定番ツアーはもう飽きた?ローカル旅行情報発信サイト「コスパトラベル」

パッケージツアーやガイドブックに頼った旅行に飽きた大の旅行好きの方々向けに、ローカル&コスパの良い旅行情報を集めたポータルサイト

【終点編】中国で若者人気上昇中?天空の鏡「茶卡塩湖」に行ってみた② - トリッキーな景区散策攻略方法徹底レポート

記事内にはスポンサーリンクが含まれる場合があります。

前回は、茶卡塩湖の景区内移動について詳しくレポートした。紛らわしい駅名に惑わされず、必ず終点駅まで乗り続けること。長靴レンタルは終点駅でのみ可能なこと。そして、ミニ列車では西側の席を狙うこと。これらのポイントを押さえておけば、限られた時間の中でも効率的に茶卡塩湖を楽しむことができる。

www.kosupatravel.com

さて、西側の席から「天空の鏡」の美しい景色を眺めながら、約20分。ミニ列車は終点駅「茶卡雪站」に到着した。ドアが開き、外に出た瞬間、私は言葉を失った。ここまでくると、異世界感がすごい。

千と千尋の神隠しを彷彿とさせる光景

終点駅周辺の光景は、まさに「異世界」という言葉がぴったりだった。真っ白な塩の大地が果てしなく広がり、その中に、古びたミニ列車が置かれている。錆びついた車体、色褪せた塗装。まるで何十年も前から、ここに放置されていたかのような佇まいだ。

この光景を見た瞬間、頭に浮かんだのは、スタジオジブリの「千と千尋の神隠し」だった。千尋が海の中を走る電車に乗るシーン。あの幻想的で、どこか寂しげな光景。茶卡塩湖は、そのモチーフになったという噂もあるそうだ。真偽のほどは分からないが、確かにこの光景を見ていると、その噂も納得できる。

真っ白な塩の大地の中に佇む、古びた列車。青い空と白い雲が、鏡のような湖面に映り込む。そして、その中を歩く色とりどりの観光客たち。この非現実的な景色は、とても絵になる。私は思わず立ち止まり、しばらくその光景を眺めていた。

まずは長靴レンタル

感動に浸っている暇はない。バスツアーの集合時間は容赦なく迫ってくる。終点駅に着いたら、まずやるべきことは、長靴のレンタルだ。

駅のすぐそばに、長靴レンタルカウンターがある。ここで長靴を借りる。前回も書いたが、デポジットとして50元を支払う必要がある。そして、返却時にこのデポジットが返ってくる仕組みだ。

ここで注意すべきは、パスポートの提示が必要だということ。中国人は身分証を提示するが、外国人はパスポートが必要だ。私はバスツアー参加時に、ガイドのリンさんから「パスポートを持ってきてください」と言われていたので、ちゃんと持参していた。しかし、もし持ってきていなかったら、長靴を借りられず、湖に入ることができなかっただろう。

長靴を受け取る。シンプルな黒いゴム製の長靴だ。サイズは豊富に揃っているので、自分の足に合ったものを選べる。長靴を履き、いよいよ塩湖の中へ。

塩湖の中へ

長靴を履いて、いよいよ塩湖の中に入る。最初の一歩を踏み出した瞬間、足元の感触が面白い。ザクッ、ザクッという音がする。塩の結晶を踏みしめる音だ。

しかし、浮かれてばかりもいられない。塩湖には、ところどころ丸い穴がぽっかりと開いている。これは「盐溶洞」と呼ばれるもので、塩が溶けてできた穴だ。一応、板のような蓋がかぶせてあるものの、誤って踏み外したらと思うと恐ろしい。深いもので数メートルにもなるそうだ。足元をよく見ながら、慎重に進む必要がある。

また、水深が意外にも深い。見た目には浅そうに見えるのだが、実際に入ってみると、足首から膝下くらいまで水に浸かる場所もある。そして、少し勢いよく歩くと、水しぶきが上がり、長靴の中に浸水してきそうになる。足元に気を使いながら、恐る恐る塩湖の中を進んでいく。

