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GotoGate・Flight Network・MyTripを1年間で6回使い続けたわかった、格安OTAフライトの実力と注意点【2026年最新】

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格安航空券を検索していると、GotoGate(ゴートゥーゲート)、Flight Network(フライトネットワーク)、MyTrip(マイトリップ)という3つのサービス名を目にする機会があります。見た目も価格帯も似ているこの3サービス、実は日本においてはいずれもGotoGate Japan株式会社が運営する同一グループのサービスです。

Googleフライトなどの検索エンジンの最安値欄に頻繁に登場する一方で、「怪しい」「危険」「返金されない」といったレビューも散見されるため、使うのをためらっている方も多いのではないでしょうか。

今回は、コロナ禍明け以降のOTA全体51件の予約記録をもとに、GotoGate系3サービスをまとめて評価します。51件という母数は、少なくとも日本語圏の個人ブログとしては前例のない規模ではないでしょうか。そのうちGotoGate系は6件を占めており、単発レビューでは見えなかった実態をお伝えできると思います。

GotoGate・Flight Network・MyTripとは

馴染みのない方向けに説明をすると、GotoGate(ゴートゥーゲート)Flight Network(フライトネットワーク)MyTrip(マイトリップ)は、いずれも格安航空券OTA(オンライン旅行代理店)です。スウェーデン発のグループが世界各国で展開しており、日本向けサービスはGotoGate Japan株式会社が一括して提供しています。バックエンドの仕組みは3サービスで共通しており、発券プロセスや対応フローも実質的に同じです。

各サービスのホームページを見比べてみると、カラーリングこそ異なりますが、よくよく見るとほぼ同じ構造・デザインになっていることに気づきます。別サービスとして展開しながら実態は同一というのがこのグループの特徴であり、それゆえちょっと怪しいと感じている消費者も多い様子。

Googleフライトやスカイスキャナーで検索すると、同じフライトが3つのサービス名でそれぞれ表示されることがあります。まれに微妙な差が生じるものの、基本的には価格もほとんど同じに設定されています。

6件の予約実績

51件のOTA予約実績全体の中で、GotoGate系3サービスの内訳は以下の通りです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/ymdxd/20260402/20260402170621.png

  • GotoGate:4件(関西-蘭州、成田-ドバイ往復、ロンドン-チュニス×2)
  • Flight Network:1件(厦門-羽田)
  • MyTrip:1件(成田-厦門)

○(問題なく搭乗・発券完了):5件 ▲(不可抗力的・軽微な問題あり):1件 ×(OTAまたは予約プロセスに起因するトラブル):0件

成功率83%、OTA起因のトラブルはゼロです。唯一の▲はMyTripでの成田-厦門予約で、これは私自身の都合によるキャンセルで一部返金を受けたケースであり、OTA側に起因する問題ではありませんでした。

使用区間のバリエーション

6件の区間は、関西-蘭州(KIX-LHW)、成田-ドバイ往復(NRT-DXB-NRT)、ロンドン-チュニス(LGW-TUN)往復、厦門-羽田(XMN-HND)、成田-厦門(NRT-XMN)と、近距離アジア路線から中東・欧州路線まで幅広く使っています。ロンドン-チュニス往復や成田-ドバイ往復といった長距離路線でGotoGateが最安値近辺の価格を出してきたことが選択のきっかけでした。関西-蘭州のようなマイナー路線でも競争力のある価格が出ることがあり、こういった路線での仕入れ力はこのグループの強みの一つだと感じています。

▲の1件:MyTripでの自己都合キャンセルと返金交渉

1件の▲はMyTripでの成田-厦門予約で、私自身の事情による旅程変更が発生しキャンセルを余儀なくされました。「格安OTAでは返金が望めない」という評判をネットで見ていたこともあり、正直あまり期待せずにサポートへ問い合わせを入れたのですが、結果的には約2ヶ月後に部分返金を受けることができました。

ただしその過程は決してスムーズではありませんでした。サポートへの問い合わせに対し、担当者ごとに「返金可能」「返金対象外」と正反対の回答が返ってきて振り回される場面が複数回ありました。航空会社(春秋航空)とMyTripの双方と並行してやりとりを続け、諦めずに交渉を重ねた結果、最終的に春秋航空からMyTripへの返金が完了し、私の口座にも入金されました(詳しい経緯は過去記事をご参照ください。)

