定番ツアーはもう飽きた?ローカル旅行情報発信サイト「コスパトラベル」

パッケージツアーやガイドブックに頼った旅行に飽きた大の旅行好きの方々向けに、ローカル&コスパの良い旅行情報を集めたポータルサイト

🇨🇳中国

クリントンが訪れた陽朔興坪の秘境「漁村」を目指して③散策編:時が止まった村での生活者との邂逅

前回、2時間をかけて困難な山道を越え、ようやく興坪漁村にたどり着いた。喉はからから、足はパンパン、そして高鉄の時間まで残り3時間弱。村での滞在時間はおそらく30分程度しか取れないだろう。しかしせっかくここまで来たのだから、と村の中へと足を踏み…

クリントンが訪れた陽朔興坪の秘境「漁村」を目指して②往路編:地図無き山道の困難と絶景の報酬

前編では興坪漁村とは何か、なぜ到達困難なのか、そしてどのような計画を立てたのかを解説した。 www.kosupatravel.com 今回の②往路編では実際に山道を歩き、困難に直面し、そして漁村へたどり着くまでの体験を詳しくお伝えする。これから漁村を訪れようと考…

クリントンが訪れた陽朔興坪の秘境「漁村」を目指して①事前準備編:地図なき道への挑戦

中国のビザ免除措置が2026年末まで延長され、中国へ行ってみようと考えている方も多いのではないだろうか。桂林・陽朔といえば、水墨画のような山水風景で知られる中国屈指の観光地である。しかしその陽朔に、観光客がほとんど訪れることのできない「幻の村…

【新着速報】中国、日本人向けビザ免除措置を2026年末まで延長で、もう1年ビザなし観光OKに! - 入国で見逃してはならない「注意点」をおさらい

中国に渡航を予定している日本人にとって、大きな発表がありました。2025年11月3日、中国外務省はこれまで2025年末までとされていた日本人向けビザ免除措置を2026年12月31日まで延長すると公表。短期滞在(最大30日以内)であれば、これまで通りビザを取得せ…

チベット高原が生んだ伝統の醸造酒「青稞酒」とは?比較実飲レポート

世界各地の珍しい酒を求めて旅をする私にとって、チベット文化圏の伝統酒「青稞酒(チンカ酒)」の存在を知ったのは、旅の大きな収穫だった。謎酒ハンターとして、この酒を味わわないわけにはいかない。 中国の酒といえば、白酒(バイジウ)の強烈なアルコー…

生で見た黄河は想像の100倍黄色かった!黄河のほとりで泥まみれ・蘭州中川橋訪問レポート

蘭州に行っても、蘭州ラーメン以外に何もない。こんな声を耳にすることは少なくありません。確かに、西安のような派手な観光名所があるわけでもなく、成都のようなパンダがいるわけでもない。北京や上海のような大都市の華やかさもなければ、桂林のような絶…

【青海省】知る人ぞ知る西寧のローカルチベットバー「诺尔布」訪問レポート

西寧ーー青海省の省都であるこの街は、チベット高原への入り口として知られている。せっかくこの地を訪れるなら、チベット文化を肌で感じたい。 渡航前、小紅書(シャオホンシュー)をスクロールしていると、一枚の写真が目に飛び込んできた。暖色の照明に照…

速攻売切れ必至!中国高速鉄道予約争奪戦を征するコツ - 携程旅行(CTrip)を活用した賢い裏ワザ徹底紹介

近年、中国高鉄の予約競争は想像を絶するほど熾烈になっています。予約開始とほぼ同時に席が埋まってしまうことも珍しくなく、特に寝台列車や週末などの人気時期には予約が取れず、旅程全体が破綻するリスクさえあります。私自身、広州から成都への夜行列車…

本場の蘭州ラーメンはやっぱり旨いのか?蘭州市随一の人気店「磨沟沿」で現地牛肉麺を食べてみた!

