定番ツアーはもう飽きた?ローカル旅行情報発信サイト「コスパトラベル」

パッケージツアーやガイドブックに頼った旅行に飽きた大の旅行好きの方々向けに、ローカル&コスパの良い旅行情報を集めたポータルサイト

eDreamsを10件使い続けてわかった真実とリスク - 予約失敗を経てもなお利用する理由【2026年最新評価】

記事内にはスポンサーリンクが含まれる場合があります。

このブログでeDreamsを最初に取り上げたのは、予約不成立というトラブルを経験した直後でした。購入手続きを完了したにもかかわらず「予約不成立」のメールが届き、航空券が確保できなかったというケースで、格安OTAのリスクを身をもって体験した出来事でした。

www.kosupatravel.com

それから時間が経ち、私のOTA使用記録はコロナ禍明け以降だけで51件に積み上がりました。使ったサービスはSEISHIN SPIRIT、Ly.com、GotoGate、Kiwi.com、HopeGoo、Trip.com、Agoda、TeaFlight、Bravofly、そしてeDreamsと計12サービス。このうちeDreamsは10件と、全体の約20%を占める主要サービスの一つです。51件という母数は、少なくとも日本語圏の個人ブログとしては前例のない規模だと思っています。今回はこのデータをもとに、eDreamsを改めて評価したいと思います。

eDreams(イードリームス)とは

念のため簡単に触れておくと、eDreamsは1999年設立のヨーロッパ系OTAで、航空券・ホテル・レンタカーを取り扱っているサービスです。日本語にも対応しており、Googleフライトやスカイスキャナーの検索結果に最安値候補として頻繁に登場します。

なお、Trustpliotによるサービス信頼度調査でも、OTAの中では比較的高評価である4.2をマーク。世界的にも、信頼度の高いサービスとして評価されていることが分かります。

有料会員サービス「eDreams Prime」も展開しており、月額1,390円で約5〜7%の航空券割引が受けられる仕組みです(Prime検証の詳細は過去記事をご参照ください)。

www.kosupatravel.com

10件の実績データ

51件の全体実績の中で、eDreams単体の内訳は以下の通りです。

○(問題なく搭乗・発券完了):8件、▲(不可抗力的・軽微な問題あり):1件、×(OTAまたは予約プロセスに起因するトラブル):1件

使用区間は羽田-台北往復、羽田-上海、上海-羽田、羽田-香港経由往復、佐賀-羽田など、日本発着のアジア路線が中心です。

×の1件が、以前の記事で詳しく書いた予約不成立のケースです。羽田-福岡区間で購入手続きを完了したにもかかわらず、往路便のみが何らかの理由で予約キャンセル扱いとなり、再予約を余儀なくされました。幸い渡航まで余裕があったため致命的にはなりませんでしたが、当日まで日程が迫っている場合はこのリスクは洒落にならない。

▲の1件は自己都合によるキャンセルで一部返金を受けたケースで、OTA側の問題ではありません。

予約不成立は「eDreams固有の問題」か?

前回の記事で予約不成立を経験したとき、私はそれをeDreams特有のリスクとして書きました。ただ51件のデータを通じて見直すと、予約不成立という現象はeDreamsに限らず格安OTA全般で起こりうるものです。実際Bravoflyでも手荷物登録エラー、SEISHIN SPIRITでも本人確認トラブルと、各サービスそれぞれに異なる形でトラブルは発生しています。

OTA経由の予約では、購入完了=搭乗確定ではないという認識が前提として必要です。どのサービスを使う場合でも、予約後に航空会社の公式サイトでPNRを確認し、本当に予約が通っているかを確認する習慣をつけることが、トラブルを回避する最大の手段だと思っています。

eDreamsの予約不成立は、購入後すぐに航空会社のシステムで確認していれば、渡航前に気づいて対処できたはずのトラブルでした。

なぜ10件も使い続けているのか

予約不成立を経験したにもかかわらず、なぜ使い続けているのか。答えは単純で、価格競争力があるからです。

特に羽田-台北、羽田-上海、羽田-香港といった日本発着の近〜中距離国際線では、eDreamsが他のOTAと比較しても安値を出すことが多い。SEISHIN SPIRITやKiwi.comと並行して比較検索していると、路線によってはeDreamsが最安値になるケースが少なくありません。また過去にeDreams Primeの無料トライアルを検証したときに確認した通り、Prime会員価格では約5〜7%の上乗せ割引が確実に乗ってくるため、複数の予約が重なる時期はトライアルを活用する価値もあります。

10件のうち8件が問題なく搭乗・発券できているという事実は、eDreamsが「一度失敗したから二度と使わない」という判断をすべきサービスではないことを示していると思います。

eDreams Primeはお得か——改めて整理すると

以前の記事でも詳しく書きましたが、改めて一言でまとめると「頻繁に旅行する人には価値があるが、万人向けではない」というものです。5〜7%の割引は本物ですが、eDreamsが常に最安値を出すわけではなく、他OTAと比較した上でeDreamsを選んだ場合にのみ恩恵が受けられます。徹底的に価格比較する習慣がある旅行者にとっては、そもそもeDreamsを選ぶ頻度が高くないと、年会費の元が取りにくい。

もう一つ重要な注意点は解約の難しさです。無料トライアルを始める際は、必ず開始直後にリマインダーをセットしてください。13〜14日目に解約の手続きをしないと、気づかぬうちに自動更新されてしまうリスクがあります。

www.kosupatravel.com

eDreamsが向いている使い方・向いていない使い方

向いているのは、日本発着のアジア路線(特に台北・上海・香港・ソウル方面)での国際線予約です。この方面では価格競争力が出やすく、私の実績でも問題なく使えているケースが多い。予約後は必ず航空会社のサイトでPNR確認を行う習慣さえつければ、十分に実用的なサービスです。

向いていないのは、日程の余裕がない急な予約です。予約不成立のリスクがゼロではない以上、渡航まで時間的な余裕がない場合は、公式サイトか信頼性の高い別ルートで確保することをお勧めします。また、JAL・ANAの国内線については、他のOTAと同様に代理店経由ならではの本人確認リスクがあるため、慎重に判断した方が良いと思われます。

まとめ

コロナ以降の51件・12サービスという全体実績の中で、eDreamsは10件中8件が問題なしという成績です。1件の×は予約不成立という実際に痛い経験でしたが、それをもってサービス全体を否定するのは、データを見れば早計だとわかります。

格安OTAは概して「使い方次第」のツールです。eDreamsも例外ではなく、予約後の確認作業を怠らず、日程に余裕を持って使えば、コスパの高い航空券を手に入れる手段として十分に機能します。過去記事を書いた当時は1〜2件の体験しかなかった分、今回の10件という実績に基づく評価の方が、より実態に近いものだと自信をもって言えます。

なお本記事のデータは個人の使用記録に基づくものであり、結果を保証するものではありません。OTAの評価は区間・時期・航空会社の組み合わせによって変わりうるため、あくまで参考情報としてご活用ください。

www.kosupatravel.com