青海省
前回は、終点駅「茶卡雪站」周辺の「天空の鏡」エリアについてレポートした。 www.kosupatravel.com 異世界のような光景、鏡のような湖面、真っ白な塩の大地。そして、足元の盐溶洞に気をつけながら、湖の中を歩く体験。これだけでも十分に感動的だったが、…
前回は、茶卡塩湖の景区内移動について詳しくレポートした。紛らわしい駅名に惑わされず、必ず終点駅まで乗り続けること。長靴レンタルは終点駅でのみ可能なこと。そして、ミニ列車では西側の席を狙うこと。これらのポイントを押さえておけば、限られた時間…
以前、青海省の現地バスツアーについて詳しくレポートした。朝6時から夜22時まで、分刻みの集合時間とWeChatでの逐一報告という、想像を絶するストイックなツアーだった。あのツアーで訪れた三つの観光地、日月山、青海湖、そして茶卡塩湖。その中でも、間違…
世界各地の珍しい酒を求めて旅をする私にとって、チベット文化圏の伝統酒「青稞酒(チンカ酒)」の存在を知ったのは、旅の大きな収穫だった。謎酒ハンターとして、この酒を味わわないわけにはいかない。 中国の酒といえば、白酒(バイジウ)の強烈なアルコー…
西寧ーー青海省の省都であるこの街は、チベット高原への入り口として知られている。せっかくこの地を訪れるなら、チベット文化を肌で感じたい。 渡航前、小紅書(シャオホンシュー)をスクロールしていると、一枚の写真が目に飛び込んできた。暖色の照明に照…
前回記事では、バスガイドのリンさんによる20分間ノンストップの早口ルール説明から始まったストイックなバスツアーの導入をお届けした。分刻みの集合時間、WeChatグループでの逐一報告システム、遅刻したら全員に謝罪…。想像を絶するストイックさに、私は必…
「個人旅行より、もっとディープな旅がしたい」 青海省。中国西部、チベット高原の玄関口に位置するこの地は、天空の鏡と称される茶卡塩湖や、中国最大の湖・青海湖など、息をのむような絶景が広がる場所だ。 私は普段、海外旅行では個人行動を好む。自分の…
現在、中国で急速に姿を消しつつある「ニーハオトイレ」。かつて全土に広く存在し、地域住民の交流の場としても機能していたこの独特なトイレ文化も、都市開発と共に過去のものとなりつつある。 www.kosupatravel.com しかし今回、青海省の奥地でまさかの現…
前回の乗車編では、期待していた賑やかな酒盛りとは裏腹に、他の乗客は既に就寝モード。一人静かに星空を眺めながら晩酌を楽しみ、その後は耳栓をして翌朝7時まで爆睡することができました。思っていた以上に快適な睡眠でしたが、果たして朝は交流のチャンス…
前回の記事では、中国の鉄道チケット予約の激しい争奪戦について詳しくお伝えしました。携程旅行(Ctrip)アプリを使い、発売開始と同時にスマホにかじりついて予約ボタンを早押し。日曜深夜発という比較的空いていそうな便でも、あっという間に売り切れてし…
深夜の硬臥(ハードスリーパー) 中国の寝台列車旅は予約から戦いが始まる 中国を旅するなら、ぜひ一度は体験してほしいのが寝台列車の旅です。ゴトゴトと揺れる車内で横になりながら、車窓から流れる広大な景色を眺める。飛行機では味わえない、陸路ならで…