皆様、ゴールデンウィーク目前となりましたが、旅行計画は既に立てられましたか？海外旅行はリフレッシュ休暇にうってつけである反面、ピークシーズンを中心に費用がかかるのがネックですよね。しかし、少しの工夫で、格安で旅行を楽しむことも可能です。
ここでは、「一円でも安く旅行したい」という思いを持ったコスパトラベラーたちへ向けて、格安旅行を実現するための10の節約旅行術をご紹介します。
マイレージ編
旅費の大部分を占める航空券を、可能ならタダで取得したい、と思うのはコスパトラベラー共通の想いですよね。そのためには航空会社のマイルを貯めて、マイレージ特典航空券を発券するのが有効ですが、ノープランでがむしゃらにマイルを貯めようと思っても、中々まとまったマイルが貯まらなかったり、せっかく貯めても希望便が常に満席で予約が取れなかったり、などと課題が多くあります。そこで、下記のような制度を活用することで、効率よくマイルを貯めて、かつスムーズに利用することが可能になります。
1. ポイ活（モッピー）の活用
まず紹介するのはポイントサイトのモッピー。筆者自身、大方の航空券はモッピーのお陰で無料で発券できていると言っても過言ではありません(笑)モッピーなどのポイントサイトを利用することで、飛行機に乗らずしてマイレージを貯めることができます。モッピーでは、アンケート回答や広告クリック、ショッピングなどでポイントを貯めることができます。貯めたポイントは、マイルに交換することができる他、dポイントなどのショッピングポイントや現金に換えることもできます。
モッピーについて詳しく知りたい方はこちら↓
2. サーチャージ無料の特典フライトの利用
多くの航空会社は、マイルを利用した特典航空券に燃油サーチャージや空港使用料などの追加料金を課しています。そのため、せっかくマイレージ航空券を発券しても、結局数十万円もの出費が掛かってしまうなんてこともザラにあります。しかし、一部の航空会社は、これらの追加料金が無料となる特典航空券を提供しているため、航路によってはこういった航空会社を選択することで旅費を大幅に浮かせることができます。
特典航空券取得時にかかる追加料金についてはこちらの記事もご覧ください！
3. 仁川経由便の利用
昨今、日本国内空港発着便は人気ゆえ座席がすぐに埋まってしまう傾向があり、マイレージを活用した無料特典航空券の発券が難しくなってきています。そこで有効なのが「一旦韓国を経由する」というアラワザ。仁川国際空港は、アジアのハブ空港として多くの路線が乗り入れているため、一旦仁川空港へ行ってから、仁川空港～目的地間の特典航空券を利用して最終目的地に向かうことで、より幅広い選択肢の中から特典航空便を利用することができます。
ただし、この場合は乗り継ぎが増えるため移動時間が掛かったり、乗り継ぎに関連したトラブルが発生しやすいといったデメリットがある他、日本から韓国までの航空便を別途手配しなければならない、など少々手間がかかる手法となります。
航空券編
上述の通りマイレージ制度を活用すると航空券予約に掛かる費用を大幅に節約することができますが、使えるタイミングが限られるという難点もあります。特典航空券を取得できない場合は、次にあげる節約術を活用することで、可能な限り安く航空券をゲットすることができます。
4. フライト価格アラートの活用
スカイスキャナーやGoogleフライトなどの航空券検索サイトでは、希望の路線の価格が下がった際に通知してくれる機能があります。この機能を利用することで、一時的に航空券価格が下がったタイミングでお得に座席予約をすることができます。
5. 旅行代理店航空券の利用
ly.comなどのインターネット旅行代理店では、航空会社が直販していない格安航空券を安く販売している場合があります。トラブル発生時の対応がイマイチ、などデメリットも多く、旅慣れしたユーザーでないと使いこなせない可能性がありますが、航空便によっては数万円程度安くなることも珍しくないため、自信のある方は一つの選択肢として積極的に検討してみることをお勧めします。
格安航空券代理店に関する情報はこちらから！
宿泊費編
飛行機代と同程度、もしくは場合によってはそれ以上の出費がかさむのがホテル予約。特に数十万円レベルのリゾート施設を予約する場合は、可能な限り割引率が高まるよう、下記の制度を活用することをおすすめします。
6. 住友生命Vitalityの利用
