カタール領空の閉鎖で、ドーハに降り立ったまま身動きが取れなくなった旅行者が続出しています。
フライトはキャンセル、次の便のめどは立たず、空港で途方に暮れている——そんな状況に置かれた日本人旅行者にとって、朗報が入ってきました。
JAL(日本航空)が、ドーハで足止めになった乗客の宿泊費を負担する方針を打ち出しました。
JALが宿泊費を負担——対象者と内容
JALは今回の中東情勢悪化に伴い、ドーハで足止めとなった乗客に対して宿泊費用を負担することを正式に表明しています。
対象となるのは、欠航となった3月1日のドーハ発JL50便の乗客、およびドーハに到着後に足止めとなった2月28日の羽田発JL59便の乗客です。費用請求の上限については、状況に応じて柔軟に対応する方針としており、一律の上限額を設けた杓子定規な対応ではなく、現場の実態に即した補償を行う姿勢を示しています。
現地で困っている方は、まず空港内のJALスタッフに声をかけ、宿泊費負担の手続きを確認してください。
カタール航空も空港でホテルバウチャーを発行中
また、JALに加えて、カタール航空もハマド国際空港で可能な限りホテルバウチャーを発行し、宿泊施設の案内を行っています。JAL便でドーハ乗り継ぎ中だった方も含め、現地で困っている方はカタール航空のスタッフにも相談してみる価値があります。
欠航便の最新状況(補足)
参考までに、現時点でJALが確定している欠航便は以下の通りです。
2月28日発 JL59 東京(羽田)→ドーハ、3月1日発 JL50 ドーハ→東京(羽田)、3月1日発 JL59 東京(羽田)→ドーハ、3月2日発 JL50 ドーハ→東京(羽田)、3月2日発 JL59 東京(羽田)→ドーハ、3月3日発 JL50 ドーハ→東京(羽田)、3月3日発 JL59 東京(羽田)→ドーハ、3月4日発 JL50 ドーハ→東京(羽田)。
3月4日のドーハ発JL50便までの欠航がすでに決定しており、それ以降の見通しは引き続き検討中です。最新情報はJAL公式サイトで随時更新されています。
日本に帰れない・次の目的地に飛べない方へ
宿泊の手当てがついたとしても、次にいつ飛べるのかという問題は残ります。カタール領空の再開見通しは現時点では未定であり、再開後も即座にフル運航に戻るとは限りません。
その間の代替ルートについては、こちらの記事でまとめています。
また、復旧後にエミレーツやカタール航空に旅客が殺到して満席になったり、運賃が急騰する可能性についても、別記事で解説しています。落ち着いて代替便を確保するためのヒントとして、参考にしてください。
おまけ:湾岸諸国に行けないなら、別のイスラム圏へ遊びに行こう
ところで、湾岸諸国への旅行をキャンセルせざるを得なくなった方に、少し朗報を。
現在、外務省がイラン・湾岸諸国を中心に危険勧告を発表しており、事実上これらの国々への旅行は不可能となりました。
ただし、危険地域を避けさえすれば、中東や周辺イスラム圏への旅行に行くことができるチャンスもまだ残っています。続きの記事で、有力な代替渡航先をいくつか紹介しているので、中東旅行の夢を捨てきれない方は是非ご覧になってみてください。
まとめ
ドーハで足止めになってしまっても、JALが宿泊費を見てくれます。まずは空港内のJALスタッフに声をかけること、そして並行してカタール航空のスタッフにもホテルバウチャーの発行を相談してみてください。焦る気持ちはよく分かりますが、宿の確保だけは心配しなくて大丈夫です。次のフライトについては、状況を見ながら落ち着いて代替便を探しましょう。
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この記事は2026年3月2日時点の情報に基づいています。補償の詳細や運航状況は変化する場合があります。最新情報は必ずJAL公式サイトでご確認ください。
