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【完全網羅】空撮ドローンに必須&便利なおすすめアクセサリー・周辺機器19選

ドローンは旅行中の空撮や自撮りなど、様々な楽しみ方ができる魅力的なガジェットです。しかし、機体単体を中心とした標準パッケージでは機能が限定されていたり、安全性を確保できなかったりする場合があります。そこで、今回はドローンをより快適に、安全に楽しむために役立つアクセサリー・周辺機器をご紹介します。重要度ごとに、各アイテムについて詳細な解説と選び方のポイントを説明します。

ちなみに本記事で紹介するアイテムは、必ずしも筆者自身が愛用しているものとは限りません。使用するアイテムと飛行条件の組み合わせによっては「改造申請」が必要になったり、ドローンパイロットによって賛否が別れるアイテムも含まれます。購入の際には、ショッピングサイトの商品レビューも見ながら慎重に検討いただくことをお勧めします。

※予備プロペラや通信ケーブルなど、「基本セット」を買った際に付いてくるデフォルトの備品については紹介を割愛させていただきました。

①重要度★★★ 基本の必需品

1. SDカード

空撮で撮影した動画や写真を保存するために必須です。高画質な動画を撮影するためには、高速な読み書き速度を持つSDカードが必要です。容量は、撮影時間や画質によって異なりますが、4K動画を撮影する場合は64GB以上、またスローモーション撮影などする場合は128GB以上の容量がおすすめです。

選び方のポイント:読み書き速度は4K動画撮影ならUHS-3またはV30以上の速度クラスを選びましょう。ある程度の容量は必要ですが、あまりに大きい容量のSDにしてしまうと、万が一紛失した際に大量の撮影データを失ってしまうことに。目安として125~256GBあたりのSDカードを複数枚用意し、小まめに交換しながら使用することをおすすめします。また、信頼できるブランドのSDカードを選ぶと安心です。

2. バッグ

ドローン本体やバッテリー、プロペラなど、持ち運ぶ機材をまとめて収納できるバッグが必要です。機体に合ったサイズのものを選ぶと、安全に持ち運ぶことができます。また、衝撃吸収素材や防水素材など、機能性も考慮しましょう。

選び方のポイント:ドローン本体やバッテリー、プロペラなど、収納する機材に合わせてサイズを選びましょう。可能であればメーカー推奨の純正品を使用することをおすすめします。また衝撃吸収素材や防水素材など、機能性も考慮しましょう。

3. プロペラガード

プロペラと人や物との接触を防ぐためのガードです。特に、初心者や室内で飛ばす場合は、プロペラガードを装着しておくと安心です。

また、特定飛行を行う場合など、飛行条件によってはプロペラガードの装着が必須・推奨となる場合があります。第三者へ危害を加えないためにも、こちらは意識的に使用することをお勧めいたします。

選び方のポイント:基本的にメーカー推奨の純正品を使用しましょう。サードパーティー品を使用した場合「改造」と判定され、特定飛行申請が下りない場合があります。

②重要度★★☆ あると安心のおすすめ携行品

4. 予備バッテリー

予備バッテリーは必ずしもドローンフライトに不可欠ではないものの、バッテリー1台あたりの飛行時間はそこまで長くないですし、いくつかの撮影ポイントを回る場合はとてもバッテリー1つでは足りません。万が一の場合に備えて2~3つ程度のバッテリーを持っておくことをおすすめします。

選び方のポイント:メーカー推奨の純正品を使用しましょう。サードパーティー品の使用は事故に繋がります。

5. バッテリー充電ハブ

複数のバッテリーを同時に充電できるハブです。標準キットには充電器がバッテリー一つ分しか含まれていないケースが多く、せっかく予備バッテリーを買っても一つ一つ順番に充電をすることになり、充電に膨大な時間がかかる恐れがあります。ハブを使用することで、充電時間を大幅に短縮することが可能になります。

選び方のポイント:なるべく純正のものを推奨します。いくつかバリエーションがある場合は下記をチェックしましょう。

充電ポート数・・・ドローンのバッテリー数に合ったポート数を持つものを選びましょう。
出力・・・バッテリーの充電速度に合った出力を持つものを選びましょう。
機能・・・過充電保護などの安全機能付きのもの、バッテリー残量シェアなどのスマート機能が備わったものを選びましょう。

6. SDカードデュプリケーター

SDカードはあくまで消耗品。使っている内に使用できなくなったり、もしくはドローンごと紛失してしまうことも。せっかく撮影したデータを無くしてしまわないよう、こまめにデータバックアップを取ることをおすすめします。ノートパソコンなどを持っていっても勿論良いですが、PCの持ち出しが難しい場合は、スタンドアロンタイプのSDカードデュプリケーターを使用することをお勧めします。

選び方のポイント:SSDではなく、SDカード対応機器を選ぶように、お間違なく!

