定番ツアーはもう飽きた?ローカル旅行情報発信サイト「コスパトラベル」

パッケージツアーやガイドブックに頼った旅行に飽きてしまった大の旅行好きの方々向けに、ローカルでコスパの良い旅行プランをまとめたポータルサイト

【海外美容院】台湾の理髪店で現地のイケてる髪型にヘアカットしてもらった【実体験レポート】

旅行マニアでさえ抵抗がある「海外での散髪」にチャレンジしてきました

海外旅行中に思い切って現地の理髪店で髪を切ってみる。これは旅の思い出作りとしては最高のアクティビティの一つだが、場合によってはとんでもない髪型にされてしまうというリスクも伴う。まさに罰ゲームのようなスリリングな体験だ。

今回私は、台湾屈指のおしゃれ理髪店「Barber'Select 紳室商號」で、現地のイケてる髪型にしてもらうというミッションに挑戦してきた。果たして結果は...?

台湾のオシャレ理髪店「Barber'Select 紳室商號」

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by Barber'Select紳室商號 (@barberselect_)

www.instagram.com

MRT中山駅から徒歩5分ほどの場所にある「Barber'Select 紳室商號」は、カフェ、バー、セレクトショップ、が一体となったような空間が広がる、とにかくオシャレでヒップな理髪店だ。まるで映画のワンシーンに入り込んだような雰囲気に、テンションは一気に上がる。

オシャレな感じの内装!

その反対側にはガッツリ理髪コーナーが広がる

店内に入ると、まるでラーメン屋のように食券を購入するシステム。それ故、クレジットカードは使用できず、現金の用意が必要だ

思いきって「おまかせ」

席に着くと、担当のバーバーさんが笑顔で挨拶。そして、「どんなスタイルをご希望ですか?」と聞いてきた。
実は、今回は友人とのとある勝負に負けたことによる「罰ゲーム」としてここを訪問している。「罰ゲーム」というとバーバーさんには失礼かもしれないが、海外での散髪は誰しもが二の足を踏むアクティビティであることは間違いないだろう。とは言え実際のところ、罰ゲームとは言いつつも、現地での評判がとても良いこの理髪店の腕前は以前から気になっていたし、機会があれば利用してみたいと常々考えていた。
我々はスリルを求めて、あえて「おまかせ」とオーダーしてみた。すると、バーバーさんは一瞬困惑したような表情を浮かべ、苦笑い。しかし、すぐにプロの仕事スイッチに入り、真剣な表情で私の髪をカットし始めた。

ビックリするほど緻密で丁寧なカット

さすがは台湾屈指の理髪店。バーバーさんは、ミリ単位で髪を整えていく。一度綺麗にしたと思ったところを、何度も何度も確認しながら繰り返しカットしていく。その丁寧な仕事ぶりに、ただただ感心するばかりだ。

懇切丁寧にカットを進めていくバーバーさん

気づけば、カット開始からすでに1時間を超えていた。ちなみに店内には雑誌やドリンク、さらにはビリヤード台まで用意されているので、待ち時間も退屈せずに過ごせる。
同行してくれた友人は、切られていく私の頭髪を興味深く眺めていたものの、あまりに丁寧で慎重なヘアカットに段々と飽きてきて、途中から雑誌やビリヤードで時間を潰し始めた。

台湾風刈り上げスタイルの完成

そしてついに、ヘアカットが完了。鏡に映った自分の姿を見て、思わず声が出た。髪がめちゃくちゃ短くなっていたのだ。おまかせスタイルの結果、刈り上げヘアーになってしまった。長いところで、20cmほど切っていただいたのではなかろうか。しかも、どことなくアジアンチックというか、台湾っぽい雰囲気な気がする。確かに、こんな感じの台湾人、街で見かけるよな...。そんな絵に描いたような台湾人が、まさに今目の前の鏡に映っている。

元々の髪の長さはこうだったのだが、、

こんな感じの仕上がりに。元の髪型は見る影もない。

しかし、よくよく見つめるとヘアスタイル自体は欧米でも良く見かける綺麗目な仕上がり。アジアンフェイスの自分の顔と組み合わせることで、台湾っぽく見えたのだろうか。世界的に見ると、横の髪を伸ばしたり、前髪を下ろすようなジャパニーズスタイルの髪型のほうが本来は少数派だ。私自身、この真新しい自身の姿にまだ見慣れていないだけで、決して奇抜なヘアスタイルではないはずだ。

満面の謝謝

最初は半ば罰ゲームのような気持ちで始めた今回の挑戦だったが、改めて、まじまじと完成したヘアスタイルを見てみると、非常に緻密で丁寧なカットであることに感動を覚える。普段の自分のヘアスタイルとは大きく異なり、最初は戸惑いも隠せなかったが、これはこれで素敵なヘアスタイルだし、何よりもバーバーさんの技術の高さを実感した。

その出来栄えに感謝の気持ちを込めて、担当してくれたバーバーさんに「謝謝」と声をかけ、握手を求めた。ちなみに、ここまでじっくり時間をかけてカットしてもらったにもかかわらず、料金はたったの3000円程度だった。

いかがでしたでしょうか?

海外旅行中に現地の理髪店で髪を切る。これは、旅の思い出作りとしては最高のアクティビティの一つだが、場合によってはとんでもない髪型にされてしまうというリスクも伴う。まさに罰ゲームのようなスリリングな体験だ。
しかし、今回のように腕の良いバーバーさんにカットしてもらえれば、大満足の仕上がりになる可能性も十分にあるし、何より普段の自分では決して拓けないような「思わぬイメチェン」が期待できる。

台湾旅行中に、ちょっと冒険したいという方は、ぜひ現地の理髪店で髪を切ってみてはいかがでしょうか?騙された気分で試してみると、意外と気に入るかもしれませんよ?私も更なるスリルを求めて、次回はアフリカの奥地でヘアカットに挑戦してみようと思う。

記念にお店に前で写真撮影。まんざらでもない様子の筆者。

\この記事が気に入ったら是非クリックで応援してください!/