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【客室編】イングランド王が住んでいた本物のお城に宿泊してみた!コスパ抜群なのに貴族気分、イギリスお城ステイのすすめ②

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本物のお城に泊まれるThornbury Castleでのステイ。今回は客室内の様子をレポートします。

前回の記事では、イギリスの穴場スポットであるThornbury Castle(ソーンベリー・キャッスル)の概要と魅力をお伝えしました。今回は、このお城での宿泊体験をより具体的にお伝えするため、実際に滞在したCatherine of Aragon Tower Suiteを中心に、まるで中世イングランドにタイムスリップしたかのような体験をレポートします。

前回記事はこちら!

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Thornbury Castleの客室概要

Thornbury Castleには、内装やコンセプトが少しずつ異なる個性豊かな客室があります。それぞれの部屋が独自の歴史と魅力を持ち、中世の雰囲気を残しつつ現代の快適さを兼ね備えています。客室タイプは以下の通りです:

  • Deluxe Bedchambers
  • Superior Deluxe Bedchambers 
  • Castle Suites
  • Henry VII Suite
  • Jane Saymour Suite
  • Henry VIII Suite
  • Catherine of Aragon Tower Suite

今回は、これらの中でも特に贅沢な体験ができる、Catherine of Aragon Tower Suiteでの滞在をご紹介します。

時代を遡る階段の旅

塔の4Fを目指し、螺旋階段を上がっていきます。

ヘンリー8世の最初の妻であるキャサリン・オブ・アラゴンの名を誇らしげに冠したCatherine of Aragon Tower Suiteは、その名の通り城の塔の最上階に位置する最上級グレードの部屋です。受付でチェックインを済ませ、いよいよ部屋へと向かう瞬間、胸の高鳴りを抑えることができませんでした。

ありのままの城なので、もちろんエレベーターはありません!

石造りの壁に囲まれた狭い螺旋階段を、一歩一歩上っていきます。階段を4階分上る必要があるため、大きなスーツケースは車のトランクに置いたまま、必要最小限の荷物だけを持って向かいました。螺旋階段を上るたびに、まるで中世の時代にタイムスリップしていくような感覚に陥ります。息を切らしながらも、かつての王族たちも同じようにこの階段を上り下りしていたのかと想像を巡らせ、歴史の重みを肌で感じました。

そしていよいよ最上スイートルームへ

部屋に一歩足を踏み入れて:王族の寝室へようこそ

広々&豪華な客室!

最上階に到着し、重厚な木製のドアを開けた瞬間、思わず息を呑みました。目の前に広がるのは、まさに当時の王家が使っていたかのような豪華絢爛な空間です。

部屋に一歩足を踏み入れると、そこはもはや現代のホテルの一室ではなく、16世紀の王家の寝室そのものでした。広々とした客室の中央には、イギリス最大と言われる巨大なベッドが鎮座しています。10フィート(約3メートル)幅のこの巨大ベッドは、豪華なベルベットの天蓋に覆われ、まるで絵本から抜け出してきたかのような佇まい。ベッドに腰掛けると、その柔らかさと贅沢さに思わずため息が漏れます。

頑張れば4人くらい並んで寝れるかも?巨大ベッド

部屋の大きな窓から外を眺めると、そこには息を呑むような絶景が広がっていました。緑豊かな庭、遠くに広がる丘陵地帯が一望でき、まるで風景画を眺めているかのような錯覚に陥ります。この眺めを楽しみながら、かつての王族たちも同じ景色を眺めていたのかと思うと、歴史の一部になったような感覚に包まれました。

可愛い窓もついており、何となくディズニープリンセス気分?になるお部屋

部屋の隅々まで目を凝らすと、綺麗な絹とベルベットで装飾されたチェアやオットマンなど、中世の雰囲気を醸し出す家具が配置されています。壁には大きなアンティークの絵画が飾られており、これはこれはキャサリンさんこんにちは。と思いきや、よく見るとそれはエリザベス1世肖像画でした。実はこの部屋に実際にキャサリン・オブ・アラゴンが住んでいたわけではない、というのがお茶目なツッコミポイントですが、彼女の時代の雰囲気を見事に再現しています。

余談:王様たちは実際に部屋に住んでいたの?

