こんにちは、旅行ブロガーのヤムです!今回の旅で私が目指したのは、ウガンダの伝統料理「Luwombo(ルウォンボ)」を味わうこと。ウガンダを訪れるならば、ぜひ一度は食べてみたいこの料理。しかし、カンパラ市内で手に入れるのは一筋縄ではいきませんでした。この冒険の模様をお届けします。
Luwomboとは?
Luwomboは、ウガンダの伝統的な料理で、バナナの葉で包んだまま蒸し焼きにされた肉や魚の煮込み料理です。鶏肉や牛肉、山羊肉、または魚が使われ、スパイスやハーブで風味付けされます。バナナの葉は料理に独特の風味を与え、肉が非常に柔らかくジューシーに仕上がるのが特徴です。
風土柄なのかプリミティブな料理ばかりで飽きてきたところ、Luwomboの噂を聞く
これまでカンパラで色々と食事をしてきましたが、風土柄なのかどこかプリミティブな料理が多く、段々と飽きてきたところでした。そんな中、「ウガンダのご馳走」とも呼ばれるLuwomboが他のウガンダ料理とは一線を画す存在だという話を聞きつけ、どうしてもその味を確かめたくなりました。
(以前の記事でも色々とウガンダグルメを紹介してきましたが、傾向として原始的な料理が多く、毎日食べ続けていると段々飽きてくる内容でした。それはそれで、日本では味わえないような面白い料理が沢山なので、是非下記記事も併せてご覧ください)
Luwomboを追い求めて
Luwomboを求めて、カンパラ市内のいくつかのレストランを行き当たりばったりで回りました。まず訪れたのはナカセロ市場近くのローカルなレストラン。期待に胸を膨らませて「Luwomboありますか?」と尋ねましたが、残念ながらこの店には置いていませんでした。次に、カンパラの中心部にある有名なレストランにも足を運びましたが、ここでもLuwomboは見つかりませんでした。いくつかのレストランを訪れてみましたが、どこもLuwomboを提供していませんでした。さすが「ウガンダのご馳走」というだけあって、ローカル向けの格安料理店ではそうそう手に入らないみたいです。
地元の人々に話を聞いて情報を収集したところ、「2K Restaurant」というお店でLuwomboが食べられるとのこと。2K Restaurantはカンパラ市内で評判の良いレストランで、伝統的なウガンダ料理を提供しているとのことでした。
2K Restaurantでいざ実食
すぐにSafe Boda(バイクタクシー)を利用して、2K Restaurantへ向かいました。カンパラ市内を縦横無尽に駆け抜け、ようやく目的地に到着。お店の外観はカジュアルな雰囲気で、地元の人々で賑わっています。
店内に入り、さっそくLuwomboを注文しました。店員さんは「Luwomboありますよ!」と笑顔で応えてくれ、一安心。しばらく待つと、バナナの葉に包まれたLuwomboが運ばれてきました。
最初は、バナナの葉に包まれたままの状態で出された料理を前に「この状態でどうやって食べるの?」と少し困惑。しかし、親切な店員さんがバナナの葉を広げてくれました。葉を開くと、ほかほかの牛肉のスペアリブが姿を現し、その芳醇な香りが漂ってきました。この香りだけで、長時間の探し回りの疲れが一気に癒されました。
さらに、店員さんが巧みにバナナの葉をボウル状に仕上げ、その中にLuwomboを入れてくれました。付け合わせの野菜とともに、美しくセッティングされた一皿が完成しました。
Luwomboの味わい
さっそくLuwomboを一口。口の中に広がるスパイスと肉の旨味が絶妙で、バナナの葉の風味がアクセントになっています。牛肉のスペアリブは驚くほど柔らかく、口の中でほろほろと崩れるほど。その味わいは、まるでウガンダの豊かな大地と太陽の恵みをそのまま閉じ込めたかのようでした。スパイスの複雑な香りと肉のジューシーさが絶妙に絡み合い、食べ進めるごとに新たな発見がありました。
また、ローカル民の間ではピンク色のグランドナッツソースをかけて食べるのがポピュラー。ローカルスタイルに倣い、濃厚なソースを掛けながら味変を楽しんでみました。
まとめ
カンパラ市内を駆け回って手に入れたLuwombo。苦労して探し出した甲斐がありました。ウガンダの伝統料理であるLuwomboは、その美味しさと独特の調理法で、食べる者を魅了します。もしカンパラを訪れることがあれば、ぜひLuwomboを試してみてください。その美味しさに、ウガンダの文化と食の深さを感じることができるでしょう。
\この記事が気に入ったら是非クリックで応援してください!/