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【モルディブ旅行】アリ環礁の穴場アイランド「Dhidhdhoo」ってどんなところ?:ローカルアイランドのすすめ②

 

モルディブの「ありのままの暮らし」をそのまま体感できるローカルアイランド「Dhidhdhoo」

前回の記事で紹介した、アットホームなゲストハウス「White Tern Maldives」が立地する小島「Dhidhdhoo(ディッドゥー)」について、詳しい情報を紹介します!

 

《前回記事はこちら》

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Dhidhdhooはどのガイドブックにも載っていない「穴場」ローカルアイランド

サンゴ礁によって4色に彩られた鮮やかな海が島の目の前に広がる

海のみならず、ジャングルが生い茂るエリアもあり、ありのままの自然にあふれている

そもそもなぜ今回Dhidhdhooという島を訪ねたかというと、どのガイドブックにも載っていない穴場中の穴場だからである。

アリ環礁に鎮座するDhidhdhoo、すぐお隣はMaamigili(マーミギリ)という飛行場を有する有人島。こちらは「地球の歩き方」にも取り上げられているそれなりに大きな島。当初は我々もMaamigiliでのステイを検討していたものの、それなりに町が発展していそうだということが分かり、あえてその隣の小島で、ありのままの自然やローカルライフを満喫しよう、という思いから行先をDhidhdhooへ変更した次第だ。

 

未開発のローカルアイランドならではの、住民による手作りのデコレーションが心をひきつける

モルディブの街散策はマレでも満喫できるので、今回は思いきってド田舎ライフを満喫したい。

Dhidhdhooってどんな島?

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Dhidhdhooは全長1km、幅200m程度の細長い島。うち東半分はジャングルに覆われているため居住エリアだけなら30分程度の散歩で網羅できるような小さな島である。

※なお、Dhidhdhooという島はモルディブ国内に2つあるので注意。区別したいときは「南アリ環礁のほうのDhidhdhoo」「Maamigiliの隣のほうのDhidhdhoo」等と分かりやすいように伝えよう。

 

モルディビアンテイストのフィットネスジム

島の居住人口は凡そ200人程度。子供が多く活発に遊んでいる姿が微笑ましい。小島の中には唯一のゲストハウス「White Tern Maldives」の他に、2軒のティーショップ、2軒の商店、銀行支店、小学校と幼稚園、墓地、モスク、裁判所、薬局などの生活上必要な施設の他に、バレーボールコート、フィットネスジム、そして自然いっぱいのビーチが広がる。

Dhidhdhooの幼稚園。夜なので少し不気味な写真になってしまったが、可愛らしい建物が特徴的。

こんなに小さくても、一つの自治体としての機能を十分に果たしている。またDhidhdhooで生まれた地元民の多くはDhidhdhooで成長し、Dhidhdhooで暮らし、とDhidhdhoo島内中心の生活を送っているようであった。

のんびりとしたライフスタイルが特徴的なローカルアイランド

道端に置いたハンモックに腰を掛けて、海を眺めながら佇む住民が多い


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娯楽に溢れたマレ市内とは異なり、Dhidhdhooでのライフスタイルはのんびり穏やか。夕方になると軒先に置いたハンモックベッドで涼しい風に当たりながらくつろいでいたり、朝日を浴びながら手作りブランコに揺られながら一服していたり、と地元住民は気ままな過ごし方をしている。

ローカルアイランドに来たならティーショップに足を運んでみよう

住民憩いのティーショップ。

ティーショップではスパリ(Supari)という現地の噛みタバコを嗜みながらコーヒーを飲むのが地元住民の日課

一つ頂いてみたが、想像以上に渋い味に困惑。ちなみに一般のタバコ同様発がん性物質を含むらしく、食べすぎには注意。

レストランやバー等がないため、他の住民との交流はティーショップが中心。お茶やコーヒー、ソフトドリンクを飲みながら「Supari(スパリ)」と呼ばれる噛みタバコを嗜み談笑に耽るのがDhidhdhooの大人の過ごし方。

 

こちらは若者向けの海沿いのお洒落なティーショップ。バングラディシュから移住した若店主が営む。

モルディブの伝統的な食事も満喫

一方若者達は夜な夜な海岸沿いのお洒落なティーショップでテレビを見ながら仲間達との時間を過ごしたり、休日には手作りの釣り道具で海岸から釣りを楽しんだり。

決してエキサイティングな娯楽にあふれた島ではないが、自然とローカル感あふれる島だからこそ得られる独特な体験に是非触れてみてはいかがだろうか。

ジャングル地帯から見る夕焼けもとても幻想的

近海にはジンベエザメやマンタが沢山

近海にはマンタが生息。運が良ければ群れに出会えることも。

また、Dhidhdhooが位置する南アリ環礁(South Ari Atoll)は、ジンベエザメやマンタなどの生息地としても非常に名高い。南アリ環礁でのジンベエザメ、ウミガメ、マンタシュノーケリングトリップの拠点として先述のMaamigiliのダイビングセンターや周辺リゾートを拠点とする旅行者も多い中、実はDhidhdhooも穴場なのだ。

基本的に島唯一のゲストハウス「White Tern Maldives」にツアーをお願いすることになるが、彼らはジンベエザメやマンタの出没スポットを熟知しているだけでなく、リアルタイムの出没情報をTelegram(SNSの一種)を駆使して常にチェックしてくれているため、大物遭遇率は非常に高い。

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穏やかな性格で知られるマンタ。こんなに近づいても噛まれることはない。

泳ぎに自信のある方はジンベエザメシュノーケリングにもチャレンジを。世界中の猛者達が素潜り(フリーダイビング)でジンベエザメに挑む。

筆者は息が続かずこの距離が精いっぱい。ジンベエザメも温厚な性格なので、近づいても噛まれることはない。


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他にも、きれいなサンゴ礁で優雅に泳ぐウミガメに出会えたり、


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色鮮やかな魚群に囲まれたり、と世界屈指のダイビングスポットである南アリ環礁ならではの体験を満喫できるだろう。

ローカルアイランドでのシュノーケリングトリップの手配の流れ、楽しみ方や、大物に出会うためのコツ・注意点、体験レポートについては別記事で詳しく執筆をしているので、是非合わせてご覧下さい!

www.kosupatravel.com

いかがでしたでしょうか?

今回は、足早にローカルアイランド「Dhidhdhoo(ディッドゥー)」の魅力をお伝えしてみた。次回記事では、Dhidhdhooへの行き方や、より具体的なDhidhdhooでのアクティビティの楽しみ方を紹介していく。

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次回記事はこちら:

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