ちなみに余談ですが、各部屋につけられた当時の王家の面々の名前。実際に彼らがその部屋に住んでいたのかというと、どうやら違うようです。コンシェルジュさんに聞いてみたところ、実際に当時ヘンリー8世アン・ブーリンが利用したHenry VIII Suiteを除き、他の部屋についてはただ城とかかわりの深い人物の名前がつけられただけ、とのことでした。

Henry VIII Suiteも見学させていただきました。こちらはCatherine of Aragon Tower Suiteの一つ下の階にあります。

他にも部屋に名前の付いていないゆかりの人物として、城を建てた本人である公爵Edward Staffordが住んでいたことがあったり、日本でも有名なメアリー女王が滞在したこともあるとのこと。ちなみに、それにもかかわらず「Mary Suite」という部屋が無い理由としては、「メアリーの名は縁起が悪いから(Bloody Maryにちなむ)」このことでした。

贅沢なバスタイム:教会を望む猫足バスタブ

バスルームに足を踏み入れると、そこにはまた新たな驚きが待っていました。広々としたユニットバスの中央には、St Mary教会を目上に望む猫足バスタブが鎮座しています。このバスタブに浸かりながら窓の外の景色を眺めていると、まるで自分が貴族になったかのような錯覚に陥ります。

絵本とかで良く見る猫足バスタブ!

シャワーコーナーとバスタブが完全に分離されているのも印象的でした。バスタブはあくまで入浴を楽しむためのものという位置付けになっているのは、イギリスならではの贅沢な設えかもしれません。温かいお湯に浸かりながら、旅の疲れを存分に癒しました。

心遣いが嬉しいアメニティ

アメニティはモルトンブラウンで統一

ところで、バスルームを利用した際に感動したもう一つのことが、アメニティの充実っぷり。なんと、シャワージェルやシャンプー、コンディショナーやハンドソープ、トナーなどのリキッドアイテムから、ソーイングキットまで、全てMolton Brown製!これには流石イギリス、と思わず歓喜してしまいました。

こういう壁付タイプのジェルまでモルトンブラウンなのは珍しい

また部屋に戻ると、アンティーク調の可愛らしいデスクの上に、ウェルカムドリンクとしてスロージンが用意されていました。イギリス発祥のこのリキュールは、スローベリーのた甘くフルーティーな味わいが特徴のお酒で、中々国外ではお目に掛かれないローカルアイテム。疲れを癒すのにぴったりの心遣いに、思わずほっこりとした気分になりました。スロージンについての詳しい紹介は、また別の記事でお伝えする予定です。

一口頂いたSloe Gin。甘みが効いていてついついおかわりしたくなります。

滞在を振り返って:中世と現代が交差する特別な体験

部屋からの夕焼けは見逃せません!

Catherine of Aragon Tower Suiteでの滞在は、まさに中世イングランドへのタイムトラベルとも言える体験でした。豪華な調度品に囲まれ、窓外に広がる昔ながらの風景を眺めていると、自分が本当に16世紀の王族になったかのような錯覚に陥ります。同時に、Wi-FiやフラットスクリーンTV、モダンなバスルームなど、現代の快適さも兼ね備えているのがThornbury Castleの魅力です。歴史的な雰囲気を存分に楽しみながら、現代の便利さも享受できる、まさに「いいとこ取り」の滞在と言えるでしょう。

足腰の弱い方にとっては螺旋階段の上り下りは少し大変かもしれませんが、それも含めて「お城に泊まる」という特別な体験の一部だと考えれば、むしろ楽しめるはずです。階段を上りきった先に待っている贅沢な空間と絶景は、その労力に十分に値するものでした。

Thornbury Castleでの滞在は、単なるホテル宿泊ではなく、歴史を肌で感じ、王族の気分を味わえる特別な体験となりました。中世の城での宿泊という夢のような時間を、ぜひ皆さんも満喫してみてください。

次回の記事では、Thornbury Castleの館内や絶品料理について詳しくご紹介する予定です。お楽しみに!

暗くなった客室内もまたシック。次回記事もお楽しみに!

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