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オマーン・マスカットのランドマーク「Muttrah Souq」でアラブ情緒を満喫してみた

こんにちは、旅ブロガーのヤムです。今回はオマーンの首都マスカットにある歴史ある市場、「Muttrah Souq(ムトラ・スーク、マトラ・スークとも)」を訪れ、その魅力をたっぷりと堪能してきました。地元の人々と観光客が集まるこの賑やかな市場で、アラブの情緒を満喫しながら、さまざまな出会いや発見がありました。ぜひ、私と一緒にこのスークの魅力を探っていきましょう!

Muttrah Souqとは?

ローカル民はもちろん、出稼ぎ労働者や観光客にも愛されるオマーン最大の市場

Muttrah Souq(ムトラ・スーク)は、オマーンで最も古く、最も有名な市場の一つです。歴史は数百年前に遡り、オマーンが貿易の中心地として栄えた時代から続くこのスークは、今日でも多くの人々に愛されています。狭い路地が迷路のように入り組み、アラブ特有の活気と香りに満ちたこの場所は、訪れるだけで異国情緒を感じさせてくれます。

スークへのアクセス

ムトラ・スークはムトラ中心地に立地。町のシンボルである、青いドームのモスクと隣り合っているのですぐに見つけることができます。

ムトラ・スークは、マスカットの海岸沿い、ムトラ・コーニッシュの近くに位置しています。市内中心部からはタクシーやバスで簡単にアクセスでき、観光客にも便利な場所です。スークの入口はムトラ・コーニッシュ沿いにあり、大きなアーチ状の門が目印です。

スークの雰囲気

スークに一歩足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは、色とりどりの商品が並ぶ賑やかな光景です。狭い路地には、スパイス、香水、衣料品、ジュエリー、手工芸品など、様々な商品が所狭しと並べられています。店主たちは声をかけながら商品を紹介し、そのエネルギッシュな雰囲気はまさにアラブの市場そのものです。

気さくな店主についつい乗せられて

伝統衣装を一式試着させられ、そのまま購入してしまいました

スークを歩いていると、気さくな店主たちが次々と声をかけてきます。ある店では、サウブ(オマーンの伝統的な長衣)やスカーフを勧められました。店主はとても親切で、「試着してみて、似合うよ!」と声をかけてきます。ついついその気になって試着をしてみると、鏡の前で「これが完璧だ!」と絶賛され、その熱意に押されて一式買ってしまいました。多少の値引きはしてもらえたものの、きっと観光客価格、一般的な相場よりは高いのだろうなあ、と少し後悔しながらも、まるで自分が地元のオマーン人になったかのような気分で、とても楽しい体験でした。

独特なセールスプレゼンテーション

とにかくフレンドリーなスークの商人たち

別の店では、高品質のカシミアのストールを勧められました。店主は、「本物のカシミアだよ」と自信満々に言いながら、目の前でストールをライターであぶるパフォーマンスを見せてくれました。その焦げたにおいをかがせながら、「ほら、本物だろ?」と微笑む店主。動物由来のカシミアは、あぶることでタンパク質が燃えるときの独特のにおいが発せられるため、合成繊維との判別ができるのだとのこと。

その強引さとユニークなプレゼンテーションに根負けし、こちらも思わず買ってしまいました。こちらもやはり決して安いとは言えない買い物になりましたが、帰国後もこのストールを見るたびにその出来事を思い出し、笑顔になります。

スパイス店での出会い

スパイス専門店。オマーンブレンドスパイスとサフランを買って帰りました。

スーク内には多くのスパイス店があり、私もその一つでスパイスを物色していました。すると、店の青年が話しかけてきて、スパイスの種類や使い方を丁寧に説明してくれました。彼とはすぐに打ち解けて、様々な話をするようになりました。名前を尋ねると、少し恥ずかしそうにしながら「サッダーム・フセインって言うんだ。俺の母さん馬鹿だからニュースで見た名前をそのまま付けちゃったんだよね」と教えてくれました。思わず笑ってしまいましたが、そんな名前の付け方があるなんて驚きです。彼との交流も、スークでの思い出の一つになりました。

スークでの楽しみ方

つらつらと実体験を綴ってきましたが、ムトラ・スークを最大限に楽しむためのポイントをいくつかご紹介します。

1. 迷路のような路地を探索

散策するだけでも十分楽しい

スークの路地は迷路のように入り組んでおり、歩いているだけで新しい発見があります。狭い路地を進むと、突然広場に出たり、思いがけないお店が見つかったりするのもスークの醍醐味。迷うことを恐れず、自分の直感に従って歩いてみるのがおすすめです(オマーン最大のマーケットとは言え、エチオピアメルカートのような、本気で遭難するような規模では決してないのでご安心を!)

2. 店主とのコミュニケーションを楽しむ

スークの店主たちはとてもフレンドリーで、訪れる観光客と積極的にコミュニケーションを取ります。値段交渉を楽しむのもスークの楽しみの一つ。商品について質問したり、オマーンの文化について話を聞いたりすることで、より深くこの場所を理解することができます。

3. 交渉を楽しむ

スークでは、価格交渉が一般的です。最初の提示価格は少し高めに設定されていることが多いので、交渉を楽しんでみましょう。とは言え、観光客である以上、ある程度相場より高値で購入せざるを得ないケースが往々にあることは理解しておきましょう。無理に値切るのではなく、店主とのやり取りを楽しむつもりで交渉すると、より良い買い物ができるかもしれません。

4. 休憩を取りながら散策

疲れたら広場でチルアウト。正面のアーチ付近のベンチは潮風が涼しく、現地の若者のデートスポットとしても愛されています。

スークの散策はとても楽しいですが、暑さや人混みで疲れることもあります。スーク内には小さなカフェやレストランも点在しているので、休憩を取りながらゆっくりと回るのがおすすめです。特にオマーンの伝統的なカフワ(カルダモンコーヒー)はリフレッシュにぴったりです。

まとめ

オマーン・マスカットの「Muttrah Souq」は、アラブの情緒を存分に楽しむことができる素晴らしい場所です。歴史ある市場の中で、スパイスの香りや色とりどりの商品、フレンドリーな店主たちとの交流を楽しむことで、オマーンの文化を身近に感じることができます。訪れるたびに新しい発見があり、何度でも足を運びたくなるこのスーク。マスカットに訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。それでは、また次の旅先でお会いしましょう!