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【完全版】2025年からスタート!中国オンライン入国カード「12367」の書き方完全ガイド - 実際の入国体験をもとに徹底レポート

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中国入国手続きが変わった!オンライン申告システムを実際に使ってみました

中国への入国手続きが大きく変わりました。2025年11月21日から、中国全土の国際空港で外国人向けのオンライン入国カード申告システムが本格的にスタートしています。

私も先日、上海経由長沙行きの便で実際にこのシステムを使って中国に入国してきました。従来は紙の入国カードに手書きで記入していましたが、今は日本にいる間にスマートフォンから必要事項を入力しておけます。現地でQRコードを見せるだけで入国手続きが完了するので、かなり便利になったと感じました。

本記事では、実際の利用体験をもとに、中国オンライン入国カードの具体的な入力方法を詳しく解説していきます。なお、今回は英語モードでの入力方法をご紹介します(システムは英語と中国語に対応していますが、日本人の方には英語モードの方が使いやすいでしょう)。

オンライン入国カードシステム「12367」とは

12367は、中国国家移民管理局が運営する「外国人入境登記卡網上填報」というシステムで、外国人が中国入国時に必要な入国カードを事前にオンラインで作成できるサービスです。

従来の紙の入国カードでは、空港で慌てて記入する必要がありましたが、オンラインシステムなら出発前に落ち着いて情報を入力できます。入力が完了するとQRコードが発行されるので、それをスマートフォンに保存しておき、現地で提示するだけです。記入ミスも減りますし、何より現地での時間を大幅に短縮できるのがメリットです。

2025年11月21日以前は上海の浦東空港虹橋空港のみの対応でしたが、現在は北京、広州、深圳、成都など、中国全土の主要国際空港で利用できるようになっています。

入力前に準備しておくべき情報

オンライン入国カードの入力をスムーズに進めるために、事前に以下の情報を手元に用意しておきましょう。

パスポート関連では、パスポートの写真(システムにアップロードします)を用意。

渡航情報は入国日と利用する航空便名、入国する都市と空港名です。帰りの便の出国日と航空便名もすぐに参照出来るようにしましょう。連絡先はメールアドレス(QRコード受信用)と電話番号を用意します。

最も重要なのが中国での滞在先情報です。ホテルの住所を英語表記で確認しておく必要があります。特に都市名と区の名前は英語で選択するため、事前に調べておきましょう。例えば長沙市の天心区なら「Changsha, Tianxin District」です。ホテル名も英語または中国語での入力が必要なので、予約確認メールで確認しておくと安心です。

システムへのアクセス方法

オンライン入国カードシステムには、いくつかのアクセス方法があります。

最もシンプルなのは、スマートフォンのブラウザから直接アクセスする方法です。URLは「https://zj.singlewindow.cn/nia/」で、ここから適切な入力フォームに遷移できます。

中国のアプリをすでに使っている方なら、WeChatやAlipayのミニアプリからもアクセスできます。アプリ内で「移民局12367」または単に「12367」と検索すれば、同じ入力画面が表示されます。

私はスマートフォンのブラウザから直接アクセスして入力しました。画面右上の言語切替で「English」を選択すれば、全て英語表記になります。

入力手順を解説

それでは、実際の入力手順を順を追って説明していきます。

トップ画面から入力開始

システムにアクセスすると、浙江省の観光案内のような画面が表示されます。中央に「点击开始入境填报(Start Entry Declaration)」というボタンがあるので、これをタップして入力を開始します。

次の画面で「Arrival Card Filling」という青い背景の画面に遷移します。ここで「Entry Declaration」を選択すると、利用規約が表示されます。内容を確認して「I AGREE」をタップすれば、入力画面に進めます。

パスポート情報のアップロード

まず最初に、パスポートの写真ページをアップロードします。画面中央にカメラマークが表示されているので、これをタップすると「写真を撮る」か「保存された写真を使う」かを選べます。

ここで注意したいのが、パスポートの撮影です。表面は光が反射しやすいので、照明の位置に気をつけながら撮影する必要があります。各文字がはっきり読み取れることが重要です。できるだけ真上から、影が入らないように撮影しましょう。

画面にはパスポートのサンプル画像も表示されているので、それを参考に撮影すると失敗が少ないです。写真をアップロードしたら「Next」ボタンで次に進みます。

基本情報の確認と入力

パスポートから自動的に情報が読み取られますが、正直精度はそれほど高くありません。必ず内容を確認して、間違いがあれば修正しましょう。

ここで入力するのは、姓(Last Name)、名(First Name)、性別(Gender)、生年月日(Date of Birth)、国籍(Japan/JPN)、パスポートの種類(通常は Ordinary Passport)、パスポート番号です。

その下には入国時の交通手段を選択する項目があります。飛行機で入国する場合は「Flight」を選びます。次に航空便名を入力します。大文字で入力しておくのが無難です。

続いて入国都市と空港を選択します。私は上海浦東から入国したので「City of Entry」で「Shanghai」を、「Port of Entry」で「Pudong」を選びました。ここには中国全土の国際空港がリストアップされているので、ご自身の入国地に合わせて選択してください。

個人情報と連絡先

次の画面では個人情報を入力します。

中国名(Chinese Name)の欄がありますが、中国名をお持ちでない方は空欄で構いません。生まれた国は「Japan (JPN)」を選択し、その下の市町村欄には本籍地の都道府県名をローマ字で入力します。

連絡先の電話番号は、日本の携帯番号を使う場合、国番号「+81」をつけて最初の0を省いた形で入力します。例えば090-1234-5678なら「+81-9012345678」という形です。