少し沖へ

駅の近くには、かなり人が多い。みんな写真を撮りたいのだ。しかし、駅のすぐそばでは、どうしても背景に他の観光客が映り込んでしまう。写真を撮るなら、少し沖の方に出るのがおすすめだ。

私も少しずつ沖へと進んでいった。駅から50メートルほど離れると、周りの人もまばらになり、ようやく静かな空間が得られる。ここで振り返ると、絶景だった。真っ白な塩の大地、青い空、白い雲。そして、鏡のように空を映し出す湖面。すべてが完璧に調和している。

周りを見渡すと、若者たちを中心に、みんなが思い思いにセルフィーを楽しんでいる。スマホを高く掲げて自撮りをする人、友達同士でポーズを決めて撮影する人、そして、あの美女グループのように、本格的な衣装を着て撮影している人もいる。みんな、この「天空の鏡」での完璧な一枚を求めて、真剣だ。

実は、茶卡塩湖の景区内は、ルールを守る限りドローンの飛行がOKだ。私もドローンを持ってきていたので飛ばしてみた。上空から見る茶卡塩湖は、また別の美しさがあった。真っ白な塩の大地が果てしなく広がり、その中に青い湖面が点在している様子は圧巻だった。

中国のドローンルールについてはこちらから

www.kosupatravel.com

足元の塩の結晶

ドローンを片付けて、再び湖の中を歩く。ここでふと、足元に注目してみた。塩水の下には、大量の塩の結晶の粒が堆積している。手ですくってみる。冷たい塩水の中から、白い結晶を取り出す。手のひらに乗せて、よく見てみると驚いた。

まるでグラインドソルトのような、きれいな四角い形をしている。一つ一つの結晶が、整った立方体の形をしているのだ。

そして少しだけ、その塩をなめてみた。舌に乗せた瞬間、塩の味が広がる。普通に、おいしい塩だった。しょっぱいだけでなく、ほんのりとミネラルのような味わいがある。これが、茶卡塩湖の塩の味なのだ。

ちなみに、茶卡塩湖の塩は、実際に食用として採掘されている。この湖の塩は、中国国内で流通している食塩の一部になっているそうだ。つまり、私が今なめた塩は、まさに「本物」の食塩なのだ。

雪景色のような光景と強烈な紫外線

塩の結晶が織りなす白一面の景色は、まるで雪景色のようだった。足元も、遠くも、すべてが真っ白。そこに青い空と白い雲が映り込む。この色のコントラストが、本当に美しい。

しかし、美しさの裏には、危険も潜んでいる。それは、強烈な紫外線だ。標高3,100メートルの高地。そして、真っ白な塩の大地が、太陽光を反射する。この二重の攻撃で、紫外線の強さは尋常ではない。

私はせっかく日本から持ってきたサングラスをかけそびれており、段々と目への刺激を感じた。これから茶卡塩湖を訪れる人には、必ずサングラスを持参することを強くお勧めする。

まとめ:終点駅エリアは圧巻の美しさ

終点駅「茶卡雪站」周辺のエリアは、茶卡塩湖の中でも最も美しい場所だ。異世界のような光景、古びた列車、鏡のような湖面、そして真っ白な塩の大地。すべてが非現実的で、まるで夢の中にいるようだった。

しかし、茶卡塩湖の魅力は、これだけではない。次は、塩彫刻エリアへの移動と、そこでの体験についてレポートしたい。終点駅から、どのようにして塩彫刻エリアに移動するのか。そして、塩彫刻エリアには何があるのか。

続きは近日公開予定!

www.kosupatravel.com

お知らせ:2026年版中国旅行情報シェア・質問・ディスカッション用LINEオープンチャット開設

この度、より有益で詳細な情報発信や、中国旅行に関してお困りの方々からの個別質疑応答を行えるよう、LINEオープンチャットを新設しました!現地の様子についてより詳細に知りたい方や、情報収集をしながらリスクフリー&効率的に中国旅行を楽しみたいと計画中の方、その他ご質問・ご相談のある方はぜひご参加くださいませ!

line.me

ビザ免除制度・トランジット特例に関する関連記事:

www.kosupatravel.com