ロンドン観光と言えば、歴史ある建築物や豊かな文化、そして美しい公園が魅力ですが、観光地を効率的に回るためには移動手段が重要です。ロンドンは公共交通機関が充実していますが、観光客にとっては運賃が高めに感じられることもあります。そこで注目されているのが「Santander Cycles」、通称「ボリスバイク」として知られるレンタサイクルです。このサービスを活用すれば、わずか3ポンドでロンドン中を一日中移動することができます。この記事では、Santander Cyclesの料金や利用方法、便利な使い方について詳しくご紹介します！
ロンドンの公共交通機関事情：運賃が高い？
ロンドンは地下鉄（Tube）やバス、トラム、さらにはオーバーグラウンドなど、多彩な公共交通機関が整備されており、観光には非常に便利な都市です。しかし、その運賃が決して安くないのが難点。地下鉄のZone 1だけでも片道2.7ポンド、バスも1.75ポンドの運賃がかかります。観光で1日中移動する場合、交通費が意外とかさむことも少なくありません。そこで、節約しつつロンドンを満喫する方法として注目されているのが、Santander Cyclesです。
革命的な交通手段「Santander Cycles」
Santander Cycles（通称ボリスバイク）は、実は10年以上前からロンドン市民に利用されているサービスですが、外国人観光客が簡単に利用できるようになったのはここ数年の話です。手軽な料金設定と広範なステーションの配置で、ロンドン市内の移動手段として非常に便利なこのサービス。なんと、たったの3ポンドで1日中乗り放題という驚きの価格です！同様のサービスを提供しているUberや他のレンタサイクルに比べて圧倒的に安価なので、コスパトラベルを志す当ブログ読者の皆様にも嬉しい移動手段なのではないでしょうか。
Santander Cyclesは、ロンドンのいたるところにステーションがあり、観光スポットを巡るのに最適。バスや地下鉄に比べて、小回りが効くため、限られた時間で多くの場所を訪れたい旅行者には特におすすめです。例えば、ロンドン塔からタワーブリッジ、さらにウェストミンスター寺院～バッキンガム宮殿を巡る際にも、バスよりもスムーズに移動ができます。
Santander Cyclesの利用方法
Santander Cyclesは、観光客でも簡単に利用できるシステムが整っていますが、事前に知っておきたいポイントがあります。特に、アプリを使わずにステーション端末を操作する方がスムーズです。以下では、具体的な使い方をステップごとに見ていきましょう。
1. アプリをインストールする
Santander Cyclesには専用アプリがあるので、事前にスマホにインストールします。とは言え、このアプリを使用するのは、あくまでステーションの場所や貸出可能自転車台数の確認を行う目的のみ。本来はアプリ上で貸出し手続きを行うこともできるのですが、実際にはエラーが頻発し、操作がうまくいかないケースが多々あり。そのため、予約時にはアプリを使わず、ステーションに設置されている端末を利用することをおすすめします。
2. ステーションの端末を操作する
自転車を利用する際には、まず利用したいステーションの端末に向かいます。端末に表示される指示に従い、クレジットカードを登録します。その後、1日乗り放題のプラン（3ポンド）を選択し、アンロックコードを受け取ります。このコードは自転車を解錠するために必要です。
3. 自転車をアンロックする
自転車に設置されているパッドにアンロックコードを入力し、成功するとロックが解除され、ランプが緑色に点灯します。これで自転車を利用できる状態になります。あとは、交通ルールを守りながら安全にライドを楽しみましょう！
※イギリスでは自転車は原則自動車と同じ扱いです。自転車専用レールが設けられていない場合は基本的に車道を進むようにしましょう。
4. 30分以内に返却
Santander Cyclesの特徴は、1ライドごとに30分以内に返却することがルールとなっている点です。30分を超えると追加料金がかかりますが、30分以内にステーションに返却すれば、何度でも無料で利用可能です。目的地まで移動し、ステーションがあれば一旦返却し、次の移動の際に再度借りるという形で運用すると、非常に経済的です。
返却時は、ステーションの空いているスロットに自転車をしっかりと押し込みます。ロックが自動的にかかり、問題なければランプが再び緑に点灯します。この確認ができたら、返却が完了です。
まとめ
ロンドンの公共交通機関は便利ですが、観光客にとっては少々高めの運賃がネックです。そんな中で、Santander Cyclesは非常にコストパフォーマンスが高く、観光の強い味方となります。ステーションが多く、主要な観光スポットを効率的に回れるだけでなく、料金も3ポンドと破格。自転車で走るロンドンの街並みは、地下鉄やバスとは違った新鮮な視点を提供してくれます。
今回紹介した利用方法を参考に、次回ロンドンを訪れた際には、Santander Cyclesを活用して、イギリスの風を切りながら優雅に観光してみてはいかがでしょうか？次回記事では、実際に運転をした使用感や感想についてレポートをお送りします！
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