定番ツアーはもう飽きた?ローカル旅行情報発信サイト「コスパトラベル」

パッケージツアーやガイドブックに頼った旅行に飽きた大の旅行好きの方々向けに、ローカル&コスパの良い旅行情報を集めたポータルサイト

キャンピングカーで日本を旅する、という選択肢 - Campervan Japanのキャンパーレンタルサービスについて調べてみた【PR】

記事内にはスポンサーリンクが含まれる場合があります。

カーシェアやサブスクリプション型のレンタカーがすっかり定着して、「必要なときだけ車を使う」という文化はずいぶん広まった。でも考えてみると、その延長線上にあるはずの「キャンピングカーのレンタル」は、なぜかまだそこまで市民権を得ていない。キャンピングカーといえば購入して所有するもの、あるいは一部の熱狂的な愛好家のもの——そんなイメージがまだ根強いのだろう。

ただ、コスパトラベラーとしての立場で考えると、これは見逃しにくい選択肢だ。宿泊費と移動費が一台の車にまとまる、行き先を旅しながら決められる、荷物を毎日運び回らなくていい。条件が合えば、新幹線+ホテルの組み合わせより圧倒的に安くなる可能性がある。

そんな視点で探していたところ、成田空港のそばに拠点を構えるキャンパーバンレンタルサービスを見つけた。その名も、Campervan Japanだ。本記事では、そのサービス全貌に迫っていく。

Campervan Japanとは

https://travellers-autobarn.co.jp/en/wp-content/uploads/2025/12/Travellers-Autobarn-Japan-Campervan-Road-trip-2-1.jpg

「Campervan」は、もともとはオーストラリア発のサービスで、現在はアメリカ・オーストラリア・ニュージーランド・日本の4カ国で展開している。バックパッカーや長期旅行者向けのキャンパーバンレンタルとして出発したブランドで、「若くても気軽に使える旅の足」というコンセプトが一貫している。18歳から借りられ、若者向けの追加料金も一切ない。

日本拠点は成田に1カ所のみ。成田空港第3ターミナルから徒歩15〜20分、タクシーなら10分ほどの場所にある。空港から直接ピックアップして旅をスタートできる点は、特に地方在住者や帰国後そのまま旅に入りたい人にとって便利だ。

 

どんな車に乗れるのか

主力モデルは「KUGA Campervan」と呼ばれるキャンパーバンタイプ。車内には2口のガスコンロ、冷蔵庫、給水ポンプ、USBポートが備わっており、寝袋・枕・タオル・調理器具一式もオプションで借りられる(一回4,000円)。いわゆる「車の中で生活できる」最低限の装備は揃っている。

その他のラインナップとしてステーションワゴンタイプもあり、こちらは調理器具やテントがオプション扱いになるなど装備がよりシンプルな作りになっている(実質、レンタカー+キャンピング器具の貸し出し、といったイメージに近い)。

なお、日本はコンビニと道の駅の密度が世界屈指なので、車載トイレがなくても旅の困りごとはほとんどないのがありがたい。

費用のリアルな話

走行距離料金は完全無料・無制限。これは地味に大きい。レンタカーで長距離を走ると距離料金がじわじわかさんでくるが、キャンパーバンならどれだけ走っても基本料金+別途高速料金やガソリンを支払うだけだ。

長期で使うほどコスパが上がる設計になっており、21日以上のレンタルには最大30%の割引が自動で適用される。一ヶ月かけて日本を縦断するような旅なら、宿泊費の節約と合わせてかなりの差が出るはずだ。

ただし、キャンセルについてはやや厳しめのポリシーが設定されている。14日前以降のキャンセルで2万円、7日以内で総額の半額、当日や無断キャンセルは全額没収となる。旅程が固まってから予約するのが無難だ。

運転免許についての注意点

ところで、外国の免許を持つ人——在日外国人や旅行者——は免許の種類によって必要書類が変わる。

スイス・ドイツ・フランス・ベルギー・モナコ・台湾の免許保持者は、元の免許に加えて日本語翻訳証明書が必要になる。それ以外の国の免許を持つ人は、1949年のジュネーブ条約に基づく国際運転免許証(発行から1年有効)を用意する必要がある。コピーや画像データは一切有効ではなく、必ず原本を携帯しなければならない。

どんな旅に向いているか

正直に言うと、万人向けではない。最低レンタル日数が時期によって4〜10日に設定されているため、週末旅行には使えない。東京・京都・大阪をサクッと回るだけなら、新幹線とホテルの組み合わせの方が快適で効率的だろう。

このサービスが真価を発揮するのは、まとまった日数を使って地方や自然の中をゆっくり走るような旅だ。山間部の湖畔に車を停めて一夜を明かす、道の駅をつなぎながら東北を北上する、富士山麓で朝を迎える——そういう旅のスタイルと相性がいい。特に複数人での旅なら、宿代を割り勘する必要がなくなる分、一人あたりのコストは驚くほど下がる。

季節としては、晴れの日が多く、花や紅葉の時期とも重なる春・秋が最も快適だろう。夏は暑くなりキャンピングが過酷になる可能性があるため、東北・北海道・日本アルプスなど標高の高いエリアを選ぶのが賢明だ。また、冬の走行については凍結リスクが増すため、山間部や豪雪地帯での旅は避けるのが賢明だろう。

まとめ

キャンピングカーレンタルはまだマイナーな選択肢かもしれないが、使い方さえ合えばコスパと自由度で他の移動手段を上回る場面は確実にある。Campervan Japanは成田アクセスの良さ、走行距離無制限、24時間多言語対応のロードサービスなど、使い勝手の面でもよく考えられたサービスだと思う。

「旅の移動手段の選択肢を広げておきたい」という人には、一度調べてみる価値がある。