
お恥ずかしながら、フィリピンを訪れる前まで、私はJollibee(ジョリビー)という名前すら聞いたことがありませんでした。しかし、調べてみるとフィリピン最大のファストフードチェーンで、なんとマクドナルドを上回る人気を誇っているとのこと。
今回はニノイ・アキノ国際空港第3ターミナル店で、実際に定番メニューを食べてみました。その魅力と正直な感想を紹介していきます。
Jollibeeとは?
Jollibeeは1978年にトニー・タン・キャクションによって設立されたフィリピン発のファストフードチェーンです。現在フィリピン国内に約1,668店舗を展開し、マクドナルドの約740店舗を大きく上回る圧倒的なシェアを誇っています。

今回利用した空港第3ターミナル店は、国際線の搭乗ゲート近くにあり、トランジット時間でもサクッと現地気分を味わえる便利な立地。店内は明るく清潔で、至る所に飾られた蜂のマスコットが印象的です。
この蜂のキャラクター、見れば見るほど可愛いしレトロでいいんですよね。不二家のキャラクターやスージー甘金氏のデザインのような、独特な中毒性を感じるデザインで、一度見たら忘れられない魅力があります。
今回注文したメニューと価格

今回は以下の2つのコンボメニューを注文しました:
チキンジョイ(スパイシー味)コンボ
- チキンジョイ(スパイシー)1ピース
- スパゲッティ
- ドリンク
ヤムバーガーコンボ
- ヤムバーガー
- ジョリークリスピーフライ(フライドポテト)
- ドリンク
合計約270ペソ(約600円)という、驚くほどリーズナブルな価格設定です。空港第3ターミナル店という立地を考えると、トランジット時間でも気軽にフィリピンの味を楽しめるのは嬉しいポイントです。
セットドリンクは2択のみ!パイナップルジュースが断然おすすめ

注文の際に驚いたのが、セットドリンクの選択肢。マクドナルドのようにコーラ、オレンジ、ウーロン茶など豊富なバリエーションがあるわけではなく、アイスティーとパイナップルジュースの2択のみという潔さ。お店によってはもう少しバリエーションがあるのだろうか?
私は両方試してみましたが、断然パイナップルジュースをおすすめします。フレッシュ感があって、南国フィリピンらしさを感じられる爽やかな味わい。甘すぎず、酸味とのバランスも絶妙で、揚げ物との相性も抜群でした。これだけでも「フィリピンに来た!」という気分になれます。
【食レポ1】Chickenjoy スパイシー味 - 看板メニューの実力

さて、ここからは注文した食事メニューの感想レポートへ。まずは看板メニューである「Chickenjoy」のスパイシー味から。一口かじった瞬間、「これ結構辛い!」と思わず声が出そうに。思った以上にスパイシーで、私の口内炎にも響くレベル。でも、これが美味しいす!
決して激辛というわけではなく、程よく汗が滲む「ちょうどよい旨辛さ」。チキン自体の味も秀逸で、衣はサクサクと軽やかでありながら、中のチキンは驚くほどジューシー。スパイスの効いた衣と肉汁の組み合わせは、まさにやみつきになる味わいです。
【食レポ2】Yumburger - 懐かしみを感じる独特な味

続いて「Yumburger」。一口かじると、特製ソースの独特な味わいが口に広がります。ちょっとオーロラソースっぽい雰囲気で、なんとなく懐かしみを感じる味。マクドナルドのソースとはまた違ったジャンクさとやさしさを兼ね備えていて、マック慣れしている舌からすると少し驚きを感じます。
でも、これがなるほどやみつきになるかも、と思わせる不思議な魅力があります。ビーフパティは薄めですが、それはマックでもお馴染みの御愛嬌。それでも十分、しっかりと肉の旨味を感じられ、バンズもふんわりとしています。
【食レポ3】Jolly Spaghetti - フィリピン独特の甘めパスタ

チキンジョイコンボのサイドで選択したスパゲッティ。バーガー屋でスパゲッティなんて新鮮なチョイスじゃないですか?ですが現地では定番のセットメニューのようです。味はフィリピン独特の甘めのトマトソースで、ソーセージがトッピングされています。日本で食べるトマトソースパスタとも少し通づるような、甘みがほんのりとした、大体想像がつくような味でした。
あくまで個人的な感想ですが、私にはちょっとのぺっとお腹に重い感じで、食べ飽きるような味に感じました。ただ、これがフィリピン人の味覚にマッチしているのは間違いなく、現地の方には非常に人気のメニューだそう。安くカロリーを摂りたい時には良い選択肢だと思います。
【食レポ4】パイナップルジュース - 南国気分を味わえる逸品

セットドリンクは、マクドナルドのような豊富なバリエーションはなく、アイスティーとパイナップルジュースの2択のみという潔さ。
私は両方試してみましたが、断然パイナップルジュースをおすすめします。フレッシュ感があって、南国フィリピンらしさを感じられる爽やかな味わい。甘すぎず、酸味とのバランスも絶妙で、揚げ物との相性も抜群でした。
ジョリークリスピーフライはマックに軍配

コンボについてくるジョリークリスピーフライ(フライドポテト)については、正直ポテトについてはマックに軍配が上がるかなという印象です。マクドナルドのあのジャンクさが好きな私からすると、Jollibeeのポテトはちょっと素朴でパンチが物足りなく感じました。
悪くはないのですが、塩味も控えめで、マックのようなクセになる味わいはありません。このあたりは、やはりマクドナルドの方が一枚上手という感じでしょうか。
なぜJollibeeがフィリピンでマクドナルドを超えるのか?

実際に食べてみて、Jollibeeの人気の理由がよく分かりました。
まず、徹底したローカライズ。フィリピン人の味覚に合わせた独特の味付けや、地元で人気の食材を使ったメニュー構成は、まさに「フィリピンの味」を提供しています。
次に、リーズナブルな価格設定。庶民でも気軽に利用できる価格帯で、家族全員で楽しめるのは大きな魅力です。
そして、独自のメニュー開発力。チキンジョイのスパイシー味やパイナップルジュースなど、他では味わえないオリジナリティがあります。
海外展開への期待
現在Jollibeeは17カ国に展開しており、アメリカやカナダでは開店時に徹夜で並ぶファンがいるほどの人気ぶりです。日本への本格上陸はまだですが、もし日本に来たら一定の支持は得られるのではないでしょうか。
特にチキンジョイの味は、日本人にも受け入れられる可能性が高いと感じました。スパイシー味なら、日本の唐揚げ好きにも刺さりそうです。
まとめ:フィリピン旅行では絶対に体験すべき
今回Jollibeeを初体験して、なぜこのチェーンがフィリピンでマクドナルドを超える人気を誇るのか、身をもって理解することができました。
確かに日本人の味覚には慣れない部分もありまが、チキンジョイやヤムバーガーの独特な魅力は、一度体験する価値が十分にあります。
特に空港店舗なら、フィリピン到着直後や出発前の限られた時間でも気軽に「フィリピンの味」を体験できます。わざわざ市内に出る時間がなくても、トランジット時間を使ってサクッと現地気分を味わえるのは、旅行者にとって非常にありがたいサービスです。
フィリピンを訪れる際は、観光地巡りだけでなく、ぜひJollibeeで現地の「国民食」を体験してみてください。マクドナルドとは違う、フィリピン独自のファストフード文化を肌で感じることができる、貴重な体験になることでしょう。