忙しい会社員の皆さん。旅行がしたくても有給休暇をまとめて取るのは難しいですよね。ならば、週末だけでも気軽に海外旅行を楽しみたいと思ったことはありませんか?
そこで今回は、有給を使わずに、週末の短い時間を最大限に活用できる旅行先を5つ紹介します。少々体力勝負な旅程ではありますが、丸2日間現地で楽しめる旅行先を厳選しましたので、ぜひ参考にしてください!
※本記事は東京発のトラベルプランのみを紹介しています。別の地方からの旅行を考えている方は、本記事でのプランを参考に、別途フライトスケジュールをご確認いただくことをオススメいたします。
週末弾丸旅行に向いている渡航先とは?
一言で週末旅行と言っても、例えば移動だけでほとんどの時間を占めてしまっては旅行とは呼べませんよね。そこで本記事では旅行先の選定にあたり、以下の条件を考慮しました:
移動時間が短い:飛行機の移動時間が短く、現地での滞在時間を最大限に確保できる。
飛行機代が比較的安い:飛行機代が高くつく渡航先は除外し、週末弾丸旅行にふさわしい費用(往復5万円以内)で行ける場所を選定。往復5万円以上掛かるような国には、さすがに連休を取って長めに旅行に出掛けてください!
原則土曜朝出発・日曜夜帰国:仕事に支障をきたさず、週末をしっかりと楽しめる旅程。
ただし一部の旅程については、一般的な会社員のスケジュールを金曜17時定時退社、月曜9時定時出社と想定し、深夜便や早朝便を駆使しながら目一杯現地滞在できるようなプランにしてみました。これにより、「エクストリーム出社」のような体力勝負のプランとなっているものもありますが、限られた週末2日間で、どれだけがっつり海外で遊べるか、というポイントに重点を置いて提案しています。
おすすめの海外旅行先都市5選
さて、上記基準に則り5つほど海外都市を選んでみました。それでは一つ一つ見ていきましょう!
1. ソウル(韓国)
- フライト名: ZIPAIR Tokyo ZG41、MM808
- 所要時間: 約2時間30分
- 参考価格: 往復約39,000円
- スケジュール: 土曜朝8:55 成田空港発 → 11:30 仁川国際空港着、日曜夜22:35 仁川発 → 翌0:55 羽田空港着
ソウルは、日本から最も近い海外都市の一つで、短時間で行けるため週末旅行にぴったりです。韓国料理、ショッピング、歴史的な観光スポットが充実しており、明洞や東大門市場でのショッピング、景福宮や昌徳宮などの宮殿巡りがおすすめです。韓国のカフェ文化も楽しめるので、リラックスした時間を過ごせます。
今回のプランは深夜便で羽田空港着となるため、NearMe(ニアミー)などの格安深夜送迎を利用する必要があります。また韓国は、釜山や大邱への格安航空便も多いため、より費用を抑えたい場合はこれらの地方都市への渡航を検討してみても良いでしょう。
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2. 台北(台湾)
- フライト名: Tigerair Taiwan IT217、IT216
- 所要時間: 約4時間
- 参考価格: 往復約38,000円
- スケジュール: 土曜早朝5:25 羽田発 → 8:00 桃園国際空港着、月曜早朝0:10 桃園発 → 早朝4:25 羽田着
台北は、美食と文化が融合する都市で、多くの観光客に人気です。夜市でのグルメ体験や、故宮博物院、龍山寺などの観光スポットが豊富です。特に、士林夜市では地元の美味しい料理を堪能できます。また、九份への日帰り旅行もおすすめです。
こちらの旅程は往復どちらも深夜・早朝便となるため、金曜~月曜にかけてしっかり寝れるのは土曜の夜の一晩のみという体力勝負コース!筆者自身何度かこの旅程で弾丸台湾旅行を行ったことがありますが、月曜の出社がめちゃくちゃ辛かったのが記憶に鮮明です。体力温存のためにも、なるべく機内でガッツリ寝るように心がけましょう。
また同旅程はコロナ前は2万円台で利用できていましたが、最近は物価上昇などにより2倍近くの値段となりました。タイミングを計り、なるべく安い日程で航空券を取るようにしましょう。
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3. マニラ(フィリピン)
