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三宅島・御蔵島名物「ドルフィンスイムツアー」で野生のイルカと一緒に泳ごう!予約の流れや必需品は?子供から大人まで楽しめる三宅島での夏休み

イルカと至近距離でご対面、ドルフィンスイムの魅力について紹介していきます!

 

こんにちは、旅ブロガーのヤムです!今回は特に夏休みにお勧めのアクティビティ紹介として、三宅島・御蔵島名物のドルフィンスイムツアーについて執筆します!

「ドルフィンスイムツアー」とは?

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ドルフィンスイムツアーとはその名の通り、野生のイルカと一緒に泳ぐツアー。海の中で可愛い野生のイルカと一緒に泳ぐ体験は近年特に注目を集めており、海外からも熱烈なイルカファンがやってくるほど。特に、三宅島・御蔵島近海では野生のイルカの群れが多く生息しているから遭遇率が非常に高く、ドルフィンスイムツアーを数多く開催している三宅島においても、貴重な観光資源として注目されてきました。

ドルフィンスイムそのものは伊豆など日本本土でも見られますが、その多くが生簀の中で飼われているイルカと一緒に泳ぐ企画であるのに対し、三宅島・御蔵島のイルカは正真正銘100%野生のイルカ。伊豆でドルフィンスイムを経験したドルフィンLover(イルカをこよなく愛する者)が、飽き足らず三宅島を訪ねる、というケースも非常に多いそうです(かく言う私自身、そうでした)。

ドルフィンスイムの予約方法

今回お世話になったオーシャンクラブナンバー3は、宿泊ロッジとしても使用可能。

そんなドルフィンスイムですが、せっかく三宅島・御蔵島を訪ねても、行き当たりばったりでは定員・海況などの問題により参加できない可能性も。ドルフィンスイムに挑戦したい場合は、必ず事前に島内のダイビングショップに予約の連絡を入れるようにしましょう。

ちなみに、イルカ生息エリアは御蔵島周辺ですが、御蔵島は非常に小さい島のため宿泊施設やダイブショップの数があまり多くなく、見どころもそこまでありません。そのため、一般的にはその隣の三宅島に宿泊し、三宅島内のダイブショップが開催するドルフィンスイムツアーに参加してボートで御蔵島のイルカスポットを目指すケースが多いです。また、三宅島は独特な火山地形でも知られるなど、イルカ以外の見どころもたくさんのため、旅の拠点としてとても魅力的です。

火山活動が活発な三宅島は、絵の具をぶちまけたかのような独特の風景が広がっています。

今回私はオーシャンクラブNumber 3というダイビングショップが企画するドルフィンスイムを予約しました。こちらはダイブショップ&宿泊ロッジ一体型の施設のため、特にダイビングやシュノーケリング、ドルフィンスイムツアーなどのマリンアクティビティにも挑戦したい方にはお勧めです。生粋の三宅島民のオーナーさんを始めとする親切でフレンドリーなスタッフさんが気さく接してくれます。

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ちなみに、せっかく予約しても台風や高潮など、海況の悪化によってツアー中止となってしまう可能性がゼロではありません。これも、天然のイルカとの出会いを求める上では決して避けられない宿命。当日になってオーシャンクラブNumber 3の判断でツアー中止になった場合も、残念かもしれませんが気分を害さず、巡り合わせを受け入れるようにしましょう(その場合も三宅島内にはたくさんの見どころがあるので、別のアクティビティを楽しむなど、滞在時間を有効に使いましょう)。

ドルフィンスイムの体験レポート

それでは、ドルフィンスイム当日の体験の様子について紹介していきます。

船が苦手な人は酔い止めを忘れずに!

