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【移動編】中国で若者人気上昇中?天空の鏡「茶卡塩湖」に行ってみた① - トリッキーな景区散策攻略方法徹底レポート

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以前、青海省の現地バスツアーについて詳しくレポートした。朝6時から夜22時まで、分刻みの集合時間とWeChatでの逐一報告という、想像を絶するストイックなツアーだった。あのツアーで訪れた三つの観光地、日月山、青海湖、そして茶卡塩湖。その中でも、間違いなくハイライトと言えるのが、最後に訪れた「茶卡塩湖」だ。

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今回は、この茶卡塩湖について、景区内の移動方法や注意点を中心に、詳しくレポートしていきたい。というのも、この茶卡塩湖、想像以上に広大で、そして移動方法がかなりトリッキーなのだ。事前に知っておかないと、せっかくの限られた時間を無駄にしてしまう可能性がある。特にバスツアーのように時間制限がある場合は、事前の情報収集が命運を分ける。

茶卡塩湖とは:中国版「ウユニ塩湖」

茶卡塩湖は、青海省海西蒙古族藏族自治州に位置する塩湖だ。標高は約3,100メートル。南米ボリビアのウユニ塩湖ほどの規模ではないが、湖面が鏡のように空を映し出す「天空の鏡」として、近年中国国内で爆発的な人気を誇っている。

特に若者の間での人気が凄まじい。SNS映えする写真が撮れることから、WeChatのモーメンツ(中国版インスタグラム)に投稿するために、全国各地から若者たちが訪れる。私が参加したバスツアーでも、35人の参加者のうち、若い女性が圧倒的に多かった。前回の記事でも触れたが、道中ずっとカーテンを閉め、食事もゼリーだけで我慢し、茶卡塩湖でのベストショットのためだけにコンディションを合わせていた彼女たちの姿はあまりにも強烈すぎた。しかしそれほどまでに、この場所は若者にとって特別なのだ。

茶卡塩湖の魅力は、単なる塩湖ではないところにある。湖面が穏やかな日には、空と雲が完璧に水面に映り込み、まさに「天空の鏡」と呼ぶにふさわしい光景が広がる。そして真っ白な塩の大地。青い空、白い雲、そして真っ白な塩。このコントラストが、言葉では表現しきれないほど美しい。

茶卡塩湖の構造:二つのエリアからなる広大な景区

茶卡塩湖は、大きく分けて二つのエリアから構成されている。

一つ目は、「天空の鏡」エリア。湖面が鏡のように空を映し出す、茶卡塩湖のメインとも言える場所だ。ここでは、長靴を履いて実際に湖に入り、水面に映る自分の姿を撮影することができる。多くの観光客がここで写真撮影に没頭する。

二つ目は、「塩彫刻」エリア。塩で作られた巨大な彫刻や城が立ち並ぶ場所だ。茶卡塩湖の「塩」という素材を活かした、芸術作品のようなエリアと言える。

そして、この二つのエリアは、かなり離れている。景区全体が非常に広大で、徒歩での移動は現実的ではない。そのため、景区内にはミニ列車と電動カートが運行されており、これらを利用して移動することになる。

この移動システムが、実はかなりトリッキーなのだ。

景区入口からミニ列車へ:まず押さえるべき鉄則

景区の入口に到着すると、目の前にはミニ列車の乗り場がある。このミニ列車に乗って、塩湖の奥へと向かう。ここで、絶対に押さえておくべき鉄則がある。

途中駅では降りるな。必ず終点駅まで乗れ。

これが最も重要なポイントだ。

ミニ列車は、景区入口から終点まで、いくつかの駅に停車する。そして、その駅の名前が非常に紛らわしい。「茶卡駅」「茶卡風駅」など、似たような名前の駅が複数存在する。中国語に不慣れな外国人はもちろん、中国人でも間違えて途中下車してしまう人がいるほどだ。

しかし、途中駅で降りてしまうと、そこには何もない。ただの途中地点なのだ。もちろん、時間が豊富にあり、のんびりと塩湖の景色を眺めながら歩きたい、という人にとっては、それもまた一興だろう。しかし、バスツアーのように時間に限りがある場合、途中駅で降りてしまうのは致命的なミスになる。

