以前このブログでも紹介した収益化ツール「Stay22」が、ついにリテール(一般商品販売)分野への進出を発表しました。
これまでStay22は旅行関連(ホテル、航空券など)に特化したサービスでしたが、今回の拡張により、普通のオンラインショッピングからも収益が得られるようになります。つまり、旅行記事だけでなく、ガジェットレビューやライフスタイル記事など、あらゆるコンテンツから収益化できる可能性が開けたということです。
今回の記事では、Stay22を初めて知る方のために基本的な仕組みから説明し、今回のリテール進出が何を意味するのか、そして私たちブロガーにとってどんなメリットがあるのかを解説します。
Stay22とは:完全自動化された収益化ツール
まず、Stay22をご存知ない方のために、簡単に説明します。
Stay22は、サイトに一度スクリプトを埋め込むだけで、既存のリンクを自動的にアフィリエイトリンクに変換してくれるサービスです。最大の特徴は「完全自動化」という点。リンクの更新作業は一切不要で、過去に書いた古い記事からも自動的に収益が発生し続けます。
私自身、Booking.comのパートナーシップ終了を機に、旅行版のStay22を4ヶ月間使用して517ドル(約7万5千円)の収益を得ました。その間、リンクを一切触っていません。まさに「設置したら放置」できるツールです。
従来のアフィリエイトでは、リンク切れのチェックや更新作業が必要でしたが、Stay22ならそういった手間が完全になくなります。これが最大の魅力です。
リテール進出で何が変わるのか

これまでStay22は旅行分野に特化していました。つまり、ホテルや航空券に関する記事でしか使えなかったわけです。
しかし今回のリテール進出により、その制約がなくなります。ファッション、家電、日用品、あらゆる商品カテゴリーで収益化が可能になるということです。
例えば、旅行ブログを運営している私の場合、旅の持ち物紹介記事やカメラレビュー記事もたくさんあります。これまでこうした記事は旅行予約とは関係ないため、Stay22では収益化できませんでした。しかし今後は、これらの記事からも自動的に収益が発生する可能性があります。
従来のアフィリエイトの限界
現状、多くのブロガーがAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトを使っていると思います。しかし、これらには大きな制約があります。
最大の問題は地域制限です。日本のAmazon.co.jpのリンクを貼っても、アメリカやヨーロッパからの読者は購入できません。彼らは自国のAmazon.comやAmazon.co.ukで買いたいのですが、リージョンが対応していないため離脱してしまいます。
私のように日英バイリンガルでブログを運営していると、この問題は深刻です。せっかく海外から読者が来ているのに、収益化できないわけですから。
一方、Stay22はこの問題を解決すると予想されます。読者がどの国からアクセスしても、その地域に適したショッピングサイトが自動的に表示される仕組みが期待できるわけです。
仕組みはシンプル:スクリプト1つで完結
Stay22の使い方は非常にシンプル。サイトのヘッダーにスクリプトを1つ追加するだけ。これで準備完了です。
その後は完全自動で動きます。Stay22のAIが読者のトラフィックをリアルタイムで分析し、購買意欲が高まったタイミングを検知します。この技術は40億ページビューのデータから学習したものだそうです。
購買意欲が高いと判断されると、バックグラウンドで新しいタブが開きます。読者が記事を読み終わった後に自然にそのタブに移動し、もし商品を購入すれば、アフィリエイト報酬が入るという流れです。
既存の収益源と共存できる
重要なポイントとして、Stay22は既存のアフィリエイトや広告を置き換えるものではありません。
記事内に貼っているAmazonリンクはそのまま。Google AdSenseもそのまま。その上で、これまで収益化できていなかった部分をカバーする形で機能します。
つまり、追加の収益源として機能するということです。SEOにも悪影響がないとStay22は説明しています。
グローバル対応という革命
個人的に最も魅力を感じているのは、グローバル対応の可能性です。
現時点では海外ブランド(WalmartやNikeなど)が中心のようですが、今後の展開次第では各国のAmazonなども自動で組み込まれる可能性が高いでしょう。Stay22の旅行版が短期間でBooking.com、Expedia、Hotels.comなど主要サイトをカバーしたように、リテール版も急拡大するはずです。
そうなれば、一つのスクリプトで世界中の読者から収益を得られます。これは従来のアフィリエイトでは不可能だったことです。
アーリーステージだが、今がチャンス
正直に言うと、現時点ではまだウェイトリスト段階で、対応ブランドも限られています。完璧なサービスではありません。
しかし、だからこそチャンスとも言えます。早めにスクリプトを埋め込んでおけば、正式ローンチされた瞬間から収益化が始まります。Stay22のシステムはデータの蓄積と最適化に時間がかかるため、早く始めるほど有利です。
また、新しいブランドや提携先が追加されるたびに、自動的に収益機会が増えていきます。アーリーアダプターとして参加する価値は十分にあるはずです。
興味のある方は、こちらのリンクからウェイトリスト登録・スクリプト取得ができます。
まとめ:収益化の新時代
Stay22のリテール進出は、コンテンツクリエイターにとって新しい可能性を開くものです。
完全自動化、グローバル対応、既存収益源との共存。これらの特徴は、従来のアフィリエイトでは実現できなかったものです。まだアーリーステージではありますが、旅行版での実績を考えれば、十分に期待できるサービスだと思います。
※この記事は2025年10月時点での私の個人的な考察です。リテール向けサービスはウェイトリスト段階であり、実際の収益性は正式ローンチ後に評価する必要があります。