灼熱の太陽、活気あふれる街並み、刺激的なグルメ…タイ旅行は五感をフル活用する最高の体験です。しかし、そんな充実した日々を送っていると、暑さや疲れが溜まってしまうことも。そんな時におすすめなのが、タイのローカルパリピ酒「センソム（Sang Som）」です。
本記事ではそんなセンソムの魅力、そして現地で愛されるおすすめの飲み方をご紹介します！
センソムとは？
センソム（แสงโสม ※サンソムとも）自体は、1977年から愛されるタイの国民的ラム酒です。その魅力は、何と言ってもその価格と度数。700mlボトルが300円程度で購入でき、アルコール度数は40度と、まさにコスパ最強のお酒です。またセンソムは、1982年と1983年にスペイン・マドリードで開催された酒類大会で金賞を獲得し、2006年にバルセロナで行われた大会で再び金賞を受賞したほど品質も確か。タイ国外での知名度は無に等しいものの、タイ国内の蒸留酒市場では7割以上のシェアを誇ると言われています。
ストレート、ロック、ソーダ割り、カクテルなど、様々な飲み方が楽しめるのもサンソムの魅力です。 特に暑いタイ旅行には、キンキンに冷やしたセンソムをソーダで割った「センソムソーダ」がおすすめです。爽快な喉越しとラム酒の風味が、暑さで火照った体を心地よくクールダウンさせてくれます。
そして、今回特におすすめしたいのが、シャーベット状のセンソムカクテルです。 シャーベット状にすることで、センソムの甘さとラム酒の風味がより一層引き立ち、まるでデザートのような味わいに。アルコール入りかき氷、お酒入りスムージーなどと例えられることもしばしば。暑い日差しの中、ビーチでゆっくりと味わえば、極上のリラックスタイムを過ごすことができます。またお店では、フルーツや色とりどりのグミやキャンディー、飾りつけがされて提供されることが多く、見た目も華やかで可愛らしいドリンクとしてローカルタイユースカルチャーの人気アイテムとして活躍しています。
センソムシャーベットはどこで入手できる？
センソムのシャーベットカクテルは、タイの以下の場所で購入できます。
屋台
タイの街角には、センソムを含む様々なアルコール飲料を販売する屋台が並んでいます。これらの屋台では、シャーベットカクテルを、バケツ型のグラスやプラスチックカップに入れて販売しています。
バー
タイのバーでは、センソムを使った様々なカクテルを楽しむことができます。その中でも、シャーベット状カクテルは、暑い夜にぴったりの人気メニューです。
レストラン
タイのレストランでは、食後にデザートとしてシャーベットカクテルを提供していることがあります。
その他
上記以外にも、ビーチや観光地などの観光客向けスポットで、シャーベットカクテルを販売していることがあります。パンガン島やサムイ島、パタヤなどでは入手チャンスが特に高いです。
センソムのシャーベット状カクテルの現地での呼び名は？
シャーベット状センソムは、現地ではいくつか呼び方があります。
「センソム・スロット（Sang Som Slush）」
「センソム・ビンヨー（Sang Som Bingsu）」
「センソム・アイスクリーム（Sang Som Ice Cream）」
これらの呼び方は、お店や地域によって異なる場合があるので、注文する際にはいくつか試してみると良いでしょう。
その他、以下のような呼び方もあります。
「เกล็ดหิมะ（Sang Som Klet Hima）」：雪花（けっせつ）という意味
「บดละเอียด（Sang Som Bot Deua Ruai）」：細かく砕いたという意味
いずれにしても、シャーベット状のセンソムを注文したい場合は、これらの呼び方を参考に、お店の人に聞いてみてください。
シャーベットカクテルを購入する際の注意点
シャーベットカクテルは、溶けやすいので、購入後はすぐに飲むようにしましょう。また、屋台で購入する場合は、衛生面に注意すること。タイではただでさえ飲料用の氷が食中毒の原因となると話題になっているほど。可能であればGoogleマップなどで事前に店のレビューをチェックし、過去に問題があったお店ではないかどうか見極めることが肝心です（ちなみに現地タイ人の友人曰く、列が極端に少ない屋台は訳アリのお店だから要注意、とのことでした）。
いかがでしたでしょうか？
タイのローカルラム「センソム」を使用したお酒入りかき氷。現地若者にも大人気のこのお酒が、タイ旅行中の疲れを癒し、旅の思い出に花を添えてくれることだと思います。タイ旅行でシャーベット状カクテルをぜひ味わってみてください！
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