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【新婚旅行】「モルディブ旅行はつまらない」と感じる人達に共通する10のこと【失敗談から学ぶ新婚旅行の心得】

モルディブがつまらないなんて、そんなご冗談を!本記事では、そのカラクリを暴いていきます。

モルディブは、透き通るような青い海と白い砂浜、水上ヴィラなど、まさに夢のような楽園として知られています。しかし、せっかくの新婚旅行でモルディブを訪れたにもかかわらず、中には「つまらないかった」と感じてしまう人もいます。また、グーグルで「モルディブ 新婚旅行」と検索した際に「つまらない」という関連ワードがサジェストされてしまうのは、モルディブLoverとしては黙っていられません。

だからこそ、批判覚悟で言わせてください。率直に言って、モルディブをつまらないと感じるのは、単に旅行の仕方が下手なだけです。

そこで今回は、これからモルディブ旅行を控えている方や検討されている方向けに「モルディブ旅行はつまらない」と感じる人に共通する特徴と、その失敗を防ぐための対策についてご紹介します。

なぜモルディブ旅行がつまらないと感じてしまうのか?

モルディブ旅行がつまらないと感じてしまう理由として、一般的に以下のような理由が挙げられています。

1. 大自然の中で暇を持て余してしまう

モルディブは、海や自然に囲まれた楽園として知られています。そのため、自然を謳歌したり、ただゆっくりと過ごしたい人には最適な場所ですが、ショッピングやレストラン巡りなど、いわゆるカルチャー雑誌に載っているような「女子旅」的なイメージを求めている人にとっては、暇を持て余してしまう可能性があります。

大自然の中で様々な生き物とふれあえるのがモルディブの醍醐味

2. 料理がおいしくない、飽きる

モルディブの料理は、基本的に魚介類を使った料理が中心です。そのため、魚介類が苦手な人にとっては、食事がおいしくないと感じてしまう可能性があります。また、リゾートでの滞在プランによっては、同じようなメニューばかりで飽きてしまうという人もいるようです。

大きな農地の無いモルディブでは、リゾートの食事メニューもその多くが海外輸入品頼り。では、現地ならではのローカルフードを食べるためにはどうしたらいい?

3. 暑い&日差しが激しい

モルディブは赤道直下に位置するため、一年を通して気温が高く、日差しも強いです。そのため、暑さに弱い人や日焼けが気になる人には、つらいと感じ、結局屋内にこもりっぱなしとなってしまうのかもしれません。

4. フットワークが重い

モルディブのリゾートは、基本的に1島1リゾートです。そのため、島内を移動するには、徒歩や自転車、バギーなどを利用する必要があります。しかし、運動不足の人にとっては、フットワークが重いと感じてしまうかもしれません。また、別の島に行くためには船や飛行機を利用する必要があるなど、タクシーや鉄道が発達している諸外国と比べると移動が不便なのは事実です。

大きな移動をするためには船か飛行機で。確かにちょっと不便・・?

5. 雨が多い

モルディブは、乾季と雨季があり、雨季には雨が降ることが多くなります。そのため、せっかくのモルディブ旅行なのに、雨で予定が狂ってしまうという人もいるようです。真っ青の海と空を期待していたのに、部屋から見えるのは灰色の曇天模様のみとなると確かにがっかりですよね。

6. リゾートが思ってた感じと違った

そしてよくあるコメントが、「滞在先リゾートが思ってた感じと違った」という声。リゾートの水上ヴィラでは、部屋のバルコニーからすぐに海に入っていける点が魅力的ですが、海の状態についてはリゾートによって千差万別。思った以上に浅くて全然泳げない、水流が波が荒くて泳ぐには危ない、泳げはするけど魚が全然いない、目の前に防波堤が立っていたり近くの島のビルが見えたりして景色が興ざめ、など「残念」と感じる要因は様々。

モルディブ旅行はつまらない」と感じる人に共通する項

上記が、モルディブ旅行がつまらないと感じてしまう人から寄せられる主なコメント。ここで、これらの理由について深堀りをすると、モルディブ旅行に満足していない方々には以下の8つの共通項があることがわかりました。

  • 暇を持て余すような旅行プランを組んでいる
  • 無計画・行き当たりばったり
  • バックパッカー、女子旅のような旅行を望んでいる
  • 海に入らない
  • 日焼けを極度に気にしている
  • 1つのリゾート島にしか滞在しない
  • オールインクルーシブプランを利用している
  • ローカル料理を食べる機会を作っていない
  • シーズン選びが正しくない
  • リゾートの部屋の様子を入念に調べていない

