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【香港旅】香港モンスターマンション(益昌大廈)に行くならGoProを持参しよう!ダイナミックな写真を撮影・編集するためのコツ

今回撮影したモンスターマンション(益昌大廈)の写真。素人腕ではありますが、色々工夫をすることでダイナミックな構図で撮影することができました。

 

今回は、香港屈指の観光地と化したモンスターマンション(益昌大廈)でダイナミックな写真を撮影するためのコツや注意点を共有します!香港旅行を検討している方は是非参考にしてみてください!

モンスターマンション(益昌大廈)とは?

ご存知ない方のためにモンスターマンション(益昌大廈・モンスタービルディングとも)について簡単に説明をすると、現在は一大観光地として世界中から注目されている香港屈指の集合住宅です。香港は人口に対して居住可能土地面積が少なく、それ故あちらこちらに高層マンションが立てられているのですが、特にモンスターマンションはそのあまりの過密感や迫力故に「現代の九龍城」として世界中から珍しがられ、また映画トランスフォーマー/ロストエイジの撮影地として起用されたことなどをきっかけに爆発的に知名度が上がりました。

 
 
 
 
 
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中央の広場を向き合う形で3つの棟がコの字型にくっつき形成されたモンスターマンション。香港ならではの拡張建築(出部屋)等の構造も物珍しく、現在も現地を訪れる観光客が絶えません。ちなみに、その退廃的な外観・イメージ故、香港のスラムなどといった誤ったイメージを持たれることがありますが、モンスターマンションは決して低所得者向け住宅ではなく、むしろ中所得者向けマンションと言われております。市街地へのアクセスも至便で周辺のショッピング環境にも恵まれているため、廃墟化とは程遠い立派なマンションの一つと言えます。

www.otoa.comちなみに、一時期あまりの観光客の多さゆえに撮影禁止・立入禁止の張り紙掲示されるなどの騒動がありましたが、現在は節度を守って撮影を行う分には問題がないとされています。とは言え、一般的な商業的観光地とは異なりモンスターマンションはあくまで普通の住宅マンション。住民の迷惑にならないよう、充分に注意をしながら撮影を行うことをお勧めします。

モンスターマンションを訪ねてみよう

モンスターマンション近くの別のビルたち。既にモンスター感があります。

モンスターマンションは香港島の東側、鰂魚涌(クオーリー・ベイ)というエリアに立地しており、一般的にバスやタクシーで向かうことをお勧めします。

goo.gl

最寄りのバス停からは徒歩5~7分程度でモンスターマンションへたどり着きます。日中の日差しがすさまじいので、日傘の携帯は必須。

モンスターマンション近くのマーケット。観光客の利用はほとんど見られず、地元住民のための市場という印象を受けます。モンスターマンションの住民たちも、このあたりの市場で日々の日用品を調達しているのでしょうか。

いよいよモンスターマンションにやってきました。地上階に設けられているゲートから階段を上がって、マンション正面へと向かいます。

正面へ上がると大迫力のマンションが。GoPro HERO 10 Blackで撮影。

モンスターマンション正面へ到着しました!既に何組かの観光客が写真撮影に興じていました。やはりこうして見ると噂通り空が狭いです。香港は年中気温が暑いということもあり、住民は採光をあまり気にしないのかもしれませんね。

入口の階段を上がりきるとこんな感じの広場が広がっています。地元住人向けの日用品店、タイ料理屋さんなどとともに、観光客を意識しているのか日本発のコーヒーショップが一階に入居していました。

モンスターマンションでダイナミックな写真を撮ってみよう

それではいよいよモンスターマンションで写真を撮影してみましょう。モンスターマンションはあまりにも大きい建築物のため、通常のスマホカメラでは中々全貌を映しきることができません。そのため記事タイトルで説明している通り、可能であればGoPro等の広角アクションカムを持参することをお勧めします。


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iPhoneの広角レンズで撮影するとこんな感じに。さすがは世界のiPhone。これだけでも迫力は十分伝わるかとは思いますが、せっかくなのでGoProを使用してよりダイナミックな写真を撮影してみましょう。

お分かりでしょうか。GoProの広角モードを使用することで、より広い視野で撮影をすることができ、iPhoneでは撮りきれなかった横方向のビルもしっかりと映し出すことができます。色味はやはりiPhoneのほうが鮮やかですが、迫力を伝えたいならGoProが便利ですね。

GoProを地面においてそのまま撮影

そして筆者のお気に入りの構図がこちら。こちらはGoProを地面に置き、そのまま撮影しただけの写真です。コの字型のモンスターマンションに、隣の巨大マンションが重なることでロの字型の摩天楼のように見えますね。

こんな感じでカメラをのぞき込めば、複数人でのセルフィ―も容易。カメラを地面に置いて撮影をしていると、周りの観光客も続々と真似をし始めました。

GoPro独特のゆがみはアプリで編集しよう

さて、こんな感じでGoProを使用してダイナミックな写真を撮ってみましたが、お気づきの通りこのままだと魚眼レンズのような歪みが目立っていますよね。そこで、アプリを使用して修正してきます。

パソコン用ソフトを使えばかなり細かく補正することができますが、ここではパパっとスマホアプリで編集します。今回はAdobe Lightroomスマホ版を使用。簡単に補正手順を紹介します。

play.google.com

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Lightroomで編集したい画像を開きます。


f:id:hallur:20230715164303j:image

下のメニューバーを右にスクロールし、「Optics」を選択。「Enable Lens Correction」をオンにしましょう。


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オンにすると、「Manually Select a Profile」という項目が表示されるのでクリックします。


f:id:hallur:20230715164327j:image

「Make」リストから、GoProを選択し、「Model」から撮影に使用した機種を選択します。これだけで、自動的にそのカメラに合ったレンズ補正をLightroomが行ってくれます。選択を終えたらチェックボタンをクリックします。


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かなり歪みがすっきりしましたね!あとは「Geometry」メニューから上下・左右のゆがみなどを細かく調整します。

補正できました!今度は色味を調整していきます。


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今回はVSCOという編集アプリへ取り込み、フィルターを掛けて仕上げました。VSCOは各種レトロフィルターなどを多く揃えており、プリセット選択だけでかなり味のある色合いに仕上がります。今回は退廃的なイメージを増幅するような色味を選択。

play.google.com

そして完成した画像がこちら。加工前の状態から比べると線もまっすぐに、雰囲気があるダイナミックな写真に仕上がったのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか?

香港屈指の観光地と化したモンスターマンション(益昌大廈)でダイナミックな写真を撮影するためのコツや編集の方法を共有しました。もちろんカメラが高級であればあるほど良い写真が撮れますが、なるべく手軽に・安価にダイナミックな写真を撮りたい場合は、今回説明したようなGoProと無料アプリを使用した方法がかなりお勧めです。

特にGoProはメルカリなどで型落ち品・中古品がかなり安く手に入るので、香港旅行を検討している方は是非参考にしてみてください!

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この記事を書いたライター:
 
楽家や写真家、3Dアーティストとして活動する傍ら年間数十本の弾丸海外旅行に勤しむコスパトラベラー。陸上だけでなく、海の中や空の上の世界も楽しめるような記事をお届けします。