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【気球ツアー・前編】中東オマーンの新名物!気球に乗って広大な砂漠を見下ろしてきた!【アラブの穴場観光地】

出典元: https://royalballoonoman.com/

こんにちは、ヤムです!先日中東はアラビア半島に取材に行ってきたのですが、その際に訪れた国のひとつがオマーンアラビア半島の先に位置するオマーンは、アラブ首長国連邦UAE)やカタール等と比べると日本での知名度は今一つなものの、アラブ随一の歴史や伝統溢れる国であると知り密かにずっと気になっていました。

そこで今回はオマーン旅行特集として、オマーンの新たな名物である気球ツアーについて実体験を交えながら紹介します!

オマーンってどんなところ?

城跡に挙がるオマーン国旗、Old Muscatにて。

そもそもオマーンがどんな所なのか、あまりピンと来ていない方も多いと思うので簡単に説明を。オマーンアラビア半島の先端に位置し、古くから海運の要所として栄えてきました。砂漠のイメージが強いアラブ諸国でもとりわけ海にちなんだ観光地や産業が発達しており、また南部のサラーラ地域では雨が降ることから、アラブ周辺諸国から「雨ツアー」目的の観光客が訪れるなど、特徴的な気候を有しています。

古き良きアラブ情緒豊かなオマーンの街並み。マスカット市内、ムトラ(Muttrah)にて。


また、オマーンでは景観条例により、ドバイやドーハなどで観られるような高層ビルの建築が禁止されていることも相まって、古都ニズワー(Nizwa)や現首都のマスカット(Muscat)を中心に、歴史的な城跡や建造物、そして古い街並みを観ることができます。そういった点からも、古き良きアラブ情緒を感じるには持って来いの国ということができます。

オマーンの気球ツアー

そんなオマーンでの気球ツアーですが、実はつい最近始まったばかり。飛行を開始したのは2023年春からだとのこと。そのためネット上には口コミなどの情報がほとんどなく、本当にちゃんと飛ぶのか不安に感じる方も多いことだと思います。だからこそ、今回は世界でいち早く体験レポートを書くべく、私自ら搭乗させていただいた次第となります!

ちなみに、オマーンの気球ツアーのオペレーターはロイヤルバルーンオマーン(Royal Balloon Oman)というサービスが運営しており、オマーン以外にもトルコとルワンダで気球を飛ばしているとのこと。気球でお馴染みのトルコからやって来たサービスだと考えると幾分か安心できますね。

royalballoonoman.com

気球ツアーのフライト時間は凡そ50分ほどで、オマーン東部のWahiba Sands(ワヒバ砂漠)またの名をSharqiya Sands(シャルキーヤ砂漠)という広大な砂漠の中で発着します。出発場所は前日に決まり、また着陸場所も風のみぞ知る。不確定要素がたくさんのフライトだからこその、のんびりとした1時間を満喫することができます。

ちなみにRoyal Balloonはトルコの他にも最近ルワンダアカゲラ国立公園でも飛行をスタートしたとのこと。アフリカのサバンナと動物たちを上空から眺めるのもきっと格別に違いないですね。

ルワンダアカゲラ国立公園についての体験レポートはこちらから!

www.kosupatravel.com

予約は事前にメールで

Royal Balloon Omanの気球ツアーを予約する場合は、ホームページのお問い合わせフォームもしくは、メールで予約リクエストを送りましょう。天候や時期などによってはツアーを開催していない可能性があるので、コンタクトはお早めに。

 

出発場所は大抵Arabian Oryx Campなどのキャンプサイトとなるため、当日は出発地や周辺のキャンプサイトに宿泊するか、もしくは近場でセルフキャンプをし早朝に現地まで行く、などの対応が必要になります。いずれにせよ、集合時間は5時台となるため、事前に計画を立て、滞在先や集合方法(場所によってはピックアップして貰えることも)について事前に密な連絡を取っておくことをお勧めします。

予約の際には希望日時と人数を伝え、合わせてパスポートのコピーを送る必要があります。ツアー料金の決済は現地で現金またはクレジットカード決済となります。

いかがでしたでしょうか?

今回はオマーンの気球ツアー紹介前編として、大まかな概要と予約方法について説明しました。次回「中編」ではより詳細なツアー当日の流れについて、実体験をもとに紹介していきますので乞うご期待を!

中編はこちらから!

www.kosupatravel.com

 

この記事を書いたライター:
 
楽家や写真家、3Dアーティストとして活動する傍ら年間数十本の弾丸海外旅行に勤しむコスパトラベラー。陸上だけでなく、海の中や空の上の世界も楽しめるような記事をお届けします。