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この経験から言えることは、GotoGate系でのキャンセル・返金対応は「不可能ではないが、積極的に動かなければ前に進まない」ということです。自動的に返金が処理されることは期待せず、こまめに問い合わせを重ねる粘り強さが必要です。また担当者ごとに回答が異なるケースがあるため、やりとりの内容はスクリーンショットなどで記録を残しておくことを強くお勧めします。

GotoGate系が「怪しい」「危険」と言われる理由

ネット上でGotoGate(ゴートゥーゲート)、Flight Network(フライトネットワーク)、MyTrip(マイトリップ)に対するネガティブなレビューが存在することは事実です。私の経験から言えば、その多くは二つのパターンに分類できます。

一つは、フライトキャンセルや遅延など航空会社側に起因するトラブルが代理店のせいにされているケースです。OTA経由では航空会社との直接交渉ができないため問題解決に時間がかかります。それ自体はOTAの構造的な問題ではあるものの、航空会社が直接の原因であることが多い。

もう一つは、キャンセル・変更ポリシーを理解せずに購入し、思い通りの対応が受けられなかったというケースです。格安チケットにはキャンセル不可・変更不可のものが多く、購入時に条件を確認しないまま後でトラブルになるパターンです。今回の私のケースのように、粘り強く交渉すれば返金にこぎつけられる場合もありますが、それには相応の時間と労力が必要です。

GotoGate系に限らずOTA全般に言えることですが、条件を理解した上で使えば十分に実用的なサービスです。

価格競争力の実態

GotoGate系の価格競争力は、欧州路線・中東路線・北アフリカ路線を中心に他OTAと比べて安値が出ることがあります。成田-ドバイ往復やロンドン-チュニス往復での使用実績はその典型で、他のサービスでは出てこない価格帯を提示していました。コンスタントに最安値というよりは、特定の路線・タイミングで突出して安くなるという印象です。

予約後に気をつけること

GotoGate系で予約した後は、必ず航空会社の公式サイトでPNRを確認してください。発券に数時間かかる場合があり、PNRが届いたら即座に航空会社のチェックイン画面で予約が正しく反映されているかを確認することが重要です。

手荷物規定の確認も必須です。格安プランで発券される場合、受託手荷物が含まれていないことが多く、後から追加しようとすると割高になるケースがあります。オプション追加が必要な場合は航空会社の公式サイトから直接行う方がスムーズなことがほとんどです。

サポートとのやりとりについては、担当者によって回答内容が変わることがあります。問い合わせの際はやりとりの内容を必ず記録に残しておき、前回の対応内容を参照しながら交渉を進めることをお勧めします。

GotoGate・Flight Network・MyTripが向いている使い方・向いていない使い方

これらのサービスが向いているのは、欧州・中東・北アフリカ方面の国際線や特定のアジア路線での安値探しです。キャンセルや変更の可能性が低い確定的な旅程で、予約後の確認作業を面倒がらない方には十分に実用的なサービスです。

向いていないのは、キャンセルや変更の可能性が高い旅程です。返金交渉には時間と労力がかかることを覚悟した上で使う必要があります。また発券ラグが許容できないタイトなスケジュールの方にも向きません。

まとめ

コロナ以降の51件・12サービスという全体実績の中で、GotoGate(ゴートゥーゲート)・Flight Network(フライトネットワーク)・MyTrip(マイトリップ)の3サービス合計6件中5件が問題なし、1件が▲(自己都合キャンセル・一部返金)、×はゼロという成績です。

「返金されない」「危険」というネットの評判と実態の間には、使い方の理解度と交渉姿勢という大きな差があります。返金が必要になった場合でも、諦めずに粘り強く交渉すれば道が開けることは私自身の経験が証明しています。3サービスがGotoGate Japan株式会社の運営であることを理解した上で、キャンセルポリシーをしっかり確認して購入する——この姿勢があれば、欧州・中東路線を中心に価格競争力のある実用的なサービスとして機能します。

なお本記事のデータは個人の使用記録に基づくものであり、結果を保証するものではありません。OTAの評価は区間・時期・航空会社の組み合わせによって変わりうるため、あくまで参考情報としてご活用ください。

全体レポートはこちらから

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