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チュニス旅行の旅の拠点はここ一択!Hotel Royal Victoria滞在レポート②

前回の記事では、Hotel Royal Victoriaの歴史や外観の魅力についてお伝えしました。今回は、実際の滞在体験をより詳しくレポートします。深夜到着から朝食、そして立地を活かした観光まで、Hotel Royal Victoriaでの滞在がいかに素晴らしいものであったかをお伝えしていきます。

深夜の到着:温かい出迎え

私たちがHotel Royal Victoriaに到着したのは、深夜2時頃でした。深夜便を利用したため、こんな遅い時間になってしまったのです。しかし、ホテルの立地の良さもあり、空港からの移動は非常にスムーズでした。

ホテルに到着した時、正直なところ、こんな遅い時間に迷惑をかけてしまうのではないかと少し心配でした。しかし、その心配は杞憂に終わりました。受付のスタッフは、深夜にもかかわらず、にこやかな笑顔で私たちを迎えてくれたのです。疲れていた私たちにとって、この温かい出迎えは本当にありがたかったです。

チェックインの手続き完了を待っている間、ロビーの内装を見渡します。赤いベルベッドや水色のタイルを基調とした内装が、とてもラグジュアリーな雰囲気。壁にかかったビクトリア女王の肖像が、いささかチープだったのが少しシュールでしたが、愛らしいビクトリア女王の表情になだめられるように、緊張がほぐれていったのを感じました。

部屋:コンパクトながら魅力的なDouble Room

チェックイン後、案内された部屋はDouble Roomでした。実は当初、Suiteを予約したかったのですが、残念ながら既に埋まっていたため、Double Roomを予約していました。せっかくなら豪華絢爛なステイを、とお望みの方はなるべく早めにSuiteを予約しておくと良いかもしれませんね。

こちらがスイートルーム(写真はBooking.comより)

Suiteの圧倒的内装と比べると、Doubleルームの装飾は少し簡素でコンパクト。しかし、二人で利用するには丁度良い広さでした。ベッドも快適で、長旅の疲れを癒せそうだと安心しました(もちろん、南京虫はいませんでした)。

特に印象的だったのは、バスルームです。青いタイルで美しく装飾されており、到着早々チュニジア感を味わうことができました。思わず写真を撮りたくなるような、エキゾチックな雰囲気です。この日は既に夜遅かったので、部屋の詳細な探索は翌日に回し、早々に就寝することにしました。

朝の驚き:バルコニーからの絶景

一晩明け、カーテンを開けてみる

翌朝、カーテンを開けてバルコニーに出た時の感動は、今でも鮮明に覚えています。目の前に広がっていたのは、Victory Squareとフランス門の素晴らしい眺めでした。

朝から既に人々で溢れているVictory Square

この光景を目にした瞬間、「ああ、本当にチュニジアに来たんだ」という実感が湧いてきました。チュニス旧市街と新市街をつなぐこの場所は、地元の人々にとってもランドマークであり、待ち合わせ場所なのだそうです。朝もやの中にたたずむ広場と門を眺めながら、これから始まる冒険への高揚感で胸が膨らみました。

朝食:チュニジアの味覚との出会い

バルコニーでの感動冷めやらぬまま、観光のための支度を済ませるべく朝食会場へ向かいました。朝食はバイキング形式で、主に洋食中心でしたが、チュニジアならではの要素もたっぷりと取り入れられていました。

特に印象に残ったのは、チュニジアの伝統的なお菓子「マクルード」です。これは、デーツを詰めた小麦粉のペーストを揚げたもので、甘さと食感のバランスが絶妙でした。他にも、地元のヨーグルトやフルーツ、そしてもちろん香り高いチュニジアンコーヒーなど、地元の味覚を楽しむことができました。

マクルードも楽しめるデザートコーナー

洋食と地元の料理のバランスが良く取れていたので、連日の朝食でも飽きることなく楽しむことができました。

立地の良さ:観光の拠点として最適

朝食を楽しんだ後は、さっそくメディナ(旧市街)の散策に出かけました。ここで、Hotel Royal Victoriaの立地の良さを本当に実感することになります。

とにかく人が多いチュニスメディナ

メディナは確かに魅力的ですが、人混みや現地の人々からの声掛けなどで、思いのほか精神的に疲れるものでした。そんな時、Hotel Royal Victoriaの存在が本当にありがたかったのです。喧騒から少し離れてホッとしたい時、さっとホテルに戻って一息つけるのは非常に貴重でした。

また、ホテルで過ごす時間も決して無駄にはなりませんでした。バルコニーから広場を眺めながら、メディナで買ったお茶やお菓子を楽しむ。これもまた、チュニスならではの素敵な時間の過ごし方。観光と休憩のバランスを取りながら、充実した滞在を楽しむことができたのは、まさにこのホテルの立地のおかげだと感じています。

ホテルスタッフの対応:心温まるサービス

滞在中、常に感じていたのは、ホテルスタッフの方々の心温まる対応です。深夜の到着時から、チェックアウトの時まで、常に笑顔で接してくれました。宿泊客唯一の東洋人だったということもあってか、私たちの顔をすぐに覚えてくれて、ホテルに戻る度にご機嫌いかが?と声をかけてくれるようになりました。

観光の相談をした時も、地元ならではのおすすめスポットを教えてくれたり、安全に関するアドバイスをくれたりと、非常に親身になって対応してくれました。特に、Sidi Bou Saidまで電車旅をしようと思っている、と話をしたところ、今電車が故障中だからタクシーで言った方が良いよ、と親身に教えてくれたのは非常に助かりました。

まとめ

Hotel Royal Victoriaでの滞在は、チュニス旅行の思い出の中でも特別な位置を占めています。歴史ある建物で過ごす贅沢な時間、心のこもったサービス、そして何より絶好のロケーション。これらすべてが、私たちのチュニス旅行をより特別なものにしてくれました。チュニスの魅力を存分に味わいたい旅行者にとって、このホテルは理想的な滞在先と言えるでしょう。

バルコニーから眺める朝のVictory Square、メディナでの冒険の合間に楽しむホテルでのティータイム、そして夜になっても賑わう広場の様子。これらの体験は、Hotel Royal Victoriaだからこそ味わえるものでした。チュニスを訪れる機会があれば、ぜひHotel Royal Victoriaでの滞在を検討してみてください。きっと、チュニスの魅力をより深く、より身近に感じることができるでしょう。

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