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【朗報】カタール航空、日本3路線を順次再開・増便——羽田線2年ぶりの復活、成田はダブルデイリーへ【2026年5月最新】

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ドーハ・ハマド国際空港

 

夏休みを目前にして、ようやく本格的に戻ってきます。

2月28日の米イスラエルによるイランへの攻撃を発端とした中東危機から約3か月。ドバイ・ドーハの空港閉鎖、領空封鎖、救援便の混乱——このブログでも速報を書き続けてきた一連の騒動を経て、カタール航空が日本路線の再開・増便スケジュールを正式に発表しました。

危機の最中、カタール航空はドーハ発着の全便を停止。救援便から少しずつ路線を戻し、商業運航を段階的に回復させてきました。筆者自身の3月16日成田発ドーハ便もキャンセルになるなど、この3か月は「中東経由の旅」が実質的に不可能な時期が続きました。

それがいよいよ、夏に向けて本格的に動き出します。関西線の再開、成田線のダブルデイリー化、そして羽田線の復活——3つの日本路線が順次そろいます。

3路線の再開・増便スケジュール

再開・増便スケジュールをまとめるとこうなります。

成田線はすでに動いています。5月16日より週10便に増便済みで、6月17日からはさらに拡充してダブルデイリー(1日2往復)へ。既存のQR806/807便に加え、QR808/809便が加わります。

関西線は6月16日(火)に再開。週5便(月火木金日)での運航です。ドーハ発QR802便が深夜1:40発で関西に17:25着、関西発QR803便が18:55発でドーハに23:30着というスケジュールです。

羽田線は7月15日(木)に再開。当初は週4便(月水土日)で、8月1日からデイリーに増便します。QR812便がドーハ7:50発・羽田翌日0:05着、QR813便が羽田1:35発・ドーハ6:45着です。

全路線にエアバスA350またはボーイング777が投入され、全クラスでStarlinkによる無料高速Wi-Fiが利用できる予定です。

羽田線には、実はちょっとした背景がある

今回の羽田線復活には、少し複雑な経緯があります。

カタール航空はもともと羽田―ドーハ線を運航していましたが、2024年4月にJALが同路線に新規就航したことに伴い、コードシェア体制に移行して自社運航を終了していました。つまり羽田線は中東危機とは別の理由で、すでに約2年間運休していたのです。

ところが今回の中東危機でJALの羽田―ドーハ線が長期欠航となり、7月1日まで欠航延長が確定しています。その穴を埋める形でかなの否か、このタイミングでカタール航空が自社運航として羽田線を復活させることになりました。

不謹慎な言い方をすれば、我々カタール航空ファンとしては、災い転じて福となす——ではあります。危機がなければJALとのコードシェア体制がそのまま続いていたはずで、カタール航空が自社便で羽田に戻ってくるタイミングはもっと先だったかもしれません。

個人的に羽田線の復活がうれしい

そしてこのダイヤ、働きながら旅をする人間にとって非常によくできています。羽田発1:35というのは、金曜の仕事を終えてそのまま空港へ向かい、深夜便で飛び立てる時間帯です。土日をまるまる使い、日曜の深夜0:05に羽田着——月曜の朝からそのまま出勤できる。つまりこのケースだと、有給を一日も使わずに、実質1泊2日の中東・欧州旅行が成立します(さすがにヨーロッパ方面に呼ぶならばもう少しまとまった連休にしたいところですが笑)。

成田発深夜便もあるにはあるが。。

成田線だとこうはいきません。一応羽田にも深夜便があるのですが、夏ダイヤで22:25分発、冬ダイヤで21:55発と、定時退勤後に利用するにはちょっとタイトな時間帯。都心からのアクセスも羽田と比べると劣ってしまいます。

なおJALの羽田―ドーハ線(JL59/50便)については、安全が十分に確認できるまで欠航を延長するとしており、7月1日まで欠航が確定しています。JALとカタール航空はコードシェアを実施しているため、JALマイルでカタール航空便を予約するという選択肢も頭に入れておくといいかもしれません。

欧州・北米への乗り継ぎも復活

カタール航空の日本路線強化は、単に日本―ドーハ間の話にとどまりません。

ハマド国際空港を経由したバルセロナ、パリ、マドリード、カイロ、サンパウロなどへの接続が復活します。中東危機で欧州行きの乗り継ぎが壊滅的な状態になっていたことを考えると、この復旧は日本発の長距離旅行者にとって大きな朗報です。

また2026年はFIFAワールドカップの北米開催年。カタール航空はFIFAのグローバル公式エアラインパートナーとして、ニューヨーク、ロサンゼルス、トロント、マイアミなどの開催都市への接続も強化しています。観戦旅行を計画している方には、ドーハ乗り継ぎという選択肢が現実的になってきました。

注意点——JAL運航便はまだ欠航中

復旧が進むカタール航空に対して、JALの羽田―ドーハ線はまだ欠航が続いています。「カタール航空が再開した=JALも飛んでいる」ではありません。JAL便を利用予定の方は、最新の運航情報を必ず確認してください。

またカタール航空自身も「運航スケジュールは運航上・規制上・安全上の要因により変更またはキャンセルされる場合がある」としています。中東情勢は米イランの停戦合意により落ち着きを見せていますが、引き続き外務省の海外安全情報は確認しておくことをお勧めします。

まとめ

カタール航空の日本路線は夏にかけて段階的に本格復旧します。成田線は6月17日からダブルデイリー、関西線は6月16日再開(週5便)、羽田線は7月15日再開・8月からデイリー。中東危機で遠のいていた中東・欧州・北米への旅が、いよいよ現実的な選択肢として戻ってきました。

金曜の仕事終わりに羽田へ向かい、日曜の深夜に帰ってくる——そんな旅が、また組めるようになります。久しぶりの羽田線、楽しみにしています。

この記事は2026年5月19日時点の情報に基づいています。運航スケジュールは変更になる場合があります。最新情報は必ずカタール航空公式サイト(qatarairways.com)でご確認ください。