当日オーシャンクラブNumber 3でランチを食べた後、ドルフィンスイムのための装備のレンタルへ。スタッフさんの案内に従いながら、ウェットスーツ、フィン、ウェイトなどを借ります。泳ぎに自信のない方は浮力の高いスーツやライフジャケットなどを借りておくと安心です。準備がそろったら、バンに乗り込み、ボートのある港まで車を走らせます。

三宅島から御蔵島まではジェットボートで30分程度。オーシャンクラブのスタッフさんによる先導に従いながら、ドルフィンスイムの参加者全員でボートへと乗り込んだら出発。移動中は伊豆諸島ならではのさわやかな潮風を浴びながらのんびりと過ごしましょう。

御蔵島付近まで来るとボートのスピードを緩め、近くにイルカの影がないか慎重に見渡します。基本的に毎日イルカに出会えるものの、日によって出会える個体数や出現頻度などが異なるらしく、イルカの群れに接近できるかどうかはその時になってみないとわかりません。一同、手に汗握りながら水面を凝視します。しばらく水面を見つめてもイルカがいない場合、少しボートを走らせてポイントを変え、再度イルカの群れを探します。この一連の流れを、イルカに出会うまで、しばらく繰り返します。

暫くして、スタッフさんから「皆マスクとフィンの準備をして!」と号令が。我々素人には見えないものの、遠くの方からボートめがけてイルカの群れが近づいてきているとのこと。後れを取らないように入水し、スタッフさんが指し示す方へと泳いで待機します。

すると、どこからともなくキューキューキュー!と超音波のような声が。姿は見えないが、イルカが近づいてきているに違いない!そう確信し周囲を見回すや否や、すぐ背後にイルカの群れが迫ってきていました。

突然の遭遇に不意を突かれ、せっかく持参したGoPro(水中カメラ)を起動するのが遅れてしまいましたが、後悔する暇もなく「今度はこっちから来てるよ!」とスタッフさんの声が。振り向くと遠くの方からまた別のイルカの群れが近づいてきていました。今度こそシャッターチャンスを逃さない、と思いカメラを向け、至近距離で撮影に成功!

その後も次から次へとイルカの群れが近づいては去っていき、近づいては去っていき。参加者もみな段々イルカに慣れていき、深く潜ってみたり、アクロバティックな泳ぎ方をしてみたり、とイルカと並走して泳ごうと挑戦をするようになっていきます。

暫く泳いだら「ボートの上に上がって!」とスタッフさんが号令をかけます。これで終わりかな、と思いながらボートに上がると、また別のポイントに行ってイルカと泳ぐからすぐにマスクの準備をして、とのこと。イルカには一瞬しか出会えないと思い込んでいたこともあり、まだまだイルカとの時間が残っていると知りびっくり。

イルカの群れに混ざって泳いでみました!

その後、4回ほどポイントを変えながらドルフィンスイムを行い、合計1時間ほどイルカと触れ合うことができたように感じます。皆途中から完全にバテてきて、中には泳ぐのに疲れてボートの上で休憩をする者もいたほど。それほどに、ボリューム満点の体験となりました。

ドルフィンスイムに持っていくべき必需品

さて、そんなドルフィンスイムですが、せっかく行くからには万全の準備をしていきたいですよね。ある程度の装備は現地で借りることができるものの、中には自分で用意しておいた方が良いものもあります。ここではその代表例をいくつか紹介していきます。

1. シューノケリング3点セット

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まずはシュノーケリング3点セット!マスク、シュノーケル、そしてフィンの3つをあわせて3点セットと呼びます。このセットさえあればドルフィンスイムに限らず、どんなところでも好きなタイミングでシュノーケリングを楽しむことができます。もちろん、費用を払えば現地のダイブショップでレンタルすることもできますが、自分の顔の形に合わなかったり、目の中に水が入ってきてしまったり、などの不具合が生じてしまうことも。可能な限りマイセットを準備しておくことをお勧めします。

※アマゾン等の安価なものでも十分機能しますが、100万円ショップのマスク等あまりにも安いものはきちんとフィットせずマスクのなかに水が入ってきたりするのでお勧めしません!

下記の商品が、お手頃かつ十分な機能性でお勧めです!

フィン・・・プロダイバー御用達の人気ブランド「TUSA」の脱着簡単フィン

マスク&シュノーケル・・・低価格セット品でも機能はばっちり!

カメラマウント付きマスク&シュノーケル・・・GoProユーザーにお勧め!