7. プロポ用サンシェード

送信機(プロポ)の画面を太陽光から反射で保護するシェードです。屋外で飛ばす場合は、画面が見づらくなるのを防ぐことができます。

8. NDフィルター

NDフィルターは、Neutral Density(ニュートラル・デンシティー)の略で、日本語では減光フィルターと呼ばれています。レンズに装着することで、入ってくる光の量を減らすことができるフィルターです。明るすぎる屋外などの撮影時に、適切な減光を行うことにより写真の表現の幅を広げることができます。

NDフィルターは、主に以下の役割と効果があります。

  • シャッタースピードを遅くする
    • 滝や川を滑らかに表現
    • 明るい場所でのスローシャッター撮影を可能にする
  • 絞りを開放する
  • 白飛びを抑える
    • 明るい風景を忠実に記録
    • 空や水面の色を鮮やかに表現

またNDフィルターは、減光効果の強さによって種類が分けられ、一般的にND4ND8ND16などがあり、数字が大きくなるほど減光効果が強くなります。

9. カラーコーン

離発着場所を目印するために使用するカラーコーンです。周囲に人がいないことを確認してから飛行させるために役立つ他、飛行条件や飛行場所によってはカラーコーンを使用して立入管理区域を設けることが義務付けられているケースがあります。

選び方のポイント:視認性の高い色、かつ軽量で持ち運びやすいものを選びましょう。

10. 風速計

ドローンの飛行には風速が重要な影響を与えます。また、航空局の標準ガイドラインでは風速5m/s以上の環境での飛行は安全上の理由から推奨されていません。自分の肌感覚だけでなく、風速計を使ってより正確な風速を確認することで、安全な飛行条件かどうかを判断することができます。

選び方のポイント:持ち運びやすいものを選びましょう。

11. ランディングギア

ドローンを地面から離発着させる際に使用する足です。離発着時に安定させるために役立ちます。もちろん無くても基本的には問題ありませんが、離発着場所の状況によって、砂ぼこりが舞ってプロペラの隙間に砂粒が入ったり、ドローン本体が水や泥に濡れてしまったり、と故障リスクを伴う場合があります。ランディングギアはそういった条件からドローンを守るために有効なアイテムとなります。

12. プロペラ固定バンド

文字通り、プロペラを固定するためのベルトです。持ち運びや保管時にプロペラが破損することを防ぐことができます。

選び方のポイント:強力なマジックテープなどを採用し、しっかりと固定できるものを選びましょう。

重要度★☆☆ ③さらに可能性が広がるアイテム

13. 高電力モバイルバッテリー

長時間の飛行時に役立つ高電圧モバイルバッテリーです。最近のバッテリーは長持ちになってきたとは言え、1個あたりの飛行時間はせいぜい30分程度。2~3時間もの撮影プロジェクトになると、予備バッテリーを用意しても足りなくなってしまうかもしれません。

そんな時に、高電力のモバイルバッテリーを用意していれば、一度使い終わったバッテリーを撮影の間に再充電することができます。

選び方のポイント:バッテリーの仕様にあわせて必要な容量・電力量を選びましょう。容量は最低でも10000mAh、電力量は30W以上のものを選択することをおすすめします。安定のAnkerバッテリーがおすすめです!

14. カーチャージャー

車内でバッテリーを充電するための充電器です。自家用車やレンタカーなどを使用して移動する場合など、移動中や停車中に充電したい場合に役立ちます。

選び方のポイント:ドローンのバッテリーの仕様に合った出力を持つものを選びましょう。シガーソケット接続やUSB接続など、車に合った接続方法のものを選びましょう。また、過充電保護などの安全機能付きのものを選びましょう。

15. 広角レンズフィルター

ダイナミックな風景を捉えたい場合や、高度を抑えつつ広範囲の映像を撮影したい場合は、広角レンズフィルターの使用がおすすめ。GoProカメラのような視野角で臨場感のある動画を撮影することが可能になります。

16. フロート

水上での飛行時にドローンを浮かすためのフロートです。水上飛行時に万が一操作を誤って落下させてしまったりなどのケースに、水没を防ぐために役立ちます。

ちなみにいくらフロートを搭載したとしても、海上に落としてしまったら水没故障はまず免れません。あくまで、ドローンを海の底に紛失しないため、ドローン内のSDカードを回収するため、といった用途のアイテムとなります。

「結局水没するのでは意味がない」と思うかもしれませんが、手厚い保険にさえ入ってさえいれば、本体が手元に残っている限り補償を受けることができるのです。フロート、侮ることなかれ!

17. パラシュート

筆者は使ったことありませんが、こんなものもありますよ、というご紹介。万が一ドローンが墜落した場合に被害を軽減するためのパラシュートです。ドローンが制御不能に陥ったときにだけパラシュートが開くというスマートな仕掛け。

選び方のポイント:パラシュートが正常に動作するのかどうか、レビューを参考に慎重に吟味しましょう。

18. スキン

ドローンの外観を自分好みにカスタマイズできるスキンです。そんなに重要度は高くないですが、ドローンの視認性を高めたい場合や、周りのドローン仲間よりもちょっと違った個性的な外観にしたい場合などに使用すると良いでしょう。

19. ランディングパッド

最後に、ユーザーによって好みが大きく別れるのが離発着時に使用するランディングパッド。ランディングギアと同様、離発着時の粉塵などからドローンを保護するためのマットであるとともに、離発着の際の目印となります。操作に慣れてくると使う頻度は減ってきますが、ドローンを買ったばかりの初心者は、操作に慣れるためにも使用することをおすすめします。

選び方のポイント:かさばらず、コンパクトになるタイプのものをおすすめします。

いかがでしたでしょうか

ドローンをより快適に、安全に楽しむためには、様々なアクセサリー・周辺機器が役立ちます。上記を参考に、ご自身に必要なものを選んでください!


※ドローンを購入する前に、飛行場所のルールを確認ておきましょう。
※ドローンを安全に飛行させるためには、操縦技術を磨くことも大切です。
※ドローンは高価な機体です。盗難や破損を防ぐために、しっかりと管理しましょう。