前回に引き続き、三宅島行き客船「橘丸(たちばなまる)」の乗船体験レポートを執筆していきたいと思います。
東京から船で気軽に・格安で行ける離島として人気の三宅島。ですが、肝心の交通手段である船(大型客船・橘丸)の詳細についてあまり説明がされているサイトがなく、当日の乗船の流れや必要物資などを知っておかないと、船の中で困ってしまう可能性があります。そこで、本記事では実際に大型客船の乗船チケットを購入し、三宅島で下船するまでの流れを詳細にレポートしていきます。
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船内レストランエリアへ行ってみよう
展望デッキで東京の夜景を満喫したら、船内レストランへ行ってみましょう。23:30にはクローズしてしまうので早めに向かうことをお勧めします。
各種食事メニューやビールなどのドリンクを食券で買うシステムですが、その中でも特に私がお勧めしたいのがカレー。「横須賀海軍カレー」で有名な話かもしれませんが、日本兵を栄養失調から救ったのが、軍食へのカレーだと言われており、全国の海軍でも真っ先にカレーを献立に取り入れたのが横須賀基地。羽田空港を過ぎると進行方向右手に横須賀の港湾を望むわけですが、まるで海軍になったかのような気持ちで乗船中にカレーを食べるのが、個人的にお勧めしたいオツな過ごし方です。
レストランが空いてなくてもご安心を
混雑状況によってはレストランの席に空きがなかったり、時間帯によっては閉まっているかと思われますが、ご安心を。レストラン前や各フロアに多数自販機が設置されており、ご飯や軽食、ドリンクやアイスクリームなどを購入することができます。
シャワールームを使用してみよう
食事を食べ終えたら明日に備えてシャワーを浴びましょう。シャワールームは男女別に各5部屋ほど設けられていますが、時間帯によっては順番待ちとなる可能性があるので、状況を見ながら早めに利用することをお勧めします。
シャワー利用の際には100円玉が必要になるのでお忘れなく。コインをいれてから5分間シャワーが出ます。途中一時ストップをすることもできるため、こまめにストップを繰り返しながら利用することで長時間利用することができます。逆に流しっぱなしで使用するとあっという間に5分が経ってしまうので要注意。
アメニティはボディーソープのみ常備されていますが、シャンプーやクレンジング、洗顔フォームなどは持参が必要です。また総合案内カウンターでハンドタオルを100円で購入することも可能ですが、小さく質もあまり良くないので、あらかじめセームタオルを持参することをお勧めします。
※セームタオルはもともとは水泳業界などで使われるタオルですが、吸水性が非常に高く、絞ることで速攻で乾いて何度でも使用ができるため、かさばらず携帯できるタオルとして旅行愛好家の間で重宝されています。三宅島では特に海辺のアクティビティが多いかと思われますので、この機会に常備してみてください!
23:30には消灯
23時半には消灯時刻を迎え、客質は暗くなってしまいます。以降客室での会話は迷惑になってしまうので、翌日の旅に備えてしっかり寝るか、もしくはまだ飲み足りない場合は展望デッキなどの共用エリアに出て夜風を浴びながらお酒を飲むと良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?
今回は橘丸の船内散策の様子をレポートしてきました。本記事が皆様の旅の準備に何らかお役に立ったならば幸いです!
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