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ローカルアイランドのすすめ①せっかくのモルディブ旅行、リゾートステイだけではもったいない!

モルディブのローカルアイランドにはリゾートとは異なる魅力的な風景が広がる

 

モルディブ旅行と言えば高級リゾートの水上コテージでのんびり至福のひと時を、、なんてお考えの方。ちょっとお待ちを。

確かに高級リゾートで過ごす時間はとても贅沢ですし、プライベート感のある水上コテージでのステイは特別感あふれるロマンティックさ全開に感じますよね。だけど、水上コテージはモルディブに限らずバリやセブ島にだってありますし、高級ホテルなんて日本国内にもたくさんありますよね。せっかく遥々モルディブまで来たのに、そんなありきたりの旅行で終わってしまって良いのですか?

ローカルアイランドにも、リゾートアイランドに負けない美しいビーチや海が広がっています

それに何といってもリゾート旅行は旅費が高い!二人で一週間程滞在する場合、リゾートを満喫するには合計100万円程度の旅費を覚悟する必要があるでしょう(中途半端に節約をすると、古い設備のリゾートを泊まることになったり、ランクの低い部屋に通されたり、毎日のバイキングが貧相だったり、とかえって残念な思いをする可能性もあります)

今回は、モルディブ旅行にプラスアルファの刺激をお求めの方向けに、敢えてリゾート島ではなく「ローカルアイランド」という有人島にステイをする旅行プランについて、ご紹介いたします。

 

「リゾートアイランド」と「ローカルアイランド」

前提として、モルディブの島々は「リゾートアイランド」と「ローカルアイランド」の2種類に大別されます。リゾートアイランドはその名の通りリゾートのためだけに開発された島で、もともと現地住民が住んでいなかった無人島です。一つの島につき一つのリゾートホテルが備わる「1島1リゾート」スタイルはモルディブならではのリゾート形式で、このためリゾートにステイする場合は、そのリゾートの中、島の中で滞在期間中をのんびり過ごすことになります。

 

南アリ環礁の小島「Dhidhdhoo」住民の憩いのカフェ

対する「ローカルアイランド」はローカル(現地住民)が居住している有人島を指し、2009年の観光法改正を機に初めて外国人が立ち寄れるようになったエリアとなります。2009年以降安価なゲストハウスやロッジなどが建ち、段々と観光地化してきましたが、まだまだ現地の方々のありのままの暮らしが垣間見れるようなローカルらしさを残した島が多いという特徴があります。

ローカルアイランドの魅力

そんなローカルアイランドですが、リゾートアイランドにはない魅力がたくさんあります!いくつか本記事で紹介をさせて頂きます。

1. 現地住民の優しさや真心に触れ合える

5つ星ホテルのようなゴージャズさはないが、ホスト自身の真心によってベッドメイクされた可愛いお部屋が、心温まるステイを作り上げる(White Tern Maldives)

一番の魅力は、現地住民と仲良くなったり、現地住民の真心やおもてなしの心に触れることができる、という点です。

一日に何百人もの宿泊客をさばくようなリゾートホテルとは異なり、ローカルアイランドのゲストハウスは数部屋程度の小規模のものが多く、それ故ホストと仲良くなれるチャンスも多くなります。

筆者自身、「White Tern Maldives」という現地の若夫婦が営む小規模ゲストハウスに滞在してみたのですが、彼らの優しさやゲストハウス運営に懸ける思いなど垣間見ることができ、非常に思い出深いステイとなりました。

White Tern Maldivesの予約はこちらのリンクからがお得です!

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2. ローカルならではの料理やカルチャーに触れ合える

 

「スパリ(Supari)」と呼ばれる噛みタバコ。現地住民男性達は夕方になるとティーショップでコーヒーを飲みながらこの噛みタバコを嗜んでいた。

また、現地の伝統料理や文化に触れ合うことができるというのも魅力の一つです。リゾートホテルでは多少の差はあるものの多国籍ビュッフェスタイルで3色が提供される傾向があるのに対し、小規模ゲストハウスではその場で作った家庭の味を楽しむことができます。