そう、はっきり言って、総じてリサーチ・準備不足ということです。実はモルディブ旅行の落とし穴はここにあります。

正直、モルディブは、リサーチや準備をまともにしないまま行ったとしても、正直満足に特にその魅力を味わうことができない「旅行中級者向けの国」だと思います。例えば台湾やタイ、ハワイなどは、移動もしやすく、日本人に人気のレストラン情報も多数あり、有名な観光名所やショッピングエリアも山ほどあるので、基本的には手ぶらで行っても楽しい思いができます。

一方で、モルディブではそういった「日本人向け観光プラン」が確立されていないため、フルで満喫するためには自分自身で現地情報をしっかりリサーチする必要があるわけです。旅行代理店などを利用して旅程を組んだ場合や、受動的に「コンテンツを与えられるタイプ」の旅に慣れている場合、想像していたモルディブライフと、現地での体験のギャップに違和感を感じてしまう。この違和感こそがモルディブがつまらない」と感じる正体なのです。

失敗を防ぐための対策

ここまで、モルディブがつまらないと言われる理由について述べてきましたが。これらは事前の対策を練ることでいとも簡単に克服できます。モルディブ旅行を失敗しないための対策をいくつか紹介します。

1. アクティビティについてリサーチ・事前予約を

モルディブ旅行に行く前に、行きたいリゾートやアクティビティ、料理などについて、しっかりとリサーチをしましょう。リゾートに行ったものの、毎日コテージでのんびりして過ごす・・・なんてそりゃ誰でも飽きてしまいます!リゾートでは、シュノーケリングやダイビング、パラセーリングなど多数のマリンスポーツが用意されていたり、イルカウォッチングツアーや周辺アイランドツアーなど、多数のアクティビティが提供されているので、滞在中には積極的に利用をしましょう。ちなみにリゾートによっては事前予約で枠が埋まってしまうこともあるため、前もって施設へコンタクトを取ることをおすすめします。

アクティブなスポーツが苦手な人は、釣りに興じるのもアリ!

その他にも、スパが利用できたり、ビーチバレー大会があったり、などリゾートによってゲストを楽しませるためのイベントが多数用意されているので、滞在中は是非これら参加して思い出を作ってみてください!

こちらの記事をチェック!

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2. リゾート選び・部屋選びの際には入念なリサーチを

前述の通り、部屋の質や、部屋の目の前の海のコンディションなどは、リゾートによって大きく異なります。事前に、レビューサイト等で他の宿泊客の口コミをチェックしたり、GoogleMap等の航空写真から近辺に島が無いかを確認したり、ホテルの公式写真から部屋の内装や外の海の様子をチェックすることが大切です。

せっかく綺麗な海が広がっていても、多くのリゾートでは安全上の理由から防波堤が設けられており、景観を損ねている場合も。

筆者のおすすめリゾートは、Felidhoo環礁に鎮座するCinnamon Velifushi Maldives。部屋の内装も素敵な上、ヴィラのテラスからそのまま海へとアクセスでき、何と言っても海に魚が沢山!特に水上ヴィラ側の部屋からの景色は、防波堤や島影などもないため超絶プライベート感があります。

海が魅力的なリゾートの選び方については、こちらの記事をチェック!

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3. オールインクルーシブプランに甘んじない

リゾートステイを行うにあたり、オールインクルーシブプランに甘んじない、ということも大切。オールインクルーシブは、部屋代に予め三食分の料金が含まれているお得な料金プランなのですが、オールインクルーシブを利用した場合、毎日同じレストランで、毎回似たようなビュッフェを食べることになります。ビュッフェメニューは毎日多少変更されるものの、流石にこれでは飽きてしまいますよね。

そのため、より飽きが来ない食事を楽しむために、敢えてオールインクルーシブプランを利用しないという選択や、コースディナーを予約する、と言った選択も有効となります。

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4. とにかく海に入る、浮き輪をつけてでも!

これは特に重要!せっかく綺麗な海が魅力の島国に来たのに、海に入らずして一体何が楽しいんだ!

ここで言う「海に入る」とは、海水浴を楽しんだり、膝まで水につかって写真を撮り合ったりするすることを指すわけではありません。ご存知の通り、モルディブの海には多種多様の魚や珊瑚、水中哺乳類がいます。シュノーケリングをして魚と戯れたり、ダイビングをしてより大型の生物とふれあったり、ときにはマンタシュノーケリングジンベエザメシュノーケリングツアーなどに参加したり。様々な形で水中世界を楽しむことで、やっとモルディブの魅力を感じることができるというわけです。

マンタシュノーケリングツアーでは、マンタの群れに遭遇!水面近くをスイスイ泳いでいるので、泳ぎが苦手な人でも浮き輪やライフジャケットを使用して楽しめます!

