先日の救援便に続いて、大きな動きが出ました。
カタール航空は現地時間3月8日(日)夜、今後数日間の運航スケジュールを発表しました。9日・10日と日を追うごとに行き先が一気に増え、ドーハの空が本格的に動き出す気配が漂っています。
3月9日(月)・10日(火)の運航予定路線
今回発表された運航スケジュールは下記の通り。
3月9日(月)のドーハ発便はソウル、モスクワ、ロンドン(ヒースロー)、デリー、マドリード、イスラマバード、北京、パース、ナイロビ。
3月10日(火)のドーハ発便はカイロ、ロンドン(ヒースロー)、ジェッダ、マニラ、コーチ、マスカット、イスタンブール、ムンバイ、デリー、ナイロビ、イスラマバード、マドリード、フランクフルト、コロンボ、ミラノ。
2日間合わせると、アジア・欧州・中東・アフリカ・オセアニアにまたがる幅広い路線が復活します。昨日の欧州5都市への救援便から、わずか2日でここまで広がる——UAE側の復旧ペースと重なるような、急速な展開です。
残念ながら現時点では日本への直行便はリストに含まれていませんが、ソウル(仁川)が9日から入っているため、仁川乗り継ぎでの帰国というルートが選択肢として浮上します。
ただし「商業運航の再開」とはまだ言っていない
ここは冷静に見ておく必要があります。カタール航空は今回も「これらの便は商業運航の再開を確認するものではない」という但し書きを付けています。
とはいえ、行き先の数と広がりを見れば、実態としては商業運航への移行が着々と進んでいると見てよいでしょう。正式な商業運航の再開発表は、本日現地時間午前9時に予定されていましたが、続報をご確認ください。
周辺の最新状況
エミレーツは3月7日に正式に「運航再開」を宣言し、emirat.es/nowoperatingで新規予約も受け付けています。近日中の100%ネットワーク回復を見込んでいます。ただし7日朝にはドバイ空港付近でドローン攻撃があり一時中断する場面もあり、まだ完全に予断を許さない状況も続いています。
エティハドは東京を含む70都市以上への再開を発表済みで商業便も運航中です。
リヤド経由便については、フライトレーダー24が「リヤド・キング・ハーリド国際空港への便が迂回・引き返しを余儀なくされている」と報告しており、サウジアラビア側にも引き続き不安定な動きがあります。リヤド経由での帰国を検討している方は、最新情報を十分に確認してください。
バーレーンのガルフ・エアはまだ全便停止が続いており、クウェートも空港に物理的な損傷が確認されていて商業便の再開は最も遅れる見通しです。
ドーハで足止めの方へ
カタール航空はドーハの指定ホテルで担当者が対応中です。9日以降の便への振り替えを希望する方は、ホテルのカタール航空スタッフに早めに相談してください。
また外務省の救援チャーター便が3月8日にマスカット・リヤドから運航予定です。たびレジ未登録の方は今すぐ登録を(www.ezairyu.mofa.go.jp)。
まとめ
カタール航空が3月9日から本格的な路線再開に動き出します。9日にソウル・ロンドン・デリーなど9都市、10日にはさらに15都市と、行き先は急速に広がります。日本直行便はまだありませんが、ソウル経由での帰国という選択肢が浮上しています。ドーハの空が、ようやく本格的に動き出そうとしています。
状況が動き次第、引き続き更新します。
この記事は2026年3月9日時点の情報に基づいています。運航状況は随時変化します。最新情報は必ずカタール航空公式サイト(qatarairways.com)でご確認ください。