また、ゲストハウスから飛び出して島を散策すれば、ティーハウス(Tea House:現地住民がお茶やコーヒーを嗜んだり軽食を食べながら交流するお店)や商店などを訪問することもできます。「White Tern Maldives」が立地する小島「Dhidhdhoo」では、ティーハウスで現地のおじさん達がコーヒーをごちそうしてくれたり、不思議な「噛みタバコ」を紹介してくれたりして、非常に面白い体験ができました。

3. 「ありのまま」「手作り感」が魅力的

 

手作り感あふれるDhidhdhooの「Sunset Beach」

大型資本の手によって綺麗に仕上げられたリゾート地は、洗練されている一方で人間味に欠け味気ない印象を抱きがちなのに対し、ローカルアイランドでは一人一人の手作業によってゲストハウスやビーチがつくられることもしばしば。住民たちの努力によって作り上げられたローカルならではのビーチは、そこでしか味わえない独特な魅力に包まれています。

4. アクティビティのスケジュールを組みやすい

 

Dhidhdhooの位置する南アリ環礁(South Ari Atoll)はジンベエザメやマンタの生息地としても有名!マンタの群れに出会えることも。

モルディブと言えばダイビングやシュノーケリング、クルージングやサンドバンクツアーといった海のアクティビティですが、大型リゾートの場合は既にスケジュールや参加人数上限が設けられていることが多く、うまく滞在中に利用できないケースもしばしば。

ローカルアイランドの場合は宿泊客も少ないためかなり柔軟に対応してくれる傾向があり、「明日はジンベエザメを見に行きたい!」「今日の午後はマンタと一緒に泳ぎたい!」等と希望を伝えれば、天候条件などを考慮しながら最適なアクティビティスケジュールを立ててくれます。

ローカルアイランドでのシュノーケリングトリップの手配の流れや、大物に出会うためのコツ・注意点、体験レポートについては別記事で詳しく執筆をしているので、是非合わせてご覧下さい!

www.kosupatravel.com

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5. 宿泊費や食費、アクティビティ代が安い

ティーショップ」で振舞われる典型的な軽食

そして何と言っても、ローカルアイランドでのステイはリゾートアイランドと比較して圧倒的に安いです!宿泊費のみならず、食費やシュノーケリングツアーなどのアクティビティ代も、リゾートと比べてかなり抑えることができます。

「とにかく泳ぎたい」「色んな海洋生物に会いたい」という方は特に、ローカルアイランドに滞在しながら活発にアクティビティスケジュールを組むと良いかもしれませんね!

 

ローカルアイランドのデメリット

勿論、ローカルアイランドも全てが良いことばかりではなく、やはり一長一短があります。特に下記の点については予め充分理解しておくことを推奨します。

1. お酒が飲めない

イスラム教の戒律を重んじるモルディブ国内では一般的な居住エリアでお酒を飲むことは法律で禁止されています。ローカルアイランドでも例外ではなく、ゲストハウスでもお酒を飲むことはできません。

2. 設備が不十分

ローカルアイランドは電力設備が十分でないことも多く、そのためシャワーから温水が出ない、といったケースをよく見かけます。とは言え熱帯の国モルディブでは、温水シャワーが無くても正直そこまで困りませんが。。

3. ビキニでウロチョロできない

ローカルアイランドでは「ビキニビーチ」と呼ばれる、黒い幕で区切られたエリアでだけビキニになることができる。

そして重要なのが、ローカルアイランドではビキニビーチと呼ばれる「ビキニになってもOKなエリア」を除き、ビキニ等の水着で町やゲストハウスを徘徊してはいけません。

こちらもイスラム教の戒律を守るためですが、現地住民に至っては髪や素肌を極力他人に見せないよう全身を黒いマントで覆うような格好をしている方が多いです。観光客はさすがにそこまで徹底して肌を隠すようには求められませんが(半袖やノースリーブなどもOK)、ビキニ等の露出度が高い服装は公共の場では控えるように気を付けましょう。

いかがでしたでしょうか?

今回は、モルディブ旅行にプラスアルファの刺激をお求めの方向けに、敢えてリゾート島ではなく「ローカルアイランド」という有人島にステイをする旅行プランについて、魅力をお伝えしてきました。リゾートホテルでのステイももちろん魅力的ですが、ローカルならではの味わい深い体験もぜひ体験してみて頂ければ幸いです!次回記事では、ローカルアイランドのライフスタイルをより詳しく掘り下げていきますので、こうご期待を!

 

《次回記事》

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