メールアドレスは後でQRコードを受信する際に使いますので、正確に入力しましょう。

ビザに関する質問では、ビザ免除で入国する場合は「Do you hold a valid visa or other entry permit?」に対して「No」を選択します。ビザをお持ちの方は「Yes」を選択してビザ番号を入力してください。

旅行情報の入力

ここが入力の中で最も重要なセクションです。

まず入国目的(Purpose of Entry)を選択します。観光なら「Sightseeing/Leisure」、ビジネスなら「Business」を選びます。入国日(Date of Entry)は西暦で日付を選択します。

滞在都市の選択では、「Destination Cities in China」で主な滞在都市を選びます。私は長沙に滞在したので「Changsha」を選択しました。複数の都市を訪問する予定の方は、「Cities of Transit in China」に経由する都市を追加できます。1つの都市にのみ滞在する場合は、ここは空欄で問題ありません。

そして最も注意が必要なのが住所入力です。「Address in China」の項目では、まず「Please select」をタップして地域と都市を選びます。私の場合は「Hunan」(湖南省)から「Changsha」を選択しました。

次に区の選択です。これがやや厄介で、英語表記で区名を選ぶ必要があります。私は天心区のホテルに宿泊したので「Tianxin District」を選択しました。事前にGoogle Mapsなどで英語表記を確認しておくと安心です。

選択肢の中に「Select」というタブがあるので、そこから正しい地域を探します。長沙市の場合、Furong District、Tianxin District、Yuelu District、Kaifu District、Yuhua District、Wangcheng District、Changsha Countyなどが表示されます。

区を選択したら、詳細な住所を英語または中国語で入力します。ホテル名と通りの名前を記入しましょう。

招待者に関する質問「Do you have any inviting entities or inviters in China?」では、個人旅行の場合は「No」を選択します。ビジネス目的で中国側に受け入れ先がある場合は「Yes」を選択し、招待企業名や担当者の名前、連絡先を入力します。

出国予定については「Confirmed Departure Itinerary」で聞かれます。帰りの便が決まっている場合は「Yes」を選択し、出国日、航空便名、出発都市と空港を入力します。

全て入力したら「Submit」ボタンを押します。

同伴者の確認

入力内容を送信すると、「Do you have any companions?」という確認画面が表示されます。家族など一緒に旅行している方がいる場合は「Yes」を選択して、同じように情報を入力します。一人旅の場合は「No」を選択して次に進みます。

宣誓と署名

最後に、入力内容が正確であることを宣誓して署名します。

画面には「I understand that China's immigration authority may lawfully store and use the information provided in this form. I hereby declare that the statement above is true and accurate, and otherwise I will bear the corresponding legal responsibilities.」という宣誓文が表示されます。

「One-click Input」というボタンをタップすると、この宣誓文が自動的に入力されます。その後「Click to sign」ボタンが現れるので、これをタップすると署名画面が開きます。

画面に指で署名を書いて、「Confirm」をタップすれば入力完了です。

QRコードの取得

署名が完了すると、すぐに「Entry Declaration Receipt for Foreigner」というタイトルでQRコードが表示されます。このQRコードが入国カードの代わりになる重要なものです。

画面には大きなQRコードと、入力したパスポート番号と名前(一部伏せ字)が表示されます。QRコードの下には「Download to Local」と「Send to Email」の2つのボタンがあります。

私は両方とも実行しました。「Download to Local」でスマートフォンに画像として保存し、さらに「Send to Email」で自分のメールアドレスにも送信しておきました。万が一スマートフォンの充電が切れた場合などに備えて、複数の場所に保存しておくと安心です。

スクリーンショットを撮っておくのも良い方法です。とにかくこのQRコードを確実に保存することが最重要です。

中国到着後の使い方

空港によって多少手続きが異なる場合がありますが、基本的には係員の指示に従えば大丈夫です。私の場合は、そのまま入管審査に進むよう列を通されました。

入国審査では、パスポートを提示します。QRコードの出番はいつ出てくるのか?とソワソワしながら待っていましたが、結局提出を求められることはありませんでした。既にパスポート番号に必要情報が紐づいているのかもしれませんね。

なお、審査官から滞在先のホテル名や住所を聞かれることもあるので、答えられるようにしておくと良いでしょう。

実際に使ってみた感想

オンライン入国カードシステムを使ってみて、最も便利だと感じたのは、出発前に落ち着いて情報を入力できることです。機内で揺れながら小さな文字で入国カードを書く必要がなくなりましたし、記入漏れやミスの心配も減りました。

一つだけ注意点を挙げるとすれば、ホテルの英語表記住所を事前にしっかり確認しておくことです。日本の予約サイトには日本語しか載っていないこともあるので、ホテルの公式サイトや予約確認メールで英語表記を探しておきましょう。

全体として、このシステムは中国渡航をより快適にしてくれる良い仕組みだと感じました。初めて使う方は少し戸惑うかもしれませんが、一度使えば次回からはスムーズに入力できるはずです。

おわりに

中国のオンライン入国カードシステムは、2025年11月21日から全国展開されたばかりの新しいサービスです。従来の紙の入国カードに比べて格段に便利になりました。

入力は10分程度で完了しますので、フライトの前日か当日の空港に向かう前に済ませておくことをおすすめします。QRコードは必ず複数の方法で保存しておきましょう。

中国渡航が決まったら、航空券とホテルの予約に加えて、このオンライン入国カード

の準備も忘れずに。事前準備をしっかりしておけば、現地での入国手続きがとてもスムーズになります。

皆様の中国旅行が快適なものになりますように!

注意事項:中国の入国手続きは変更される可能性があります。渡航前に最新情報をご確認ください。

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