泳ぐのが苦手な人も、とにかく海に入りましょう。泳がなくても、海に入って水中世界をゴーグルで覗き込むだけでも、十分に楽しむことができます。浮き輪をつけて、のんびり浮かぶのもおすすめです。また、水泳スキルの求められないダイビングであれば、カナヅチの方でもゆったり水中世界を楽しむことができるので、事前にダイビングライセンスを取得しておくことをおすすめします。

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5. 日焼け対策はしつつ、アクティブな旅を組む

暑いし日差しが強いモルディブでは、日焼け対策は必須です。しかし、日焼けを気にしすぎて、何もせずに過ごしてしまうのはもったいないです。肌を犠牲にしてでもアクティブな旅を、とまでは言いません。日焼け止めや帽子、UVカットパーカなどを活用し、日焼け対策をしっかりした上で、アクティブな旅を組みましょう。

旅の持ち物についてはこちらをチェック!

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6. ローカルアイランドやマレ市街地も散策する

時間に余裕がある場合は、リゾートステイだけでなくローカルアイランドやマレ市街地を旅するのもおすすめ。リゾートアイランドに一週間以上缶詰となると、いくらラグジュアリーな空間だったとしてもさすがに飽きが来ますから!

リゾート島とはまた違った雰囲気があるのがローカルアイランドの魅力

ローカルアイランドでは、モルディブ現地住民のありのままの暮らしを見たり体験することができる他、モルディブならではの現地料理・現地スナックにありつけることも。リゾートでの食事はほとんどが輸入品なので、リゾートステイだけではモルディブ感を味わうのは一苦労。それに対し、素朴だけど異国情緒溢れるローカルアイランドでは、決してラグジュアリーな体験ではないものの現地ならではのグルメを楽しむことができます。

キラキラしたリゾートの料理とは異なる、ありのままのローカルモルディブスナック!見た目は地味だけど、味わいは格別!

また、モルディブの首都であるマレや、そのお隣フルマーレも散策にもってこい。世界一の過密都市と評されるマレは、現地ならではの暮らしと都会的なビジネスライフスタイルが融合した夜も眠らない町として有名で、バックパッカー心もくすぐること間違いなし。大型ショッピングモールなどはないものの、現地スーパーで現地ならではの食料品やお菓子を物色したり、現地の雑貨屋さんやお土産屋さんを回ったり、お洒落なカフェやレストランで休憩したり、など様々な過ごし方ができます。リゾート、ローカルアイランド、マレORフルマーレ、の3タイプの島に滞在できればきっと「つまらなかった」なんて感想を抱くことはないはずです!

ローカルアイランドの滞在レポートについては、こちらの記事をチェック!

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7. 写真をたくさん撮ろう!

また、せっかく海の綺麗な楽園に来たからには、色んなバリエーションで写真を撮りまくりましょう。カジュアルな格好やペアルック、水着などで写真を撮るのはもちろん、ハネムーンならばちょっとしたセルフ前撮り・セルフウェディングフォトを撮影するのもおすすめ。スーツやウェディングドレスを用意したり、と多少の手間は掛かるものの、モルディブで撮影した写真はもちろん、撮影のプロセスそのものも一生の思い出に残ること間違いなし。

せっかくの新婚旅行、恥じらいなんて捨てて写真を撮りまくりましょう!

撮影機材も、スマホカメラだけではもったいない。余裕があれば、三脚と共に一眼レフを持っていったり、水中撮影用にGoProを持っていったり、空撮ドローンを持って行ったりすれば、写真のバリエーションを増やすことができます。

こちらの記事をあわせてチェック!

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8. 乾季を選ぶ

最後にめちゃくちゃ大事なのが、旅行の際には乾季を選ぶという事。モルディブの乾季は概ね12~3月と言われているものの、赤道を挟み南北に延びるモルディブの北と南とでは全く気候が異なります。可能であれば、宿泊先候補に挙がっている島周辺の年間降水量などを事前に調べた上で、旅行時期を決定することをお勧めします。

雨天でもシュノーケリングやダイビングは決行!逆に涼しくてねらい目かも?

また、たとえ乾季であったとしても、突発的な雨が降ったりなんてことは珍しくありません。雨の場合にも楽しめるようなアクティビティを考えておくことで、万が一雨が降ってもその日一日を無駄にしなくて済みますね。特に、シュノーケリングツアーやダイビングは、荒天でない限りは決行されるケースが多いです!

いかがでしたでしょうか?

モルディブ旅行を最高のものにするためには、事前準備が大切です。

  • 暇を持て余さないように、アクティビティを事前に予約しておきましょう。
  • 日焼け対策をしっかりしつつ、海やシュノーケリングなど、モルディブならではの体験を楽しみましょう。
  • 現地の文化や習慣を事前に学んで、より深くモルディブを理解しましょう。
  • 食事についても、事前にレストランを調べておくと、より満足度の高い食事を楽しめます。
  • 雨季は避けて、乾季に旅行しましょう。

これらの心得を参考に、最高のモルディブ新婚旅行へ向けて準備を進めてみて下さい!