本場蘭州市内の蘭州ラーメン屋さんから食レポをお届けします 最近、日本でも徐々に店舗が増えつつある蘭州ラーメン。SNSで見かけることも多くなり、気になっている方も多いのではないでしょうか。しかし、本場中国・蘭州で食べる蘭州ラーメンは、果たして本…

【青海省バスツアー体験記②】中国語初心者が現地の団体ツアーに参加したら、ルールが細かすぎて絶望した話

前回記事では、バスガイドのリンさんによる20分間ノンストップの早口ルール説明から始まったストイックなバスツアーの導入をお届けした。分刻みの集合時間、WeChatグループでの逐一報告システム、遅刻したら全員に謝罪…。想像を絶するストイックさに、私は必…

【青海省バスツアー体験記①】中国語初心者が現地の団体ツアーに参加したら、ルールが細かすぎて絶望した話

「個人旅行より、もっとディープな旅がしたい」 青海省。中国西部、チベット高原の玄関口に位置するこの地は、天空の鏡と称される茶卡塩湖や、中国最大の湖・青海湖など、息をのむような絶景が広がる場所だ。 私は普段、海外旅行では個人行動を好む。自分の…

【2025年目撃情報】絶滅危惧種「ニーハオトイレ」を青海省で発見!現代に残る原始的便所体験記

現在、中国で急速に姿を消しつつある「ニーハオトイレ」。かつて全土に広く存在し、地域住民の交流の場としても機能していたこの独特なトイレ文化も、都市開発と共に過去のものとなりつつある。 www.kosupatravel.com しかし今回、青海省の奥地でまさかの現…

【2026年版】240時間トランジット特例の落とし穴:その中国経由格安航空券、実はビザが必要かも ?ビザ免除で入国できるケース・できないケースを徹底考察

前回の記事で、中国ビザ免除措置が2025年末で期限を迎える可能性について書いた。仮に延長されなくても、トランジット特例(通称:240時間ルール)があるから実質的にほぼ自由に観光できるだろう——そう思っている人は多いだろう。 www.kosupatravel.com だが…

シルクロードの砂漠で一夜を過ごす!敦煌砂漠キャンプ・テント泊レポート④【設備・注意点編】

前回記事はこちら www.kosupatravel.com 3回にわたって敦煌砂漠キャンプの魅力をお伝えしてきたが、今回は、実際に利用してみて分かった設備の詳細と、これから砂漠キャンプを検討している人に向けた注意点をまとめたい。 ここで紹介する内容は、今回私が利…

シルクロードの砂漠で一夜を過ごす!敦煌砂漠キャンプ・テント泊レポート③【星空・黎明編】

前回は、砂漠でのテント滞在と日中の散策体験をレポートした。午後から夕方にかけての砂漠散策では、足を取られる砂の感触や、見渡す限り続く砂丘の美しさを存分に体験できた。 www.kosupatravel.com 第3回となる今回は、いよいよ砂漠キャンプの真の醍醐味で…

シルクロードの砂漠で一夜を過ごす!敦煌砂漠キャンプ・テント泊レポート②【滞在・散策編】

前回は、砂漠キャンプ場への到着までをレポートした。強面のスタッフさんに迎えられ、第一印象は正直「大丈夫かな」という不安もあった。100元で予約していたベーシックテントでのサバイバル体験は無事実現するのだろうか? www.kosupatravel.com 第2回とな…

シルクロードの砂漠で一夜を過ごす!敦煌砂漠キャンプ・テント泊レポート①【予約・到着編】

今回宿泊した敦煌云飞月特色沙漠露营帐篷特色民宿 敦煌といえば莫高窟、月牙泉、鳴沙山といった観光スポットが有名だが、せっかく砂漠の町を訪れるなら、本格的な砂漠体験をしたいと思っていた。ホテルに泊まって観光地を巡るだけでは、どこか物足りない。シ…

中国ビザ免除は2026年以降どうなる?期限付き措置の今後の行方と旅行者への影響【2025年10月更新】

「ディープ中国」好きの皆様に、暗雲が迫る 2024年11月、ようやく再開された中国へのビザ免除措置。しかも滞在期間は15日から30日へと倍増した。これまでのトランジット特例では主要都市の滞在が中心だったが、30日あれば雲南の山奥や甘粛省のシルクロード、…

【交流編】中国寝台列車旅に挑戦レポート④ 朝の目覚めから敦煌到着まで 旅人との出会いと別れ

前回の乗車編では、期待していた賑やかな酒盛りとは裏腹に、他の乗客は既に就寝モード。一人静かに星空を眺めながら晩酌を楽しみ、その後は耳栓をして翌朝7時まで爆睡することができました。思っていた以上に快適な睡眠でしたが、果たして朝は交流のチャンス…

【車内編】中国寝台列車旅に挑戦レポート③ いよいよ乗車!軟臥個室での一夜と車内探検

前回の準備編では、青稞酒やカップヌードル、紙コップにコンセントハブまで、様々なアイテムを揃えて万全の体制を整えました。月光を浴びながらの酒盛りという夢を胸に、いよいよ西寧駅のプラットフォームへ。ここから敦煌駅へ向けて、河西回廊10時間超の夜…