2. 水中カメラ+アクセサリー

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せっかくイルカに会うからには、イルカとの思い出を写真・動画に収めるための水中カメラを持っていきましょう。iPhone等のスマホも一応防水性能も備わっているものの、あくまで水の中に多少落としたとしても平気だよ、というレベル。海中で操作なんてしたら一発で壊れます。面倒臭がらず、しっかりとした水中カメラを用意して持っていくことをお勧めします。

お勧めなのがGoPro(ゴープロ)。最新モデルは少々高いですが、1、2年古いモデルであれば1~2万円ほど安価に手に入ることも。画質も非常に優れており、十分プロフェッショナルなレベルで水中動画や写真を撮ることができます。GoProは世界的にも人気なブランドなので、ダイビング用ハウジングや自撮り棒、予備バッテリーなどのアクセサリーも豊富。特に電池はかなり消耗が激しいので予備含めて3つ程用意することをお勧めします。

また、GoProを持っていく際にはアクセサリー類の購入も忘れずに!特に予備電池やグリップ、防水ハウジングは必需品と言っても良いレベル。あるとないとでは使い勝手が大きく変わってきます。

参考記事↓

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3. マスクの曇り止め(アンチフォッグ)

また、海の中ではマスクが曇って視界がぼやける、ということが多々あります。原因は外気と水中との温度差や、体温と水温の差など様々ですが、マスクが曇ってしまうとせっかくのイルカをクリアに見えなかったり、また最悪の場合水難事故につながってしまう恐れもあります。そんな残念で危険な思いをしないよう、可能であればアンチフォッグを携帯しておくと良いでしょう。

4. セームタオル

こちらもご紹介。ウォーターアクティビティの際の必需品です。セームタオルはもともとは水泳業界などで使われるタオルですが、吸水性が非常に高く、絞ることで速攻で乾いて何度でも使用ができるため、かさばらず携帯できるタオルとして旅行愛好家の間で重宝されています。特に、ダイビング前後にカメラの設定をいじったり、充電をしたり、という作業が発生する場合には、手が濡れていると故障などの思わぬトラブルにつながる場合があるので、一枚は持っておいて損はないでしょう。大きなバスタオルなどを持ち歩く必要もないし、一石二鳥ですね!

5. レーシック

最後は一風変わったお勧めだと思うかもしれませんが、至って大真面目なアドバイスです。旅の事前準備としてレーシックを検討しましょう!だって、せっかく野生のイルカに出会えるのに、視力が悪いままだと楽しさが半減しちゃいますよね。

眼鏡やコンタクトをするからいいや、と思っている方も一度よく考えてみてください。万が一旅先で眼鏡を失くしてしまうと残りの日数旅行がまるで楽しめなくなってしまいますし、コンタクトレンズも管理が面倒くさい上、装着したまま海に入ると波に流されてしまったり炎症を起こしてしまったり、と色んなリスクを生じてしまいます。それに何より、綺麗な景色はやっぱりフィルター無しのありのままの裸眼で眺めたいですよね。

だからこそ、敢えてお勧めさせてください、レーシックを。一昔前は手術に関する不信感が高かったり、手術費用が高かったりと一般の人々にとって非常にハードルが高いものでしたが、今や日本国内でも約120万人(全国民の100人に1人)がレーシックを利用したことがあるとの統計が出ているほど、大衆的な視力矯正法となっています。また、現在は格安で手術を受けられるクリニックが増えている他、裏ワザを使用することで実質手術費用0円でレーシックを受けることができたり、と日々ハードルが下がっています。

実際に筆者自身も数年前にレーシックをしましたが、シュノーケリングやダイビング等に全く支障がないどころか、視力を両目0.1から1.5まで爆上げすることができ、見える世界がまるで変りました。レーシックは、ごく低い確率ではあるものの術後の視力戻りが生じる心配があったり、ある程度の年齢になってからは受けることができなかったりなどのリスクがゼロではないため、人によっては不安がある手術かもしれませんが、私自身はドルフィンスイムに行く前にレーシックを受けておいて本当に良かったなと思っています!

こちらの記事にて、レーシック手術の体験レポートや、レーシック手術を大幅値引き価格で受けることができるお得なクーポン配布を行っています。ぜひチェックしてみてください!

www.kosupatravel.com

いかがでしたでしょうか?

今回は三宅島・御蔵島名物「ドルフィンスイムツアー」の紹介と、予約や当日の利用の流れ、そして必需品について紹介してきました。一見アクティブでチャレンジングな体験のように思える亜もしれませんが、イルカセラピーなどと評されるほど、イルカには人を癒す効果があります。ぜひこの機会に三宅島で、刺激と癒しにあふれたドルフィンスイムに挑戦してみてください!