住友生命Vitalityは、歩数を稼いだり、健康的な生活を送ることでポイントを貯めることができるプログラムです。貯めたポイントに応じて会員ランクが割り当てられ、ランクによっては最大40%の割引率でExpediaホテル予約を利用することができるという超絶優れもの。1週間50万円のリゾートを予約する場合、なんと20万円もお得になります！
生命保険にまだ入っていない場合や、見直しを検討しているコスパトラベラーには是非とも知っていただきたいシステムです。
Vitalityについてはこちらの記事でも詳しく取り上げています！
7. Genius特典の利用
既に他社生命保険に加入しており、Vitalityを利用できない、という方もご安心を。Booking.comが提供しているGenius特典は誰もが利用することができ、宿泊実績に応じて最大20％もの宿泊料金の割引や、朝食無料などの特典を受けることができます。
ホテル選びの際、前回はHotels.com、今回はAgoda...とついその時その時で最安値で提供しているホテル検索サイトへ飛び付いてしまいがちですが、実は一つのホテル検索サイトのみを反復して使い続けた方が、こういった会員特典を得られやすく結果的に節約に繋がります。その他にも、マリオットボンヴォイやヒルトン・オナーズなどのホテル会員プログラムでは、会員限定の特典が提供されている場合もあるので、グローバルホテルチェーンを頻繁に利用する方であればこういったホテル独自の会員システムもチェックすることをおすすめします。
ちなみに、ホテル予約は先述のモッピーを経由することで、追加で5～10％分のポイントバックを受けることができます。
クレジットカード編
最後に紹介するのがクレジットカード関連の節約術。海外旅行に行く際には基本的にカード払いを利用するのが節約の鉄則、とはよく聞く話ですが、海外旅行においてクレジットカードには他にも多数の便利ポイントがあります。
8. 現地キャッシングの利用
時として、海外旅行では現地通貨が必要になります。クレジットカードで支払うことができる商業施設も増えている一方で、個人商店などを中心に、まだまだキャッシュレス対応が進んでいないお店も多いです。そんな現地通貨ですが、両替商を利用するのではなく、クレジットカードを使った現地キャッシングを利用することで、両替の際に掛かる為替手数料を大幅に抑えることができます。
海外キャッシングの仕組みについてはこちらの記事をご参照ください！
9. 繰上返済制度の利用
上記海外キャッシングを利用した際に、合わせて繰上返済制度を活用することで、利息を抑えることができます。繰上返済制度とは、利用額を早めに繰り上げて返済することで、利息計算期間を短縮できる制度です。こちらを活用することで、現地通貨取得に掛かる実質手数料を1％以下に抑えることも難しくありません。
10. 海外旅行保険付帯カードの利用
そして、せっかく海外にクレジットカードを持っていくなら保険がついているカードを！海外旅行保険付帯カードは、海外旅行中のケガや病気に対する保険が付帯されている他、旅行傷害保険やショッピング保険など、様々な付帯サービスが付いているものもあります。
海外旅行においては万が一のトラブルに備えて保険加入が推奨されますが、クレジットカード付帯保険と同時利用することで、追加加入する保険のプランを最小限に抑え、費用を大幅に節約することが可能になります。
番外編: 空港への早朝・深夜移動にはNearMe（ニアミー）がおすすめ
番外編ですが、利用したい航空便が深夜・早朝発だったり、深夜に国内に到着するような便だった場合は、NearMeという送迎サービスの利用がおすすめです。深夜・早朝帯の便は航空券も比較的割安な反面、空港までの電車が動いていなかったりと、移動面での制約が大きいのが課題でした。その点、NearMeを活用することで、通常のタクシーよりも大幅に安い金額で、好きなタイミングで空港へ移動することができます！深夜・早朝便を利用することになってしまった方々は、是非積極的に活用し、更なる節約を実現してみて下さい！
NearMeのサービス詳細についてはこちらの記事で詳しく紹介しています！
いかがでしたでしょうか？
今回は、我々コスパトラベル編集部が実践している節約術を中心に、海外旅行をお得に楽しむための制度を紹介してきました。これらの節約旅行術を組み合わせることで、格安で充実した旅行を楽しむことができますので、ぜひ参考にしてみてください！
注意事項
上記の情報は2024年4月24日時点のものであり、変更される場合があります。
旅行前に必ず最新情報を確認してください。
