こんにちは、ヤムです!前回に引き続き、オマーンの旅行記事を執筆いたします。アラビア半島の先に位置するオマーンは、アラブ首長国連邦(UAE)やカタール等と比べると日本での知名度は今ひとつですが、アラブ随一の歴史や伝統溢れる国であると知り密かにずっと気になっていました。
そこで本オマーン旅行特集では、オマーンの新たな名物である気球ツアーについて実体験を交えながら紹介します!
前編はこちらから!
気球フライト当日の流れについて
中編では気球ツアー参加当日の集合~離陸までの流れを説明していきます。気球フライト中には上空から朝日を眺めることとなるため、集合は夜明け前。前日は早めに寝てしっかり休養を取っておきましょう。
朝5時台に基地へ到着
当日は指定の時間に気球のフライト拠点へと向かいます。集合時間はおよそ朝5時過ぎごろ。当日の日の出や風などの条件によって出発時刻が変わってくるので、前日にRoyal Balloon Omanと連絡を取り、集合時間を確認しておく必要があります。
また、集合場所も日々変更があるため合わせて確認をしておきましょう。通常はArabian Oryx CampやDesert Night Campなど、Bidiyah(ビディヤー/ビディヤフ)近辺のキャンプサイトが集合場所となるケースが多いです。
集合場所のArabian Oryx Campに到着。ちなみにほとんどの参加者はArabian Oryx Camp宿泊者だったとのことで、我々のように外来で利用するユーザーは珍しいようです。セルフキャンピングが不安な方や、暗い砂漠の悪路を運転して集合場所まで移動する(最悪横転して身動きが取れなくなることも有ります)のが不安な方は、最初からArabian Oryx Campに宿泊しておくことや、ツアー会社(後編で解説)の利用をお勧めします。
「Royal Balloon Oman」と書かれた赤いキャップを被った係員に声をかけ、名簿商号をします。その間、コーヒーを振る舞ってもらえるので、今まさに膨らんでいく気球を眺めながらコーヒーを一服します。
ゴーーという音とともに火がくべられ、しぼんだ状態から段々と立ち上がっていく気球。いよいよこれからこの気球に乗って空の旅へと出掛けるわけですね。
名簿照合が終わりクレジットカードまたは現金で決済を終えたら、ついに搭乗。最大12名程度の乗客が案内にしたがって次々気球に乗り込みます。全員が乗り終わったらルール説明。安全に飛行するためには、乗客全員がルールに従う必要があるのでしっかり耳を傾けましょう。
今回操縦を行うのは、メキシコからやって来たベテラン気球パイロットさん。つい先週までトルコにいた、とのことで、年中世界をまたにかけて気球を飛ばしている敏腕パイロットさんです。
そんな彼から簡単にルール説明。ざっくり、気球は風にしたがって進んでいくので、正確な進路についてはまだわからないということ、着陸体勢に入る際には全員が身を屈める必要があるということ、着陸の際には手元のロープをつかんで衝撃に備えること、など簡単な内容です。
ガイダンスが済んだらいよいよ離陸!炎を点火し、スタッフさんの合図とともに気球がふわりふわりと空へ飛び立ちます。ちょっと不安があったものの、離陸時に大きな衝撃はなく、気球のかごも思った以上に頑丈な作りになっていることもあって、いざ飛び立ってしまえば恐怖心はほとんどなくなりました。ついにここから念願の空の旅が始まります!
いかがでしたでしょうか?
今回はオマーンでの気球フライト体験レポート中編と致しまして、集合~離陸までの当日の流れを紹介しました。慣れない海外での気球フライトとなると色々と不安があることかと思いますが、パイロットの指示に従えば安心安全です。
次回「後編」では、上空での過ごし方や、着陸後のエピソードについて濃いめに紹介していきます。ここからが気球フライトの醍醐味ですので、是非合わせてご覧ください!
後編はこちらから!
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