当ブログでは、これまでGotoGateやSeishin Spirit、Trip.comなど、様々な中国系格安OTAを紹介してきました。そんな中、ここ最近Googleフライト検索の結果に頻繁に登場するようになったのが「TeaFlight」です。
聞き慣れない名前、そして他のOTAと比較しても明らかに安い価格設定。一体どんなサービスなのか、本当に信頼できるのか。今回は失敗覚悟で実際にTeaFlightを使って国内線航空券を予約してみました。果たして無事にチケットは発券されるのか?詐欺サイトではないのか?実体験をもとに徹底検証します。
TeaFlightとは?運営元はあの大手企業

TeaFlight(ティーフライト)は、中国の大手オンライン旅行会社「Qunar(去哪儿)」グループが運営する国際旅行予約プラットフォームです。Qunarは中国国内では知名度が高く、航空券やホテルの比較予約サービスで長い実績を持つ企業です。
つまり、TeaFlightは完全に新規参入の怪しげなサービスというわけではなく、ある程度バックグラウンドのある企業が運営しているということになります。ただし、日本ではまだ知名度が低く、利用者も少ないため、情報が限られています。いくら母体がしっかりしていても、海外OTAならではのリスクは存在します。

今回私が検証したのは、沖縄から東京への国内線フライトです。Googleフライトで検索したところ、TeaFlightの価格は約17,000円台で、他の大手OTAと比較しても最安クラスでした。Booking.comやAgoda、Trip.comなどが19,000円台から20,000円台で提示している中、TeaFlightは頭一つ抜けた安さです。
予約プロセス:シンプルで分かりやすいインターフェース

実際に予約を進めてみると、インターフェースは非常にシンプルで使いやすいものでした。Googleフライトから遷移すると、フライト詳細が表示され、そのまま予約手続きに進めます。

最初に表示されるのはチケットオプションの選択画面です。基本の「Saver」プランは機内持ち込み手荷物のみ、「Baggage Plus」プランは受託手荷物20kgが追加されます。価格差は約2,000円程度でした。LCCのような運賃体系ですね。
ここで重要なアドバイスです。こういった追加オプションは、OTA経由で購入するよりも、後から航空会社の公式サイトで追加する方が圧倒的にお得で、トラブルも少ないです。OTA経由でオプションを追加すると、変更やキャンセル時の手続きが複雑になったり、最悪の場合返金されないケースもあります。今回は機内持ち込みのみで十分だったので基本プランを選択しましたが、もし受託手荷物が必要な場合でも、基本プランで予約して後からスカイマーク公式サイトで追加することをおすすめします。

次に乗客情報の入力です。名前、性別、国籍、生年月日を入力する画面が表示されます。注目すべきは、画面上部に「予約時にID番号は不要」と明記されている点です。国内線だからか、パスポート番号などの入力は求められませんでした。
最終確認画面では、フライト詳細、乗客情報、合計金額が表示されます。ここでも価格の変動はなく、最初に提示された金額のままでした。格安OTAでよくある「最終画面で突然値上がり」というトラブルはありませんでした。

決済はクレジットカードで行いました。カード番号、名義、有効期限、セキュリティコードを入力し、「Confirm and Pay」ボタンをクリック。決済は数秒で完了し、「Payment successful, waiting for ticket(s) issuance」という画面が表示されました。ここまでは非常にスムーズです。

予約確認メール:ここから長い待ち時間が始まった
決済完了後、「My Bookings」ページを確認すると、予約ステータスは「Payment successful, waiting for ticket(s) issuance」となっています。決済は成功したが、チケット発券待ちという状態ですね。画面には「Ticket Issuing Time - Once payment is confirmed, tickets will be issued within 48 hours」と記載されています。つまり、決済確認後48時間以内にチケットが発券されるということです。

ここで少し不安になりました。というのも、これまで利用してきたSeishin Spiritなどの中国系OTAでは、購入から1時間以内、早ければ数分でチケット発券の連絡が届くのが普通だったからです。爆速発券に慣れていた私にとって、「48時間以内」という表記は少し長く感じられました。
とはいえ、規約に明記されているのだから仕方ありません。気長に待つことにしました。
待てど暮らせど届かないEチケット:これは失敗したか?
決済から数時間が経過しても、チケット発券の連絡は届きません。メールボックスを何度もチェックしますが、来るのは他の通知メールばかり。TeaFlightからは音沙汰なしです。
2日目に入っても変化なし。これまでの経験上、こういう格安OTAでトラブルが起きると、カスタマーサポートとの英語や中国語でのやり取りが必要になります。それも面倒だし、最悪の場合、返金すら難しいかもしれない。「失敗したかな...」という考えが頭をよぎり始めました。
48時間の期限が迫ってきます。あと数時間で制限時間切れです。このまま発券されなければ、カスタマーサポートに連絡するしかありません。メールの文面を考え始めていたそのとき...