だから、基本的には途中下車せず、塩湖の真ん中に位置する最終駅「茶卡雪站」まで乗り続けること。ここが「天空の鏡」エリアの中心地であり、最も美しい景色が広がる場所だ。

長靴レンタルは終点駅のみ:もう一つの重要な理由

途中下車をしてはならない理由は、もう一つある。

それは、塩湖に入るための長靴をレンタルできるのが終点駅だけということだ。

茶卡塩湖では、実際に湖に入って写真撮影をすることができる。いや、むしろそれがメインの楽しみ方と言っていい。しかし、湖に入るためには、専用の長靴が必要だ。湖底は塩の結晶で覆われており、普通の靴で入ると、靴が塩まみれになり、とんでもないことになる。

塩湖に入るにあたり借りる必要がある長靴

そして、この長靴をレンタルできるのは、終点駅「茶卡雪站」だけなのだ。

レンタル料金は、私が訪れた時点では、すでにツアー料金に含まれていた。デポジットとして50元を支払い、長靴を借りる。そして、返却時にデポジットが返ってくる仕組みだ。

面白いのは、返却に関しては、どの駅にも返却口があるということ。つまり、借りるのは終点駅だけだが、返すのはどこでもいい。これは、後で塩彫刻エリアに移動する際に、わざわざ終点駅まで戻る必要がないということを意味する。非常に合理的なシステムだ。

しかし、繰り返すが、借りるのは終点駅のみ。だから、必ず終点駅まで乗り続けなければならない。

ミニ列車では西側の席を狙え:景色の違いに注意

ミニ列車に乗る際、もう一つ重要なポイントがある。

西側の席を取ること。

ミニ列車の座席は、進行方向に対して左右に分かれている。そして、西側と東側では、見える景色がまったく違うのだ。

西側の席からは、「天空の鏡」という名にふさわしい光景が広がる。湖面が穏やかに波打ち、空と雲が美しく映り込む。まさに、茶卡塩湖のイメージそのものだ。青い空、白い雲、そして鏡のような水面。この景色を見ながらの移動は、それだけで感動的だ。

西側の車窓からは、「映える」風景が眺められる

一方、東側の席からは、白い塩の結晶がぼこぼこと突き出している光景が見える。これはこれで、塩湖らしい独特の景観ではある。荒涼とした、まるで異世界のような風景だ。しかし、茶卡塩湖が「天空の鏡」として売り出している眺望とは、少し違う。

もちろん、東側の景色も一見の価値はある。しかし、限られた時間の中で、できるだけ美しい景色を楽しみたいなら、西側の席を狙うべきだ。

ミニ列車に乗り込む際には、他の乗客と席を取り合うことになる。中国の観光地では、席取りも一つの戦いだ。遠慮していると、あっという間に良い席が埋まってしまう。ここは積極的に、西側の窓際席を確保しよう。

まとめ:事前情報が成否を分ける

茶卡塩湖の景区内移動について、重要なポイントをまとめると以下の通りだ。

ミニ列車では、必ず終点駅「茶卡雪站」まで乗り続けること。途中駅で降りてしまうと、何もない場所に取り残される。長靴のレンタルは終点駅でのみ可能。返却はどの駅でもできるが、借りるのは終点駅だけ。これを忘れると、湖に入ることができない。ミニ列車では西側の席を狙うこと。西側からは「天空の鏡」の美しい景色が見え、東側は塩の結晶が突き出した荒涼とした景観が見える。

茶卡塩湖は、本当に美しい場所だ。しかし、その美しさを十分に楽しむためには、事前の情報収集が不可欠だ。特にバスツアーのように時間に限りがある場合、一つのミスが致命傷になる。

次回は、終点駅に到着してから、実際に「天空の鏡」エリアで湖に入り、写真撮影をする様子をレポートしたい。そして、その後、塩彫刻エリアへの移動と、そこでの体験についても詳しく書いていく。

続きは近日公開予定!

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