前回の記事では、ウガンダのビクトリア湖畔にある小さな村Saziまで、おんぼろ舟に乗って湖を渡りきるまでの様子を、そして、SaziからSina Villageまでの道のりを、ウガンダのバイクタクシー「Boda Boda」に乗って移動する様子を紹介しました。今回では、いよいよSina Village内の様子についてレポートを行って参ります。
Sina Village内を散策
Sina Villageに到着後、まずは村内を散策することにしました。村内には食堂や講義会場、展望台などの各種施設が揃っている他、畑が設けられていたり牛や猫が飼われており、まさにウガンダの田舎の村を凝縮したような感じでした。このVillageで、長期滞在者たちが各々半自給自足的な生活を送っているのかと思うと、その逞しさに感心してしまいます。
一際目を引く可愛らしい家々はビジターゲスト用の部屋として使われています。
Villageメンバーと交流
村内を散策した後レセプションへと行き受付を済ませると、青年のパトリック君に声をかけられました。パトリック君は、Sina Villageでとしてビジネスを学んでいるメンバーです。
パトリック君に案内してもらいながら、Villageの活動について色々教えてもらうことができました。Villageでは、ビジネスや農業、自給自足の暮らしについて学ぶだけでなく、ウガンダの伝統文化や環境保護について、村民や訪問者に学んでもらうための活動を行っているとのこと。その一貫として、Village内にはビジター向けのお土産屋もあり、中にはメンバーが手作業で作った民芸品も置いてあります。
Villageメンバーは、Sina Village域内に建つ、2台ベッドが並ぶドミトリーで仲良く暮らしています。我々日本人の感覚からするとちょっと手狭に感じるものの、彼らはうまく空間を譲り合ったりして、なに不自由なくドミトリーを活用しているようでした。ここに住んでいる3人のメンバーと仲良くなり、特別に中に招待して頂き、みんなでランチを食べました。その際にも、テーブル等はないので、各々膝の上に皿を置いて食事をしたり、地面に皿を置いて食べたりします。
その後も域内を散策していると、突然村のおばちゃんに写真を撮ってくれとせがまれました。ウガンダの田舎では外国人は珍しいようで、とりわけ東洋系の顔立ちはかなり浮きます。彼らにとっては、我々はみなブルース・リーのように見えるそうです。
撮ってくれと言う割には写真写りが無愛想ですが、写真を送るとハッピーそうに感謝の言葉をかけてくれました。
伝統的な家屋に宿泊
そして、こちらが今回宿泊する私の部屋。伝統的な家屋をモチーフに作られていて可愛らしい土壁の一軒家です。中は広々としておりベッドには蚊帳まで用意されています。ウガンダのマラリアは本当に危ないので蚊帳は助かります。それにしても、ドミトリーとの居住環境差が何ともしのびない。。。
ちなみにトイレは屋外の共用ぼっとん便所。現地住民のパワフルなうんちが蓄積発酵しているのか、人生で嗅いだことがないくらいの強烈な匂いに倒れそうになりましたが、まさにアフリカを感じることができる良い体験でした。
部屋の周りを散策していると、段々と日が傾いて幻想的な空色に。夕焼けをバックに佇む村を眺めながらぼーっと過ごすことに。Sina Villageでの滞在はまだ始まったばかりですが、空港からのアドベンチャラスな道のりも含め、とても刺激的な体験となりました。
いかがでしたでしょうか?
今回は、Sina Village内の施設や様子について、詳細を紹介して参りました。次回記事では、Sina Villageの青年たちと過ごしたウガンダのナイトライフについて詳細に綴っていきたいと思いますので、ウガンダ旅行情報について気になる方はブックマークをして頂けると幸いです。
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