ようやく届きました!「Ticket Confirmed!」の待望のメールです。決済からほぼ48時間ぎりぎりのタイミングでした。思わず安堵のため息が漏れます。
メール本文には、「We've booked everything for your trip」と書かれています。予約者名、注文番号、決済時刻が明記されています。そしてフライト詳細として、出発地・到着地、出発時刻、到着時刻、便名(スカイマーク便)、機材(Boeing 737)、クラス(Economy)が記載されていました。
結果的には問題なく発券されましたが、この待ち時間の長さは要注意ポイントです。急ぎの予約や、すぐに確定したい場合には向いていないかもしれません。
航空会社公式サイトでの照会:そして連絡先の変更を忘れずに
ここからが最も重要な検証ポイントです。TeaFlightで予約した内容が、本当に航空会社側でも確認できるのか。スカイマークの公式サイトにアクセスし、予約照会を試みました。
TeaFlightから届いたメールに記載されていた情報を元に、予約番号と名前を入力します。ドキドキしながら検索ボタンをクリック...すると、無事に予約情報が表示されました!

公式サイトの予約照会画面には、便名、出発地、到着地、出発時刻、到着時刻、、予約番号が表示されています。すべてTeaFlightで予約した内容と一致しています。これで予約が正式に成立していることが確認できました。
ただし、ここで重要な発見がありました。公式サイトの予約詳細を確認すると、登録されているメールアドレスが私のものではなく、見知らぬアドレスになっていたのです。おそらくTeaFlight側の連絡先が登録されているのでしょう。これはOTA経由での予約ではよくあることです。
この状態だと、航空会社からの重要な連絡(フライト変更、欠航、遅延など)が自分に届きません。必ず公式サイトで自分のメールアドレスに変更しておきましょう。私もすぐに自分のアドレスに変更しました。この一手間を忘れると、後々トラブルになる可能性があります。
公式サイトで予約確認ができたことで、座席指定も可能になりました。TeaFlightでは座席指定ができなかったため、航空会社の公式サイトから自分で好きな座席を選ぶことができます。これは大きなメリットです。
TeaFlight利用のメリットとデメリット
実際に使ってみて分かったメリットは以下の通りです。まず何と言っても価格の安さ。今回の検証では、他の大手OTAより明らかに安い価格で予約できました。予約プロセスもシンプルで分かりやすく、英語が苦手な人でも十分理解できる内容です。そして最も重要なのは、実際に航空会社側でも予約が確認でき、正規のチケットとして成立していた点です。
一方で、デメリットやリスクも存在します。最大の問題点は、チケット発券までの時間が読めないことです。今回は48時間ぎりぎりまでかかりましたが、これが常にそうなのか、たまたまなのかは分かりません。急ぎの予約には不向きでしょう。
また、連絡先情報が代理店のものになっているため、必ず航空会社の公式サイトで自分の連絡先に変更する必要があります。この手間を惜しむと、重要な連絡を見逃す可能性があります。予約番号の形式が特殊で、初めて利用する人は混乱するかもしれません。座席指定や手荷物の追加は、TeaFlightではなく航空会社の公式サイトで行う方が確実です。
まとめ:コスパ重視で時間に余裕があるならアリ
実際にTeaFlightを使って予約してみた結果、少なくとも詐欺サイトではないことが確認できました。予約は正式に成立し、航空会社側でも確認できます。価格面でのメリットは明確で、数千円の差は大きいと言えるでしょう。
ただし、チケット発券まで最大48時間かかる可能性があることは必ず頭に入れておいてください。出発まで時間的余裕がある予約には向いていますが、直前の予約や急ぎの予約には不向きです。また、発券されるまでの間、不安な時間を過ごすことになるかもしれません。
今後、実際にフライトに搭乗した後の状況や、何かトラブルがあれば追記していきます。TeaFlightを利用される方は、自己責任でよく検討の上ご利用ください。
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