【準備編】中国寝台列車旅に挑戦レポート② 快適な夜行列車ライフのための持ち物と事前準備を徹底解説

前回の記事では、中国の鉄道チケット予約の激しい争奪戦について詳しくお伝えしました。携程旅行(Ctrip)アプリを使い、発売開始と同時にスマホにかじりついて予約ボタンを早押し。日曜深夜発という比較的空いていそうな便でも、あっという間に売り切れてし…

【予約編】中国寝台列車旅に挑戦レポート① 人気の鉄道チケット争奪戦を制するために知っておくべき事徹底解説

深夜の硬臥(ハードスリーパー) 中国の寝台列車旅は予約から戦いが始まる 中国を旅するなら、ぜひ一度は体験してほしいのが寝台列車の旅です。ゴトゴトと揺れる車内で横になりながら、車窓から流れる広大な景色を眺める。飛行機では味わえない、陸路ならで…

【飛行申請編】中国旅行でドローンを飛ばしたい?登録・申請の具体的手順⑤ - ドローン登録の手続きステップを詳細解説

前回までの記事で、UOMでの実名登録と機体登録を完了させる方法をご紹介しました。 www.kosupatravel.com 今回は、実際にドローンを飛行させる前に必要となる「飛行活動申請」について、詳しく解説します。これは日本でいう飛行通報に相当するプロセスです。…

【機体登録編】中国旅行でドローンを飛ばしたい?登録・申請の具体的手順④ - ドローン登録の手続きステップを詳細解説

前回記事では、UOMへの実名登録ステップについて紹介してきました。 www.kosupatravel.com 今回は、いよいよ飛行予定のドローンをシステム上に登録するための方法を紹介します。なお、前回はブラウザ版を例に紹介してきましたが、ここからは速度の安定してい…

【実名登録編】中国旅行でドローンを飛ばしたい?登録・申請の具体的手順③ - 実名登録の手続きステップを詳細解説

前回に引き続き、UOM(民用無人駕駛航空器綜合管理平台)でアカウント登録(実名登録)を完了させる具体的な手順を、実際の画面に基づいて解説します。 前回記事はこちら www.kosupatravel.com UOMプラットフォームについて UOM(https://uom.caac.gov.cn/)…

易博通(eSender)登録完全ガイド - 外国にいながら中国電話番号を取得するための詳細手順解説

中国のオンラインサービスを利用する際、必ずと言っていいほど直面するのが「中国の携帯番号による認証」という壁です。今回は、WeChat内のミニプログラムを使って+86から始まる中国の電話番号を取得できる「易博通(eSender)」について解説します。 易博通…

【準備編】中国旅行でドローンを飛ばしたい?登録・申請の具体的手順② - UOM登録のハードルと解決策

前回の記事で、中国でのドローン飛行には原則として実名登録が必要であることをお伝えし、また外国人でも登録は可能だが、海外在住者にとっては技術的にかなりハードルが高いという現実についても触れました。 www.kosupatravel.com 今回は、そのハードルを…

【概要編】中国旅行でドローンを飛ばしたい?登録・申請の具体的手順① - ドローンを持って行く前に知っておくべきルールや法規制について徹底解説【2025年最新】

福建土楼をドローンで撮影してきました 黄山の雲海、張家界の奇岩群、福建土楼の独特な景観など、中国には息をのむような絶景が数多く存在します。これらの景色をドローンで撮影できたら素晴らしい思い出になるでしょう。しかし、ドローン大国中国とは言えど…

上海浦東国際空港で暇つぶし観光!乗り継ぎ時間別トランジットの過ごし方モデルプラン【2025年最新】

記事最終更新日:2025年10月14日 上海は、アジア屈指の国際都市であり、多くの航空会社が乗り入れているため、上海空港経由の乗り継ぎ便を利用する機会も多いです。私も仕事やプライベートで上海を利用することが多く、乗り継ぎ時間の有効活用には常に頭を悩…

中国最高評価!世界10位の海南航空搭乗レポート - 快適性や機内の様子・安全リスクについて徹底レポート

2025年のSkytrax World Airline Awardsで世界第10位に輝き、中国の航空会社として唯一のベストテン入りを果たした海南航空。中国の航空会社というと、サービスの質や清潔さ、スタッフの対応などに不安を感じて、なんとなく身構えてしまう人も多いのではない…