。スタッフが私の運転経歴について疑問を漏らしたのです。というのも、私の免許証は昨年更新したばかりだったからです。

本来、車の貸し出しを行うには最低3年間の運転経歴が必要とのことなのですが、日本の免許証には更新発行日こそ書いてあるものの、初回発行日については明記されていません。そのため、免許証を見ただけでは運転経歴を先方が判別できないのです。

私はその場で過去の免許証の写真を見せるなどして、なんとか証明することができました。しかし、本来であれば免許証に記載の発行日を彼ら側の登録書類に記入する必要があるとのことでした。

この経験から、可能であれば運転経歴を証明する書類を別途用意しておいた方が良いと強く感じました。でないと、レンタカーの貸し出しが許されない可能性もあります。

運転記録証明書(警察署や運転免許センターで発行可能)、過去の免許証のコピー(初回発行日が確認できるもの)、無事故・無違反証明書(運転歴の長さを間接的に証明)、英文の運転経歴証明書JAFなどで発行可能な場合があります)などを事前に準備しておくことをお勧めします。

事前にオンラインで基本料金は支払済みでしたが、時間外営業費として30ディナール、追加ドライバー登録費として1日あたり10ディナールGPSレンタル費として1日あたり15ディナール(今回は持参のスマホを使用するため辞退)、チャイルドシートとして1日あたり12ディナール(該当せず)などの追加費用について説明がありました。

デポジットの一時決済

セキュリティデポジットは5000ディナールと高額!けど後でちゃんと戻ってきます。

セキュリティデポジットとして、5000ディナール(約250,000円)がクレジットカードで一時決済されました。これは車両返却時に問題がなければ、7-10営業日以内に返金されるとの説明でした。

デポジット額は車種や保険内容によって変動しますが、今回借りたSuzuki Swiftのエコノミークラスでは5000ディナールが標準とのことでした。

車両の受け取り:空港駐車場での確認作業

車両の状態チェック

カウンターでの手続きを済ませると、スタッフと一緒に空港駐車場に停めてある車両の元へ向かいました。今回レンタルしたのはSuzuki Swiftで、新しく納車されたとのことでしたが、少し古めかしい感じの車両でした。

ベーシックな操作性が嬉しい、SUZUKI SWIFT

しかし、そのベーシックな仕様が初心者的には操作が分かりやすく、むしろ歓迎すべき特徴でした。複雑な電子装備がない分、運転に集中できそうです。

車両の確認では、外装の傷や凹み(既存の損傷を書類に記録。今回は新品の車だったため傷は無し・念のため朝明るいうちに確認して不備があったら知らせてくれとのことでした)、スペアタイヤと工具(トランクに格納されているかチェック)、燃料レベル(満タン状態での引き渡し)などをスタッフと一緒にチェックしました。

スペアタイヤと工具の装備についてもチェックをお忘れなく!

重要な説明事項:ガソリンと書類について

ガソリンの種類について詳細説明

車両確認の後、ガソリンの種類について重要な説明がありました。「緑のラベルのものを利用するように」とのことでした。

緑ラベルのガソリンを選択すれば間違いなし。

詳しく聞くと、チュニジア国内では政府の指定により、どのガソリンスタンドでもガソリンの種類に応じて共通の色ラベルを使用しているとのことです。つまり、どのガソリンスタンドに行っても、緑ラベルのものを選択すれば間違いないということでした。

この統一システムは観光客にとって非常に分かりやすく、言語の壁があっても安心して給油できる仕組みになっています。

野良ガソリンスタンドについての再確認

地域住民にとっては重要なライフラインである非公式の野良ガソスタだが、人様の車を借りている旅行者として、むやみに使用するべきではない。

前回の記事で触れた野良ガソリンスタンドについて質問してみたところ、スタッフからも強く利用を控えるようアドバイスがありました。

「確かに地方では正規のガソリンスタンドが少ないが、旅行者は少し遠回りになっても正規店を利用すべき。エンジントラブルが発生すると、旅行どころではなくなってしまう」とのことでした。

書類の重要性について

最後に、書類一式と鍵を受け取り、貸出手続きが完了しました。スタッフからは「書類は、自治体を超える際に検問で提出を求められることがあるので、常に携帯してください」とのアドバイスがありました。

受け取った書類は、レンタル契約書(車両情報と契約条件が記載)、車両チェックシート(既存の損傷箇所の記録)、保険証書(補償内容と緊急連絡先)、返却時の注意事項(燃料レベルや返却場所の詳細)などでした。これらの書類は、前回記事で触れた検問で必要になる可能性があるため、運転中は常に携帯する必要があります。

手続き完了:いよいよチュニジア南部への旅路へ

すべての準備が整い、ついにチュニジアレンタカー旅のスタートです。空港駐車場でSuzuki Swiftのエンジンをかけた瞬間は、期待と少しの不安が入り混じった気持ちでした。

この日は空港から、中心街Houmt Soukまで車を走らせてホテル近くの駐車場で停車。明日からの600km旅に備えて英気を養います。

前回記事でも述べた注意点を頭に入れながら、まずは慎重に空港から市街地へ向かいました。右側通行への慣れ、現地の運転マナーへの適応、道路標識の理解など、実際の運転を通じて多くのことを学ぶことになります。

まとめ:事前準備の重要性を再認識

今回のジェルバ島でのレンタカー借り出し体験を通じて、事前準備の重要性を改めて認識しました。

次回の記事では、この車で実際に南部チュニジアを600km走行した感想や得た教訓について詳しくシェアしていきます。砂漠地域での実体験、検問での対応、道路状況の変化など、実際の運転を通じて学んだリアルな情報をお届けする予定です。

チュニジアでのレンタカー体験がより安全で楽しいものになるよう、引き続き実用的な情報をお伝えしていきますので、ぜひ次回もお楽しみに!

www.kosupatravel.com

中東・アラブ旅行情報オープンチャットの新設のお知らせ

この度、より有益でコスパ抜群の旅行情報発信や、旅行に関してお困りの方々からの個別質疑応答を行えるよう、LINEオープンチャットを新設しました!中東やアラブ地域への旅行を計画中の方や、ご興味・ご質問のある方はぜひご参加くださいませ! 

 line.me