- フライト名: ZIPAIR ZG95、ジェットスター GK40
- 所要時間: 約5時間
- 参考価格: 往復約37,000円
- スケジュール: 土曜朝8:55 成田発 → 12:40 マニラ着、月曜早朝0:40 マニラ発 → 6:10 成田着
マニラは、活気あふれる都市で、歴史と現代が融合した魅力があります。イントラムロスのスペイン植民地時代の建築や、リサール公園、マニラ湾の夕日などが見どころです。ショッピングモールや地元の市場での買い物も楽しめます。
こちらの旅程は月曜の朝6時台に成田へ到着するスケジュールのため、月曜の出勤がRTAと化してしまう可能性大。筆者自身コロナ前にトライしたことがありますが、当時は成田の入国手続きに今以上に時間が掛かっていたため、結局空港を脱出できたのは7時頃となりました。東京都内までは電車で1時間~1時間半程度の道のりのため、文字通り定時ギリギリのエクストリーム出勤。飛行機が遅延したり少しでも行程をミスると破綻するリスキーな旅行となるため、相応の覚悟をお忘れなく!
ちなみにリゾートで有名なセブも週末旅行で行くことが可能ですが、せっかくリゾートに行くからには弾丸旅行ではなく、しっかりと時間をつくってゆったりと過ごしてくださいね。
4. 香港
- フライト名: Hong Kong Express UO629、UO628
- 所要時間: 約5時間
- 参考価格: 往復約45,000円
- スケジュール: 土曜早朝2:20 羽田発 → 6:00 香港国際空港着、日曜夜20:00 香港発 → 翌1:20 羽田着
香港は、東洋と西洋が融合した独特の都市です。ビクトリア・ピークからの夜景や、スターフェリーの乗船、九龍半島の探索がおすすめです。また、香港ディズニーランドも短い旅行には最適で、エクストリーム日帰り旅行を刊行している旅行者も実際に多数いるほど。グルメでは点心や海鮮料理を楽しむことができます。
ソウル同様、深夜便で羽田空港着となる旅程のため、NearMeなどの格安深夜送迎を利用する必要があります。体力に自信のない方は、早めの時間帯の帰国便を予約することをおすすめします。
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5. ホーチミン(ベトナム)
- フライト名: VietJet Air VJ821、VJ820
- 所要時間: 約6時間
- 参考価格: 往復約38,000円
- スケジュール: 土曜早朝2:00 羽田発 → 6:10 ホーチミン・タンソンニャット国際空港着、日曜16:30 ホーチミン発 → 翌1:00 羽田着
ホーチミンは、エネルギッシュな都市で、フランス植民地時代の建築とモダンな都市文化が融合しています。ベンタイン市場や統一会堂、サイゴン大教会などの観光スポットが豊富です。バイクタクシーでクイック&格安に市内観光を楽しむのもおすすめです。ほぼ丸2日遊べるので、二日目は近年発展中のおしゃれエリア「タオディエン」地区に出掛けたり、メコン川クルーズや地下迷宮探索を楽しめる近隣の都市へ日帰り旅をするのもオススメです!
注意点としては、こちらも帰国時にはNearMeの利用が必要となること。面倒くさければタクシーを利用しても良いのですが、空港からの深夜運賃を考えると結局旅費が高くついてしまう、なんて本末転倒なことにもなりかねないのでご注意を。
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まとめ
今回紹介した5つの旅行先は、週末弾丸旅行に最適なスポットです。短い時間で充実した旅行を楽しむために、ぜひこれらの場所を検討してみてください。どの都市も魅力的で、忘れられない思い出を作ることができるでしょう。
そして最後までお読みいただいた方はもうお気付きかもしれませんが、どの旅程もとにかく体力勝負です!体力に自身がない方や、翌日への影響を最小限にしたい方は、深夜・早朝便を避けるなど、スケジュールをカスタマイズしてオリジナルの旅程を考えてみてくださいね!
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